「SAW 5(ソウ 5)」のネタバレ・あらすじ
2010.09.25 (Sat)
暗い密室で体を2枚のコンクリート板に固定された男・セスが、小さな箱型の装置に両手を通している。すると、部屋の片隅にあるテレビのスイッチが入る。画面に映し出された人形がゲームの開始を告げる。
セスは、殺人罪で終身刑となるべきが5年で出所したところだった。「60秒以内に両手を万力で潰すか、天井からぶら下がった巨大な刃の付いた振り子によって自身の命を失うか」といわれ、セスは言われた通りに時間内に手を万力で潰した。ところが振り子式の刃は止まる事はなく彼の身体を切り裂いていった。
倉庫の中に作られた病室の手術台の上には、ジグソウ(トビン・ベル)の遺体が置かれていた。遺体は喉が切られ、手にはテープを持っている。FBI捜査官ストラム(スコット・パターソン)は銃を手に、一歩踏み出す。すると突然入口のドアが閉まり、照明が消える。ストラムは暗闇の中、病室に隠し扉があるのを見つける。その中には、小さなテープレコーダーが吊るされていた。再生すると、ストラムを挑発するジグソウからのメッセージが入っていた。
「これ以上先に進むな。この部屋が避難所になるか墓場となるか君次第だ」とジグソウは忠告する。それを無視し先に進むストラムは、何者かに襲われた。目覚めると頭部にガラスBOX。水がそこへ容赦なく注入されていき呼吸が出来ないストラムはもがき抵抗するが、ガラスBOXはビクともせず、意を決してポケットからペンを取り出し自らの気管支に突き刺し呼吸を確保した。
ギデオン工場にようやく警察が駆けつけた。ホフマンは「誰も助けられなかった」と話すが、ストラムは生きていた。救急隊員が瀕死のストラムを運ぶ姿を、ホフマンは「何故死ななかったのか」と見ていた。
ジグソウの元妻ジル・タック(ベッツィ・ラッセル)は弁護士に呼び出され、法律事務所を訪れる。弁護士はジルに、ジグソウの遺言のビデオテープと、遺品の入った木箱を渡す。ビデオを見たジルは、無意識のうちに首にかけた鍵で木箱を開ける。ジルは中を覗き、驚愕する。
警察署では、ジグソウによる連続殺人事件が終わったことを告げる記者会見が開かれていた。ホフマン刑事(コスタス・マンディラー)は解決に尽力したとして、警察署長から紹介される。ホフマンが自分のオフィスに戻ると、デスクの上に自分宛の封筒があるのを見つける。
中には、「お前の正体を知っている」と書かれていた。九死に一生を得てなんとか助かったストラムは、無傷でゲームから生還したホフマンがジグソウの後継者ではないかと疑い始める。
しかし満身創痍で入院中の上、捜査から外れて休養するよう上司から命じられていた。密室のコンクリートの床の上で、アシュレイ、ルーバ、ブリット、チャールズ、マリックが目覚める。壁にはV字型の大きな刃がセットされ、5人につけられた首輪はケーブルでその刃に繋がれていた。そして、新しいゲームの始まりが告げられる。
防火調査員アシュレイ、都市計画化所属ルーバ、放火犯マリック、ゴシップ記者チャールズ、不動産会社勤務ブリッドの5人であった。次々と課されたゲームで、彼らは殺害されていく。
一方、ストラムは夜遅くに再びFBI捜査資料室へ戻り、ジグソウキラーのファイルを広げ順を追って考えていった。そして、ホフマンとジグソウの接点を考えていた。
その接点は、過去に遡る。ホフマンはアパートへ戻った際に何者かに襲われ気を失ってしまった。気が付くと両手足を縛られ喉元目掛けてショットガンの銃口が向いている。そして目の前にはジグソウ(ジョン)がいた。
ジグソウは「他人の仕事に私の名を使われるのは不愉快だ」という。「チャンスは誰にでも必要だ。殺しは不快極まる」と叫ぶ。ホフマンは、ジグソウ事件を模倣し、ホフマンの妹を殺害したセス(冒頭の男)を殺害し、復讐したのだった。「私はジグソウと呼ばれる男だ。君の任務は私の逮捕だ」と伝える。ジョンは「道を選べ」と語った。
ストラムは被験者・ポールの現場写真を眺め、次の行動を始める。自室で業務を行っていたエリクソンはふとストラムの姿を通路に見付け、なおも捜査を続けるストラムを不審に感じ、支局電話交換から伝言のあったホフマンに連絡を取った。ホフマンはストラムと至急連絡を取りたいと残し電話を切った。
次のシーンでは、ポールの事件に時間は遡る。ポールは車内で大量の酒を浴びている所を豚マスクのジョンとホフマンに襲撃後拉致され、「ゲーム」の被験者となり命を落とす。「殺人と更正の違いを知れ」ホフマンに覗き穴からポールゲームの一部始終を見るよう指示するジョンは、ジグソウ事件を追うタップ刑事の存在を知っており、自らの担当医師・ローレンス・ゴードンに近付けるように仕向けた。
8人を監禁したゲームでも、ホフマンはジョンの手伝いを行っていた。「あらゆる可能性を読みゲームを展開させるだけ」ジョンによればゲーム進行に偶然の入る余地はない、と語った。こうした事件の洗い直しの中で、ストラムは「ホフマンがジグソウの後継者。一人だけ生き残り、あたかも英雄になるという計画だったのか」と思い至る。
今回の5人のゲームでは、醜い裏切りが繰り返されていた。そして不動産会社勤務のブリッドと放火犯のマリックだけだった。最後の部屋のトラップは「15分以内に固定されたビーカーの中へ血液を5リットル溜めなければドアが開かない」というものだったのだ。ブリッドは第一の部屋で拾っておいた5人分のキーをドアに差し込んで開錠しようと試みた際、5つの首輪のキーは全て同型だった事実を知る。ここでようやく彼女が気付いたこの4つのゲームの真相は、5人全員が協力し合えば全てのトラップをクリアできたのだ、と知る。2人は電動ノコギリ装置の中に腕を挿入し、2人が共に助かる確率のある道を選んだ。
ホフマンの策略を知ったストラムは、その足でホフマンの後を着ける。そして、ある廃墟に辿り着いたストラム。ストラムは地下へと続く通路を発見し先へ進むと、そこには等身大のガラスのボックスが配置されていた。中には、テープレコーダーが入っていた。
エリクソンはジグソウのアジトに潜入し、そこでつい先程5人ゲームを終えたばかりの瀕死のブリッドと遭遇する。彼女の救助を要請後、(ホフマンに誤認させられた)ストラムの携帯ナンバーに発信すると、ジグソウのアジトである目前の卓上に置かれた電話が鳴る。エリクソンは、ストラムがジグソウ後継者であったと考える。
ストラムはテープレコーダーを再生させる。「またしても君は捜していたものを見付けたと思っている。一度の失敗は誰にでもある。だが二度目の失敗は愚か者。私を信じることを学んだか?」と流れた。再生中、物音に気付いたストラムは、姿を隠しホフマンが現れるのを待った。
ホフマンを襲撃後、彼を用意されたガラスボックスへ投げ入れ、閉じ込めることに成功した。「捕まえた!」と意気揚々と叫ぶストラムであったが、突如ドアがロックされ、不敵な笑みを浮かべる彼に不安を覚え、先程のテープの続きを再生した。
「君は消え去るのだ。私を信じることを学んだか?」不快な機械音と共にホフマンのガラスのボックスは転倒、両側の鉄壁がゆっくりと中心に向かって動き始めた。そこから彼は不敵な笑みを浮かべながら、巨大な鉄壁に押し潰されていくストラムをホフマンは見ていた。
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セスは、殺人罪で終身刑となるべきが5年で出所したところだった。「60秒以内に両手を万力で潰すか、天井からぶら下がった巨大な刃の付いた振り子によって自身の命を失うか」といわれ、セスは言われた通りに時間内に手を万力で潰した。ところが振り子式の刃は止まる事はなく彼の身体を切り裂いていった。
倉庫の中に作られた病室の手術台の上には、ジグソウ(トビン・ベル)の遺体が置かれていた。遺体は喉が切られ、手にはテープを持っている。FBI捜査官ストラム(スコット・パターソン)は銃を手に、一歩踏み出す。すると突然入口のドアが閉まり、照明が消える。ストラムは暗闇の中、病室に隠し扉があるのを見つける。その中には、小さなテープレコーダーが吊るされていた。再生すると、ストラムを挑発するジグソウからのメッセージが入っていた。
「これ以上先に進むな。この部屋が避難所になるか墓場となるか君次第だ」とジグソウは忠告する。それを無視し先に進むストラムは、何者かに襲われた。目覚めると頭部にガラスBOX。水がそこへ容赦なく注入されていき呼吸が出来ないストラムはもがき抵抗するが、ガラスBOXはビクともせず、意を決してポケットからペンを取り出し自らの気管支に突き刺し呼吸を確保した。
ギデオン工場にようやく警察が駆けつけた。ホフマンは「誰も助けられなかった」と話すが、ストラムは生きていた。救急隊員が瀕死のストラムを運ぶ姿を、ホフマンは「何故死ななかったのか」と見ていた。
ジグソウの元妻ジル・タック(ベッツィ・ラッセル)は弁護士に呼び出され、法律事務所を訪れる。弁護士はジルに、ジグソウの遺言のビデオテープと、遺品の入った木箱を渡す。ビデオを見たジルは、無意識のうちに首にかけた鍵で木箱を開ける。ジルは中を覗き、驚愕する。
警察署では、ジグソウによる連続殺人事件が終わったことを告げる記者会見が開かれていた。ホフマン刑事(コスタス・マンディラー)は解決に尽力したとして、警察署長から紹介される。ホフマンが自分のオフィスに戻ると、デスクの上に自分宛の封筒があるのを見つける。
中には、「お前の正体を知っている」と書かれていた。九死に一生を得てなんとか助かったストラムは、無傷でゲームから生還したホフマンがジグソウの後継者ではないかと疑い始める。
しかし満身創痍で入院中の上、捜査から外れて休養するよう上司から命じられていた。密室のコンクリートの床の上で、アシュレイ、ルーバ、ブリット、チャールズ、マリックが目覚める。壁にはV字型の大きな刃がセットされ、5人につけられた首輪はケーブルでその刃に繋がれていた。そして、新しいゲームの始まりが告げられる。
防火調査員アシュレイ、都市計画化所属ルーバ、放火犯マリック、ゴシップ記者チャールズ、不動産会社勤務ブリッドの5人であった。次々と課されたゲームで、彼らは殺害されていく。
一方、ストラムは夜遅くに再びFBI捜査資料室へ戻り、ジグソウキラーのファイルを広げ順を追って考えていった。そして、ホフマンとジグソウの接点を考えていた。
その接点は、過去に遡る。ホフマンはアパートへ戻った際に何者かに襲われ気を失ってしまった。気が付くと両手足を縛られ喉元目掛けてショットガンの銃口が向いている。そして目の前にはジグソウ(ジョン)がいた。
ジグソウは「他人の仕事に私の名を使われるのは不愉快だ」という。「チャンスは誰にでも必要だ。殺しは不快極まる」と叫ぶ。ホフマンは、ジグソウ事件を模倣し、ホフマンの妹を殺害したセス(冒頭の男)を殺害し、復讐したのだった。「私はジグソウと呼ばれる男だ。君の任務は私の逮捕だ」と伝える。ジョンは「道を選べ」と語った。
ストラムは被験者・ポールの現場写真を眺め、次の行動を始める。自室で業務を行っていたエリクソンはふとストラムの姿を通路に見付け、なおも捜査を続けるストラムを不審に感じ、支局電話交換から伝言のあったホフマンに連絡を取った。ホフマンはストラムと至急連絡を取りたいと残し電話を切った。
次のシーンでは、ポールの事件に時間は遡る。ポールは車内で大量の酒を浴びている所を豚マスクのジョンとホフマンに襲撃後拉致され、「ゲーム」の被験者となり命を落とす。「殺人と更正の違いを知れ」ホフマンに覗き穴からポールゲームの一部始終を見るよう指示するジョンは、ジグソウ事件を追うタップ刑事の存在を知っており、自らの担当医師・ローレンス・ゴードンに近付けるように仕向けた。
8人を監禁したゲームでも、ホフマンはジョンの手伝いを行っていた。「あらゆる可能性を読みゲームを展開させるだけ」ジョンによればゲーム進行に偶然の入る余地はない、と語った。こうした事件の洗い直しの中で、ストラムは「ホフマンがジグソウの後継者。一人だけ生き残り、あたかも英雄になるという計画だったのか」と思い至る。
今回の5人のゲームでは、醜い裏切りが繰り返されていた。そして不動産会社勤務のブリッドと放火犯のマリックだけだった。最後の部屋のトラップは「15分以内に固定されたビーカーの中へ血液を5リットル溜めなければドアが開かない」というものだったのだ。ブリッドは第一の部屋で拾っておいた5人分のキーをドアに差し込んで開錠しようと試みた際、5つの首輪のキーは全て同型だった事実を知る。ここでようやく彼女が気付いたこの4つのゲームの真相は、5人全員が協力し合えば全てのトラップをクリアできたのだ、と知る。2人は電動ノコギリ装置の中に腕を挿入し、2人が共に助かる確率のある道を選んだ。
ホフマンの策略を知ったストラムは、その足でホフマンの後を着ける。そして、ある廃墟に辿り着いたストラム。ストラムは地下へと続く通路を発見し先へ進むと、そこには等身大のガラスのボックスが配置されていた。中には、テープレコーダーが入っていた。
エリクソンはジグソウのアジトに潜入し、そこでつい先程5人ゲームを終えたばかりの瀕死のブリッドと遭遇する。彼女の救助を要請後、(ホフマンに誤認させられた)ストラムの携帯ナンバーに発信すると、ジグソウのアジトである目前の卓上に置かれた電話が鳴る。エリクソンは、ストラムがジグソウ後継者であったと考える。
ストラムはテープレコーダーを再生させる。「またしても君は捜していたものを見付けたと思っている。一度の失敗は誰にでもある。だが二度目の失敗は愚か者。私を信じることを学んだか?」と流れた。再生中、物音に気付いたストラムは、姿を隠しホフマンが現れるのを待った。
ホフマンを襲撃後、彼を用意されたガラスボックスへ投げ入れ、閉じ込めることに成功した。「捕まえた!」と意気揚々と叫ぶストラムであったが、突如ドアがロックされ、不敵な笑みを浮かべる彼に不安を覚え、先程のテープの続きを再生した。
「君は消え去るのだ。私を信じることを学んだか?」不快な機械音と共にホフマンのガラスのボックスは転倒、両側の鉄壁がゆっくりと中心に向かって動き始めた。そこから彼は不敵な笑みを浮かべながら、巨大な鉄壁に押し潰されていくストラムをホフマンは見ていた。
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