「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」のネタバレ
2010.06.06 (Sun)
強大なペルシャ帝国のシャラマン王第3王子であるダスタン(ジェイク・ギレンホール)は、貧民街の出身。ある日、友人を助けようと勇敢にも行動する姿をシャラマン王に見いだされ、養子とされる。
その勇猛果敢な性格がある一方で、自由奔放すぎるのが欠点だった。だが、ダスタンの勇気、英知、そして類いまれな身体能力は、王子の名にふさわしい彼の非凡さを証明していた。
ダスタンの運命を変えたのは、ペルシャ軍による聖地アラムトへの攻撃だった。「敵国へ武器を提供している」という未確認情報を元に、シャラマン王の腹心の弟ニザム(ベン・キングズレー)と3人の王子はアラムトを制圧した。
だが、王は聖地に対する弟と息子たちの暴挙に激怒し、武器供与の証拠を示すよう息子たちに迫る。その夜、シャラマン王は酒宴の席で毒殺され、その疑いは無実のダスタンにかけられる。ダスタンはアラムトの王女タミーナ(ジェマ・アータートン)の助けにより追っ手を逃れ、王暗殺の汚名をそそぐため、真犯人を追求しようとする。
だが、タミナの目的は、ダスタンが戦利品としてアラムトで手に入れた、不思議な短剣にあった。その不思議な短剣(ダガー)は、時間の砂が入れられていた。時間の砂を使えば、時を戻し、過去を変え、世界をも支配しうる強大な力を手にすることができる。
当初、王位についたタス王子(リチャード・コイル)が、王を暗殺したと考えていたダスタンだったが、王の葬儀に紛れて、叔父・ニザムに相談するために会ったが、殺害されてしまいそうになる。何とか難を逃れたダスタン。ニザムの手の火傷もあり、「毒殺を企てたのはニザム」と確信した。
ニザムは、時間の砂で幼き日に戻ることが目的だった。シャラマン王と一緒に狩りに行った際、ライオンに襲われたニザムはシャラマン王を助けた。その時に戻り、見殺しにすることで、自分が王位につけるのではないか、と考えたのだった。ニザムは、自身の企てを邪魔立てするダスタンに向けて、暗殺部隊を送る。
一方、ダスタンは王女タミーナに「短剣を時間の砂の入った硝子容器に突き立てると、無限に時間を遡ることができる。だけど、硝子が砕け、中の砂が砂嵐となって全世界を襲ってしまう。そうなれば、世界は砂だけの荒れ地と化してしまう」と告げられ、「短剣をニザムたちに奪われないよう、寺院に封印しよう」と考える。
寺院に到着すると、そこには僧侶たちの死体が転がっていた。すでに、暗殺部隊によって、そこは襲撃された後だった。短剣を奪われてしまい、再びアラムトへと向かうダスタンたち。タス王子に会い、誤解を解くことに成功したが、ニザムによりタスは殺害されてしまう。
地下道を通り、砂を世界に放つことを止めさせようとするが、ニザムによって硝子容器に短剣が突き立てられてしまう。時間が遡っていく中、ダスタンは短剣を引き抜く。すると、ダスタンはアラムト襲撃に成功し、城を制圧した日に戻る。
「スパイなどいなかった。武器供与など行われていなかったのだ。これは、ニザムが短剣を手に入れるために企てたウソだ」とタスに詰め寄るダスタン。一方で、ニザムはダスタンが嘘を吐いていると主張する。判断しかねたタスは、スパイに問いただすことに決める。
自分の企てを白日の下にされてしまったニザムは、口を封じようとダスタンに斬りかかるが、返り討ちにされてしまう。結果、再度襲いかかろうとしたところをタスに切り捨てられる。
タスは、王女タミーナに「武器供与などなかったのに、襲撃してしまった。申し訳ない」と非礼を詫び、友好関係を築くためにダスタンとの婚姻を結んではどうか、と提案する。ダスタンは短剣を王女に返し、王女タミーナと結ばれた。
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その勇猛果敢な性格がある一方で、自由奔放すぎるのが欠点だった。だが、ダスタンの勇気、英知、そして類いまれな身体能力は、王子の名にふさわしい彼の非凡さを証明していた。
ダスタンの運命を変えたのは、ペルシャ軍による聖地アラムトへの攻撃だった。「敵国へ武器を提供している」という未確認情報を元に、シャラマン王の腹心の弟ニザム(ベン・キングズレー)と3人の王子はアラムトを制圧した。
だが、王は聖地に対する弟と息子たちの暴挙に激怒し、武器供与の証拠を示すよう息子たちに迫る。その夜、シャラマン王は酒宴の席で毒殺され、その疑いは無実のダスタンにかけられる。ダスタンはアラムトの王女タミーナ(ジェマ・アータートン)の助けにより追っ手を逃れ、王暗殺の汚名をそそぐため、真犯人を追求しようとする。
だが、タミナの目的は、ダスタンが戦利品としてアラムトで手に入れた、不思議な短剣にあった。その不思議な短剣(ダガー)は、時間の砂が入れられていた。時間の砂を使えば、時を戻し、過去を変え、世界をも支配しうる強大な力を手にすることができる。
当初、王位についたタス王子(リチャード・コイル)が、王を暗殺したと考えていたダスタンだったが、王の葬儀に紛れて、叔父・ニザムに相談するために会ったが、殺害されてしまいそうになる。何とか難を逃れたダスタン。ニザムの手の火傷もあり、「毒殺を企てたのはニザム」と確信した。
ニザムは、時間の砂で幼き日に戻ることが目的だった。シャラマン王と一緒に狩りに行った際、ライオンに襲われたニザムはシャラマン王を助けた。その時に戻り、見殺しにすることで、自分が王位につけるのではないか、と考えたのだった。ニザムは、自身の企てを邪魔立てするダスタンに向けて、暗殺部隊を送る。
一方、ダスタンは王女タミーナに「短剣を時間の砂の入った硝子容器に突き立てると、無限に時間を遡ることができる。だけど、硝子が砕け、中の砂が砂嵐となって全世界を襲ってしまう。そうなれば、世界は砂だけの荒れ地と化してしまう」と告げられ、「短剣をニザムたちに奪われないよう、寺院に封印しよう」と考える。
寺院に到着すると、そこには僧侶たちの死体が転がっていた。すでに、暗殺部隊によって、そこは襲撃された後だった。短剣を奪われてしまい、再びアラムトへと向かうダスタンたち。タス王子に会い、誤解を解くことに成功したが、ニザムによりタスは殺害されてしまう。
地下道を通り、砂を世界に放つことを止めさせようとするが、ニザムによって硝子容器に短剣が突き立てられてしまう。時間が遡っていく中、ダスタンは短剣を引き抜く。すると、ダスタンはアラムト襲撃に成功し、城を制圧した日に戻る。
「スパイなどいなかった。武器供与など行われていなかったのだ。これは、ニザムが短剣を手に入れるために企てたウソだ」とタスに詰め寄るダスタン。一方で、ニザムはダスタンが嘘を吐いていると主張する。判断しかねたタスは、スパイに問いただすことに決める。
自分の企てを白日の下にされてしまったニザムは、口を封じようとダスタンに斬りかかるが、返り討ちにされてしまう。結果、再度襲いかかろうとしたところをタスに切り捨てられる。
タスは、王女タミーナに「武器供与などなかったのに、襲撃してしまった。申し訳ない」と非礼を詫び、友好関係を築くためにダスタンとの婚姻を結んではどうか、と提案する。ダスタンは短剣を王女に返し、王女タミーナと結ばれた。
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