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「探偵の探偵2」あらすじ・ネタバレ
2015.05.31 (Sun)
簡単なあらすじ
1) 紗崎玲奈は、悪徳探偵・堤暢男から辿り、変質者・檜池泰弘の自宅に向かい、監禁されていた女性を解放する。檜池は、他の悪徳探偵にもターゲットの身元調査を依頼しており、その中に、妹・咲良の情報をストーカーに教えた悪徳探偵・死神がいることを発見する。
2) さらに、堤はDV夫に妻の居所を探るように依頼されており、その夫が、野放図なる半グレ集団に、DVシェルターから誘拐してくるよう依頼していたと判明する。野放図は、死神とつながっていると考え、玲奈は野放図を調査する。
3) 野放図の調査の中で、玲奈は拘束されてしまうが、警視庁捜査一課強行係・窪塚悠馬に救助される。窪塚とともに、野放図に囚われたDV被害者たちを救おうとするが、その中で窪塚は刺殺されてしまう。
4) 野放図の構成員から、玲奈は澤柳菜々という人物こそが死神の正体であるという情報を掴み、調査を開始するのだった。
起:玲奈の活動
紗崎玲奈は、警察に危険人物として追われながらも、みずからは悪徳探偵を追う日々を送り、今回、堤暢男という悪徳探偵について探っていた。堤は、変質者やストーカーなどの依頼人に、ターゲットの居場所や情報を渡していた。
堤の依頼人の1人に、変質者である檜池泰弘という男の居場所情報を得る。檜池は現在、木梶愛莉を誘拐・監禁していた。檜池の自宅へ木梶を救いに行くと、玲奈は妹・咲良の居場所をストーカーに教えた悪徳探偵「死神」の筆跡に似た報告書を見つける。
琴葉は、前作で大腿部を刺される重傷を負うが、退院していた。「玲奈は一度も見舞いに来なかった」と彩音から聞かされたが、実は、玲奈は何度も謝罪に来ており、姉夫婦にリンチされていたと知る。事実を知った琴葉は、彩音のもとを飛び出し、玲奈のいる寮へ駆け戻る。琴葉は、スマ・リサーチに復帰したのだった。
承:シェルターからの入所者消失
DV被害者たちが一時的に身を隠すDVシェルターから、11人の入所者が消えてしまうという事件が起こった。24時間体制の警備員が常駐し、食事の運搬車なども、人が隠れたりできぬよう、重さが表示されているなど、厳格な管理の下で守られているはずだったが、11人の女性がバンに乗り込み、消え失せてしまった。
DV被害者の夫の1人が、堤に妻の居場所を探すよう依頼していた。その男の名前は升瀬淳史という名前であり、玲奈は升瀬の身辺を調査しだした。升瀬が、死神にも依頼をしている可能性があると睨んだのだった。
升瀬の調査の中で、今回のシェルターからのDV被害者誘拐事件に、半グレ集団「野放図」が関わっていると判明する。野放図およびDV夫たちが集まった集会場に、玲奈は潜入した。だが、そこで玲奈は捕まってしまい、拘束されてしまう。升瀬たちに暴行されそうになるが、警視庁捜査一課強行係・窪塚悠馬に救助される。集会場に位置情報を知らせるグーグルアカウントとパスワードを玲奈が置いておいたため、窪塚が辿ってやってくることができたのだった。
服を失った玲奈のため、窪塚は彼女を自宅へ招く。窪塚は妻を病で亡くしており、母と娘と3人で暮らしていた。玲奈は、窪塚の娘・柚希と出会い、懐かれる。そして、柚希に「授業参観を観に来て欲しい」と言われ、玲奈は了承する。
「探偵の探偵」あらすじ・ネタバレ
2015.05.31 (Sun)
簡単なあらすじ
1) 紗崎玲奈は、高校時代に妹・咲良をストーカー・岡尾芯也に殺害されてしまい、身を潜めていた妹の居場所を調査して知らせてしまったという悪徳探偵に復讐を考える。
2) 玲奈は、中堅調査会社スマ・リサーチ社が併設する探偵養成所スマPIスクールに入学し、スマ・リサーチ社長の須磨康臣のもと、「探偵の全て」を習得する。
3) 「対探偵課」の探偵として玲奈は、阿比留綜合探偵社の阿比留佳則に罠に嵌められ、命の危機を迎える。阿比留は、探偵の不正を暴く玲奈の存在が邪魔であったのだ。
4) 阿比留は、日銀総裁の孫娘誘拐事件を自作自演で解決しようとする。だが、その計画を知った玲奈は、阿比留の企みを失敗に終わらせ、 阿比留は逮捕された。
起:紗崎玲奈の決意
紗崎玲奈は、高校時代に妹・咲良をストーカー・岡尾芯也に殺害されてしまう。ストーカー被害を受けていたことで、咲良は親戚の家に身を移したのだが、岡尾は、悪徳探偵事務所に依頼し、居場所を知っていたのだった。
咲良は乱暴された上に、焼却炉に放り込まれて死亡した。また、岡尾と見られる遺体も、その炉から発見され、DNA鑑定の結果、2人であると確認された。玲奈は、明らかに問題のある身元調査を引き受けた悪徳探偵に怒りを覚え、そうした探偵たちを摘発し、一掃することを考える。
中堅調査会社スマ・リサーチ社が併設する探偵養成所スマPIスクールに、玲奈は入学する。その風貌や幼い彼女が入学してきたことを不思議に思ったスマ・リサーチ社長の須磨康臣は、玲奈の背景を調査し、辞めるように勧める。だが、玲奈は断固としてその提案を拒否した。
復讐のため、玲奈が犯罪に手を染めてしまいかねないと考えた須磨は、彼女の望むように「探偵の全て」を教えた。そして、自らの事務所に雇い、新設した「対探偵課」の探偵として玲奈は働き始めた。
承:「対探偵課」発足
玲奈が「対探偵課」の探偵として活動を開始して1年が経ったある日、ハローワークで職探しをしていた峰森琴葉が入社してくる。琴葉は、玲奈の後輩で、対探偵課のスタッフとして付けられるが、玲奈は一緒に行動することを拒否する。
ある日、「妻から夫の浮気調査を依頼されてたという探偵が、不倫の証拠を渡されたくなかったら400万円を払えと脅してきた」という相談を受け、玲奈は対探偵課として調査を引き受ける。
琴葉が強引に付いてくる中、玲奈は悪徳探偵を追跡している途中、逆におびき寄せられ、琴葉とともに殺されそうになる。相談自体が、悪徳探偵の罠だったのだ。傷つきながらも逆に返り討ちにし、さらに、背後に今回の罠が阿比留綜合探偵社の阿比留佳則によるものであると判明する。
阿比留綜合探偵社は、警視庁からの依頼も受けるほど信頼が厚い存在となっていた。ところが、阿比留は権力との癒着や嘘に塗れた存在であり、「対探偵課」を標榜する玲奈が邪魔な存在となっていたのだった。そのため、玲奈を消すように依頼したのだった。
阿比留は、極秘裏に前副総監の内縁の妻と実子の間で争われる相続問題の調査を依頼された。華麗な推理で解決したかに見えたが、実は、実子に頼まれて偽の遺言書を作成し、実子に有利なようにでっち上げただけであった。
玲奈は、証拠品の写真に写った5千円札が、撮られたとされる日付より先に発行されたものであると見破り、阿比留の推理がデタラメであると指摘する。阿比留は、警察からの信頼に傷を作る結果となった。