「REC レック」のネタバレ
2010.06.05 (Sat)
ローカルテレビ局のレポーター・アンヘラ(マニュエラ・ヴェラスコ)は、ドキュメンタリー番組「眠らぬ街」の取材を行っていた。夜の消防士達の密着取材を行い、消防署で、食堂での食事のシーン、受付、そして消防士達のインタビューを行った。
深夜、消防士たちとバスケットボールをしていると、突然ベルが響くアンヘラとカメラマンのパブロは許可を得て、消防士・マヌーとアレックス達と一緒に出動した。
通報のあったアパートに到着するとエントランスではアパートの住人がおびえていた。住人の老婆が発狂しアパートの一室に籠城しているという。消防士、駆けつけた警察に続いてアンヘラとパブロがそのアパートの一室に向かう。消防士がドアをこじ開け、中に入る。
そこには血だらけになった老婆が立っていた。警察が救助しようとゆっくりと老婆に近づく。老婆の表情が豹変し、警官の首にかみついた。驚いた仲間の警官や消防士が老婆を引きはがし、警官をエントランスまで運ぶ。驚く光景はすべてパブロのカメラが撮影していた。
警官の首からは夥しい血液が噴き出す。すぐに病院に連れて行かないと命が危ない。彼らが怪我をした警官を外に連れ出そうとするが、出口のドアは開かない。外からは建物は封鎖したという声が拡声器をとおして伝えられた。「外へ出ようとせず、中にいる警官の指示に従うように」そう拡声器の声が響く。
何が起きたのかわからない全員。不安な彼らの目の前に、何かがエントランスに落ちてきた。それは消防士・アレックスの姿だった。
パニックとなった住人達をなだめ、警官とマヌー、そしてアンヘラ達が2階の老婆の部屋へと向かう。恐る恐る中に入る一行だが、中には誰もいない。部屋から出ようとするその時、玄関から老婆が駆け込んできた。そして警官を襲いかかろうとした。警告を無視してさらに駆け寄るその老婆に警官は発砲した。正当防衛だと自分に言い聞かせる警官。エントランスに戻った一行は、裏口から出ようと試みるが、やはり外から封鎖されており出ることはできなかった。
不安に駆られるが何もできない彼らの前に、防護服を着た男が入ってくる。住人の研修医が負傷した警官とアレックスを看ている部屋に、彼は入っていった。パブロが天窓の隙間から中の様子をうかがい、防護服を着た男は負傷した警官とアレックスを手錠でつなぎ、なにやら注射をしようとしていた。
その時、重傷で意識もない彼らが突然起き上がり、襲いかかってくる。防護服の男は逃げることに成功したが研修医は奴らに襲われてしまう。一方エントランスでは住人達が言い争っていた。住人の日本人が生で魚を食べているからだとか、扁桃腺の腫れている少女にも怒りの矛先は向けられる。
防護服の男が十人達の集まっているエントランスに戻ると、住人達は彼に詰め寄った。渋々彼は事の次第を説明し始めた。昨日ある動物病院に収容された犬が突然凶暴になり他の動物を襲いだしたのだという。その犬からは未知の病原菌が発見され、さらに唾液から感染するという。そしてその犬の飼い主の住所を頼りにこのアパートにたどり着いたという。
その犬を飼っていたのは、例の少女。住人達の目線が彼女に注がれる。母親が少女を守ろうと抱いたその瞬間、少女は母親の顔に血を吐き、凶暴な表情へと豹変し、母親の手をすり抜け上の階へと去っていく。
他の住人達は母親に手錠をかけて階段の手すりにつないだ。「助けて」と叫ぶ母親をよそに、警官やマヌー、アンヘラ達は少女を追って階段を上がっていく。気がつくとさっきの老婆の部屋だった。しかしそこには老婆の死体はなく、静かにたたずむ少女の姿があるだけだった。
老婆のことが気になる一行だが、まずは少女に鎮静剤を打とうと静かに近づく。その瞬間、少女の表情が変わり警官を襲い出した。
そんな最中、住人の1人が下水道に通じる通路があることを思いつく。その鍵は3階にあるという。やっとの思いでその部屋にたどり着いたマヌー、アンヘラそしてパブロ。引き出しから鍵を見つけ、下水道へと向かおうとしたが、玄関で奴らを見張っていたマヌーまでもが感染してしまった。さらに他の住人も感染し、今や非感染者はアンヘラとパブロだけ。しかも階下から奴らが迫ってくる。2人は下水への道をあきらめ階上へと向かう。そこは今は誰もいない部屋だった。
その部屋は、悪魔憑きで今回の感染者のように急に凶暴になった少女の新聞のスクラップ、研究設備、研究の記録など意味不明なものが置かれていた。この部屋に閉じこめられた2人は、屋根裏から逃げることを思いつく。パブロが恐る恐る屋根裏を見ると子供の感染者に殴られてしまう。そのショックでカメラのライトは壊れ、さらに電気を切られてあたりは真っ暗になる。カメラの暗視スコープで辺りを見回すと、おかしくなった彼らの姿があった。不幸中の幸い。奴はこちらに気がついていない。そのまま逃げようとするが、アンヘラは襲われてしまう。
ネタバレ作品一覧
トップページへ「1分で分かるネタバレ」
深夜、消防士たちとバスケットボールをしていると、突然ベルが響くアンヘラとカメラマンのパブロは許可を得て、消防士・マヌーとアレックス達と一緒に出動した。
通報のあったアパートに到着するとエントランスではアパートの住人がおびえていた。住人の老婆が発狂しアパートの一室に籠城しているという。消防士、駆けつけた警察に続いてアンヘラとパブロがそのアパートの一室に向かう。消防士がドアをこじ開け、中に入る。
そこには血だらけになった老婆が立っていた。警察が救助しようとゆっくりと老婆に近づく。老婆の表情が豹変し、警官の首にかみついた。驚いた仲間の警官や消防士が老婆を引きはがし、警官をエントランスまで運ぶ。驚く光景はすべてパブロのカメラが撮影していた。
警官の首からは夥しい血液が噴き出す。すぐに病院に連れて行かないと命が危ない。彼らが怪我をした警官を外に連れ出そうとするが、出口のドアは開かない。外からは建物は封鎖したという声が拡声器をとおして伝えられた。「外へ出ようとせず、中にいる警官の指示に従うように」そう拡声器の声が響く。
何が起きたのかわからない全員。不安な彼らの目の前に、何かがエントランスに落ちてきた。それは消防士・アレックスの姿だった。
パニックとなった住人達をなだめ、警官とマヌー、そしてアンヘラ達が2階の老婆の部屋へと向かう。恐る恐る中に入る一行だが、中には誰もいない。部屋から出ようとするその時、玄関から老婆が駆け込んできた。そして警官を襲いかかろうとした。警告を無視してさらに駆け寄るその老婆に警官は発砲した。正当防衛だと自分に言い聞かせる警官。エントランスに戻った一行は、裏口から出ようと試みるが、やはり外から封鎖されており出ることはできなかった。
不安に駆られるが何もできない彼らの前に、防護服を着た男が入ってくる。住人の研修医が負傷した警官とアレックスを看ている部屋に、彼は入っていった。パブロが天窓の隙間から中の様子をうかがい、防護服を着た男は負傷した警官とアレックスを手錠でつなぎ、なにやら注射をしようとしていた。
その時、重傷で意識もない彼らが突然起き上がり、襲いかかってくる。防護服の男は逃げることに成功したが研修医は奴らに襲われてしまう。一方エントランスでは住人達が言い争っていた。住人の日本人が生で魚を食べているからだとか、扁桃腺の腫れている少女にも怒りの矛先は向けられる。
防護服の男が十人達の集まっているエントランスに戻ると、住人達は彼に詰め寄った。渋々彼は事の次第を説明し始めた。昨日ある動物病院に収容された犬が突然凶暴になり他の動物を襲いだしたのだという。その犬からは未知の病原菌が発見され、さらに唾液から感染するという。そしてその犬の飼い主の住所を頼りにこのアパートにたどり着いたという。
その犬を飼っていたのは、例の少女。住人達の目線が彼女に注がれる。母親が少女を守ろうと抱いたその瞬間、少女は母親の顔に血を吐き、凶暴な表情へと豹変し、母親の手をすり抜け上の階へと去っていく。
他の住人達は母親に手錠をかけて階段の手すりにつないだ。「助けて」と叫ぶ母親をよそに、警官やマヌー、アンヘラ達は少女を追って階段を上がっていく。気がつくとさっきの老婆の部屋だった。しかしそこには老婆の死体はなく、静かにたたずむ少女の姿があるだけだった。
老婆のことが気になる一行だが、まずは少女に鎮静剤を打とうと静かに近づく。その瞬間、少女の表情が変わり警官を襲い出した。
そんな最中、住人の1人が下水道に通じる通路があることを思いつく。その鍵は3階にあるという。やっとの思いでその部屋にたどり着いたマヌー、アンヘラそしてパブロ。引き出しから鍵を見つけ、下水道へと向かおうとしたが、玄関で奴らを見張っていたマヌーまでもが感染してしまった。さらに他の住人も感染し、今や非感染者はアンヘラとパブロだけ。しかも階下から奴らが迫ってくる。2人は下水への道をあきらめ階上へと向かう。そこは今は誰もいない部屋だった。
その部屋は、悪魔憑きで今回の感染者のように急に凶暴になった少女の新聞のスクラップ、研究設備、研究の記録など意味不明なものが置かれていた。この部屋に閉じこめられた2人は、屋根裏から逃げることを思いつく。パブロが恐る恐る屋根裏を見ると子供の感染者に殴られてしまう。そのショックでカメラのライトは壊れ、さらに電気を切られてあたりは真っ暗になる。カメラの暗視スコープで辺りを見回すと、おかしくなった彼らの姿があった。不幸中の幸い。奴はこちらに気がついていない。そのまま逃げようとするが、アンヘラは襲われてしまう。
ネタバレ作品一覧
トップページへ「1分で分かるネタバレ」
| トップページへ |