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「ユージュアル・サスペクツ」のネタバレ・あらすじ

2010.09.25 (Sat)
事件は、カリフォルニア州のある港で起こる。サン・ペドロ埠頭で船が爆発し、多くの犠牲者が出た。事の発端は、コカイン取引現場からコカインを強奪しようとした一味と、組織の争いが原因と考えられた。27人が死亡し、9,100万ドルが消えた。

生き残ったのは2人。しかも1人は重傷で、関税特別捜査官のクイヤン(チャズ・パルミンテリ)はただ1人無傷で生き残った男、ロジャー・ヴァーバル・キント(ケヴィン・スペイシー)を尋問する。

ロジャーの話は6週間前に遡る。匿名の情報を得たN.Y.市警察と合衆国関税局は、銃を大量に積んだトラック強奪に関わったと見られる5人の容疑者を連行する。元汚職警官ディーン・キートン(ガブリエル・バーン)は、数年前に自分の死を偽装したが、今は刑事弁護士の女友達イーディ(スージー・エイミス)の助けで、表面上は更生の道を歩んでいた。

気弱なロジャーは、脚を引きずっているが計画の天才。タフなマクナマス(スティーヴン・ボールドウィン)は家宅侵入のプロで、クレイジーな犯罪者フェンスター(ベニチオ・デル・トロ)とコンビを組んでいる。トッド・ホックニー(ケヴィン・ポラック)は、爆破のプロ。

市警と関税局はキートンに狙いを定めるが、イーディから証拠不十分を理由に解放を要求される。釈放された5人の犯罪者はこれを機会に結束し、市警の汚職警官の金儲けの手段で、禁制品を乗せて走るパトカーの襲撃を計画、みごと大量のエメラルド原石強奪に成功する。奪った獲物をさばくため、L.A.に向かった5人はマクマナスの知り合いの故買屋レッドフッドと取り引きするが、新たにテキサスの宝石商襲撃を持ちかけられる。

彼らは迷いながらも襲撃を実行するがうまくいかず、宝石商とボディガードを全員殺してしまう。しかも、レッドフットの説明とは全く違い、獲物は麻薬だった。5人はレッドフッドを問い詰め、彼から伝説的なギャング、カイザー・ソゼの右腕と名乗る謎の英国人コバヤシ(ピート・ポスルスウェイト)から頼まれたことを聞き出す。

やがて5人の前にコバヤシが現れ、拘置所で彼らが会うように仕組んだのは実はソゼであり、それぞれがそうとは知らずに彼から何らかの物を盗んだ過去があるのだという。コバヤシは彼らに仕事を強要してきた。

ソゼは、「商売敵であるアルゼンチン・ギャングがサン・トロペ沖の船で大量のコカイン取引を予定している。船と積み荷を破壊すれば、お前らの罪を帳消しにする」という。生命の保証はないが、9,100万ドルの分け前も約束された。とまどう5人だったが、嫌がって逃げたフェンスターが全身に銃弾を浴びて殺され、残った4人はコバヤシに従わざるをえなくなる。

襲撃当日、重武装した4人はアルゼンチン・ギャングと激しく撃ち合い、最後に起こった大爆発の果てに残ったのは重傷の乗組員とロジャーの2人だけ。死体は判別できず、キートンは行方不明。ソゼまでもが爆発で死んだという噂が流れる。

クイヤンはレイビン巡査部長(ダン・ヘダヤ)の協力の下にロジャーの尋問を再開する。一方、FBIのジャック・ベア(ジャンカルロ・エスポジート)はソゼの顔を見た瀕死の乗組員からの聞き描きで似顔絵の作成の取りかかった。

クイヤンはロジャーの証言から、キートンが以前と同じ手口で自分の死を偽装したという結論に達する。だが、なぜか腑に落ちなかったクイヤンは、レイビンのある一言で、ふと部屋のホワイトボードに目をやって愕然とする。何とロジャーの話はボードに貼ってある素材を紡ぎ合わせたデタラメな話だったのだ。

思わず飲んでいたコーヒーカップを取り落とすクイヤン。カップの底には“コバヤシ陶器"のロゴがあった。彼は全ての疑問が氷解するのを覚えた。ソゼの正体がロジャーであり、ソゼだと思われていたキートンは、現場で彼に殺されていたのではないか。

その時届いたファックスのソゼの似顔絵はロジャーそっくりだった。クイヤンはつい先ほど釈放したロジャーを追い、慌てて外へ飛び出したが、その姿は出迎えた“コバヤシ"の車に乗り込み、いずこかへ去った後だった。

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