深夜0時過ぎ、CTUロス支局チーフであるジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)は、妻・テリー(レスリー・ホープ )と幸せなひとときを過ごしていた。冷え切った関係になったが、その後、再び若いした2人だった。

そんなジャック・バウアーのもとに、非常召集がかかった。大統領候補のデイビッド・パーマー(デニス・ヘイスバート)上院議員の暗殺計画が発覚したのだ。山場は大統領予備選の今日、24時間だった。

ジャックは上司ウォルシュ(マイケル・オニール)の命を受け、内通者を探る単独捜査を開始する。一方、ジャックの妻テリーは、夜中に家を抜け出した娘キム(キンバリー：エリシャ・カスバート)を心配していた。キムと一緒にいる友人ジャネットの父アランから電話が入り、2人は深夜の街を捜しまわる。その心配は現実のものになる。キムは、誘拐されてしまった。

誘拐され、娘を人質にとられたジャックは、パーマー上院議員の朝食会会場へと潜入させられる。そして、娘の命と引き替えにパーマー上院議員の暗殺を命じられる。暗殺犯として拘束されてしまうところを間一髪逃れたジャックは、密かにニーナ・マイヤーズ(サラ・クラーク)と連絡を取り、単独で誘拐犯のアジトへと潜入する。

ゲインズ一味との戦いを終えたジャックは、ようやく再会したテリーとキムと共にCTUに戻る。だが、さらなる暗殺者がロスに潜入している事実が判明する。
捜査の過程で、「ナイト・フォール作戦」が今回の暗殺事件の一因ではないか、とジャック、パーマ－上院議員は気づく。任務の目的だったヴィクター・ドレーゼン殺害時に、彼の妻と娘が巻き添えになっていたことを初めて聞く。暗殺計画と誘拐事件は、ヴィクターの息子の復讐だったというのだ。

暗殺計画の第3の実行犯アレクシスは、ヴィクター・ドレーゼンの息子であることが発覚する。そんな最中、CTUの隠れ家に刺客が侵入する。間一髪でテリーとキムは脱出するが事故を起こし、2人は離れ離れになってしまう。

ジャックは、得られた情報から変電設備を発見する。そこの周辺捜索で、とある政府の極秘収容所を発見する。そこの所長マーク・デサルボは、囚人が護送されてくることを知らされる。地下の秘密収容所に護送されてきた囚人とは、2年前の「ナイト・フォール作戦」でジャックたちが殺害したはずのヴィクター・ドレーゼンだった。父親を救出するために、アンドレ・ドレーゼンは収容所を襲撃、そこにいたジャックも捕らえられてしまう。

身柄取引で解放されたジャックは、再びパーマー暗殺を命じられる。ジャックは、マスコミにパーマーが死亡したと報道させて、キム奪還のチャンスを狙っていた。ジャックが約束通り港に着くと、意外なことにヴィクターたちはすでにパーマーが生きていることを知っていた。

実は、ニーナこそがCTUの内通者だった。キム、テリーの解放、パーマ－上院議員の暗殺阻止に成功したジャックは、CTUへと戻る。だが、そこでニーナはテリーを殺害していた。そして、ニーナの姿はそこにはなかった…。

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