「24 Twenty Four season7」のネタバレ・あらすじ
2010.10.10 (Sun)
から4年2ヶ月後。午前8時。CTUは解体され、ジャックは上院聴聞会でCTUでの人権侵害について質疑を受けている。そこへFBI捜査官のルネ・ウォーカーが召喚状を持ってジャックを連れに来る。国内テロの捜査に協力してほしいというのだ。FBIに連行されたジャックは、「テログループの一味に死んだはずのトニー・アルメイダがいた」と聞かされる。
トニーが属するテログループは8週間前から技術窃盗を繰り返し、マイケル・レイサムという国土安全保障省のチーフエンジニアを拉致していた。レイサムは国内のインフラを保護するファイアーウォールの設計士。それらの事実からFBI支局長のラリー・モスは、テログループが国内のインフラを狙っていると推測する。
ジャックは技術窃盗の手引きをしたのがCTU時代に調達屋として使っていたシェクターではないかと考える。ジャックとルネはシェクターを尋問するため彼のオフィスを訪ねるが、まもなくシェクターは何者かに狙撃され息絶える。直後、シェクターの携帯が鳴り、応えたジャックはトニーの声を耳にする。「関わるな」と言ってトニーは電話を切る。
アジトでは、トニーらがまさしく航空官制システムを乗っ取っていた。レイサムに仕上げさせた装置でファイアーウォールを突破したのだ。トニーは官制官になりすまし、まもなく空港に着陸しようとする旅客機を誘導する。民間航空機2機を騙して誘導し、JFK空港で衝突させようと画策する。だが、滑走路でぶつかる寸前、1機を急上昇させて衝突を回避する。
シェクターを撃ったスナイパーのタナーはトニーの指示により、FBI内のスパイの手引きでビルを脱出。ジャックは、ルネを説得して2人だけでタナーを尾行する。行き着いたのはドックで、停泊中の船内でトニーを見つけて捕らえる。
トニーを尋問していたところ、ジャックにトニーはある言葉をささやく。「ディープ・スカイ」。それはCTU時代に使っていた緊急電話コードだった。
尋問室から追い出されたジャックはそのコードが示す人物に電話をする。応えたのはブキャナンだ。ブキャナンは、政権内でジュマ政権を支援する人物を突き止めるため、トニーやクロエと独自に捜査を行っていると説明する。トニーは以前からテログループに潜入していて、事態を掌握するためにも今すぐ潜入捜査に戻さなければならない。
ジャックは、ルネやラリーを気絶させてトニーを尋問室から連れ出し、FBIのシステムにハッキングしたクロエの誘導で出口を目指す。ジャックは、迎えに来ていたブキャナンの車にトニーと乗り込む。
トニーはしばらくエマーソンの下で働いていたが、今回の陰謀を知って暴く側に回った。説明を聞いたジャックは、3人に協力することにする。ジャックもエマーソンの一味になるふりをすることになる。エマーソンの次の仕事はサンガラのマトボ大統領夫妻を拉致し、デュバクに引き渡すというものだった。一行はマトボのいる公邸へ向かう。
公邸では、ジャックがキッチンにあった薬剤を混ぜて有毒ガスを発生させ、それをセーフルーム上部の吸気ダクトから送り込み、閉じこもっていたマトボ夫妻を出てこさせる。公邸に到着したルネはマトボ夫妻がトラックに乗せられるのを目撃。直後、ルネはエマーソンの部下に見つかりマトボと共に拉致される。
エマーソンは元工事現場に立ち寄るとルネを殺すようジャックに指示する。ジャックはルネの首筋に弾丸をかすめさせて殺したように見せかけると、溝に突き落とす。ルネはブキャナンとクロエによって救出され、ジャックとトニーが潜入捜査をしていたことを知る。ルネはラリーに無事を報告しようとするが、FBIにもスパイがいるからとブキャナンに止められる。
取引現場で、エマーソンはトニーの裏切りを察してジャックを人質に取るが、トニーに射殺される。ジャックはマトボ夫妻に、デュバクを捕らえるために人質としてデュバクのもとへ行って欲しいと頼む。デュバク逮捕がサンガラを救うことになると考えたマトボは協力を約束する。
要求した期限を過ぎてもアメリカ軍が撤退しないことに業を煮やしたデュバクは、見せしめとしてホワイトハウスの近くで飛行機2機を追突させる。被害は甚大だった。
マトボ夫妻の取引現場に到着したニコルズは、マトボ夫妻を手に入れるとデュバクの言いつけどおりにトニーを殺そうとする。しかし後ろに控えていたジャックに手下を殺され、逃げ出す。ジャックたちは早速、追跡を開始する。
デュバクは航空機の追突でも動じない大統領に対し、予告通り次の攻撃を行うための準備を始める。標的はオハイオ州キデロン、予想される死者は1万8,000人。デュバクはその規模に満足し、攻撃開始を指示する。ジャック達はマトボ大統領に付けた発信器を追ってデュバクのアジトであるリッター・ビルに到着。
FBIは、ジャニスがデュバクの前の攻撃について調査していた。ファイアウォールへの侵入の跡と思われるコードの一部を発見した。パターンを分析していくうち、同じコードがオハイオ州キドロンで見つかる。デュバクはキドロンに近い化学プラントから猛毒の薬品を放出させようと企んでいた。ジャック達は、二手からのアジトを急襲し、マトボ夫妻を確保する。デュバクは、混乱に紛れて現場から逃走する。
テイラー米大統領はテレビ演説で、テロの脅威が去ったことと、サンガラへの攻撃命令を下す。だが、その一方で、テイラー米大統領の夫であるヘンリーはデュバクの部下により拉致されてしまっていた。デュバクの手下であるフォスラーから、ヘンリーの監禁場所を聞き出し、急行する。ジャックはヘンリーを発見するが、彼はデュバクの手下に撃たれたあとだった。
デュバクは国外逃亡するため、協力者バーネットに手配をさせる。バーネットは口封じのために、デュバクを殺す気でいた。だがその事に気づいていたデュバクは、自分を殺せば、協力者全員のデータファイルを表に出すと脅す。
ジャックはデュバクの恋人の協力を得て、デュバクを捕獲することに成功する。デュバクは、ジャックに家族を痛めつけると脅されてスパイリストを渡した。陰謀の全貌が明らかになる、と安堵するテイラー大統領だったが、夕暮れの公園で佇むジャックにトニーが近づく。デュバクは逮捕されたが、今度はジュマ将軍がワシントン・DCで攻撃を予定しているというのだ。
ホワイトハウスで、ジャックがバーネットを応接室に閉じ込めて標的を聞き出そうとした矢先、FBIから連絡を受けたテイラーが止めに入りジャックは逮捕される。一方、ジュマの部隊は、ホワイトハウス館内に侵入していた。
テイラー大統領は、ジャックとともに避難室へ入る。ジュマは、「避難室のドアを開けないとオリヴィアを殺す」とテイラーを脅迫する。娘を見殺しにはできず、ジャックにドアを開けるよう命令し、避難室の外に出て、ジュマに拘束される。
テイラー大統領はジュマに声明を読むよう強要される。内容はサンガラ侵攻をアメリカの罪と認めるもので、その声明はインターネットで全世界に配信される。ブキャナンの自らを犠牲にした行為により、テイラー大統領救出に成功する。
バーネットの病室で、ジャックが尋問を開始する。そこへホッジスらが差し向けた刺客のクインがモニター画面に映らないよう細工して侵入、ジャックに神経ガスをかがせて動けなくするとバーネットの首を切って逃走する。モニター画像が戻りバーネットの変わり果てた姿を目にしたラリーは、病室に駆け込むが、すでにジャックは身体の自由を取り戻し刺客の後を追って外に出ていた。ジャックはラリーに電話して真実を話すが、ラリーはジャックを指名手配する。
ジャックは病院から逃げる際持ち出した監視カメラの記録から、バーネットを殺した男の映像を発見。ルネの協力で彼がスタークウッドに所属する元兵士である事を突き止める。スタークウッドは民間軍事会社として国内外に兵士を派遣しているが、数々の違法行為に関与している疑いで、この半年メイヤー上院議員の調査を受けていた。
ジャックはメイヤー宅でスタークウッド関連の調査資料を調べるが、その中からメイヤーがタークウッドの内部情報を得ていた告発者が事故死した画像を見つける。そこにはクインの顔が写っており、告発者は彼に殺されたようだ。メイヤーは告発者から、スタークウッドが生物兵器を入手しようとしているとの情報を得ていた。ジュマにはかねてから、自国民を使って生物兵器を実験したとの噂があった。
メイヤー暗殺にやってきたクインは、ジャックとの格闘の末、「生物兵器はすでに到着している」との言葉を残して死亡する。彼の携帯には「アレクサンドラ港」という文字が残されていた。ジャックはトニーと港で落ち合うことにする。
ジャックは生物兵器を確保するためトニーとアレクサンドリア港に潜入。港では銃撃戦の混乱に乗じてジャックが兵器を載せたトラックを乗っ取る。トニーは傭兵たちに人質に取られる。ジャックはラリーに電話してハイウェイの計量所で落ち合うことを決める。が、直後に破損した生物兵器の容器から有毒物質が漏れていることに気づき、漏洩を止めるために物質にさらされてしまう。血液検査の結果は、陽性であり感染していた。だが、伝染性はない。
トニーはスタークウッド本部に連行され、FBIがどこまで知っているか話せと拷問される。しかし頑として口を割らないためストークスに殺されようとした瞬間、シートンがストークスを射殺してトニーを救う。彼はホッジスの暴走を止めるため、免責を条件に生物兵器が隠されている場所を教えると言う。
シートンから生物兵器の隠し場所を聞き、大統領はFBIにスタークウッドへの奇襲、兵器捜索の許可を出す。しかし、シートンが明かした隠し場所に生物兵器はなかった。ホッジスが病原体を兵器化するための時間を稼ぐ陽動作戦だったのだ。
ジャックは、メイヤーのファイルからノウルズの存在を知り、彼の協力を取り付ける。そしてトニーだけを現場に残して、ノウルズと合流させ、兵器があると思われる場所に行く、という方法を考えつく。
スタークウッドに残っていたトニーは、生物兵器が隠されている地下要塞の隣にある燃料貯蔵庫にミサイル用燃料が注入されるところを目撃する。報告を受けたジャックは、テイラーが空爆を中止したのは、ミサイルを武器にホッジスから脅されたからではないかと推測。すぐにテイラーに電話して確認する。事実を認めたテイラーに、ジャックはトニーにミサイルを爆破させる作戦を提案する。トニーはジャックから連絡を受け、ミサイルが発射される直前に何とか爆破に成功する。
生物兵器に感染したジャックには、早くも記憶力の低下症状が現れていた。ルネはキムが面会に来ているとジャックに告げる。キムは自分の幹細胞を使ってジャックが治療を受けるよう主張するが、ジャックは見込みが低いからと頑として受け付けない。キムはFBIを後にする。
FBIはスタークウッドを封鎖して調査を始めたが、スタークウッドの傭兵がFBI車両を奪おうとして拘束される。何と彼はカバンの中に生物兵器の容器を隠し持っていた。結局、捜査官は射殺されて車両は奪われ、傭兵は兵器を持って逃走した。
報告を受けたラリーは早速ヘリで容疑者を追跡し、オフィスのルネ達と協力して車両を発見。ヘリを下りての銃撃戦が始まる。この銃撃戦でラリーは被弾して倒れる。そばにいたトニーは、彼を殺害する。FBIの捜索状況をチェックしていたトニーは、ガルヴェスを逃がすための陽動作戦を思いつく。だが、そのことによりジャックは捜索状況が漏れていたことから、トニーこそがガルヴェスの協力者だと気づく。
トニーはガルヴェスと落ち合うが、彼が欲に駆られ生物兵器の容器を隠したため殺してしまう。そこへカーラが到着。生物兵器は当初半年後に使う計画だったが、トニーはホッジスが起こしたテロで政府が混乱している今、1本の容器を使ってでも行動を起こすべきだと主張する。カーラは「組織」に相談する事にする。12 名のメンバーは、匿名と音声を変えたカンファレンスコールで今後の行動について議論する。最終的にウィルソンの「行動しろ」との意見が通り、全員一致で攻撃を決定する。
トニーにより、弟を人質に取られ、テロ実行犯に仕立て上げられたジブラーン。だが、その弟を拘束していた男を拷問し、ジャックはトニーに電話させる。クロエがその通話からトニーの居場所を割り出した。トニーを捕らえることに成功するが、トニーは何も語らない。
ジャック達はトニーを厳重に移送する手配をする。そこへカーラからジャックに電話が入る。送られてきたデータを開くとキムの映像が現れる。カーラはトニーを逃がさないとキムを殺すと脅迫する。ジャックはカーラの指示に従い、トニーを逃がすために護送車を乗っ取る。驚くルネに対し、キムの命が狙われている事を話し、救出を頼む。
自由の身になったトニーは、カーラと合流する際、ジャックを連行する。ジャックの体内から病原体を採取して、生物兵器を作り直す狙いだった。ジャックは隙をついて、アジトから逃走する。
キムは、監視していた男・ボブを尾行し、そばにいた警官に助けを求める。ボブは車で逃亡を図るが、警官に発砲されて横転。キムは炎上する車内から、ボブのパソコンを回収する。
工業団地内で、ジャックは再びトニーに捕まる。トニーは「ミッシェル殺しの犯人を調べる過程でウィルソンらの組織を知るに至り、彼らを倒すために一連の行動をとった」と話す。トニーはジャック(病原体)をエサにウィルソンを工業団地に呼び出していた。ジャックの腹に爆弾を巻きつけ、ウィルソンに近づいたところで爆発させるつもりなのだ。しかしウィルソンにジャックを渡した時、ルネ達FBIが到着。銃撃戦が始まる。ジャックはルネに救出され、逃げたウィルソン、トニー、カーラを追う。トニーはカーラを殺し、ウィルソンに復讐しようとするが、ルネとジャックに撃たれて身柄を拘束される。ウィルソンも逮捕され、FBIに移送される。
ジャックは病院のICUに搬送される。最後の時を迎え、ジャックはゴハールを呼んで過去の過ちを吐露する。キムがジャックの病院にやってくる。ジャックはモルヒネを投与され昏睡状態だったが、キムは医師からまだ幹細胞治療ができると聞き、自分がドナーになると申し出て治療を依頼することになった。
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ジャックは技術窃盗の手引きをしたのがCTU時代に調達屋として使っていたシェクターではないかと考える。ジャックとルネはシェクターを尋問するため彼のオフィスを訪ねるが、まもなくシェクターは何者かに狙撃され息絶える。直後、シェクターの携帯が鳴り、応えたジャックはトニーの声を耳にする。「関わるな」と言ってトニーは電話を切る。
アジトでは、トニーらがまさしく航空官制システムを乗っ取っていた。レイサムに仕上げさせた装置でファイアーウォールを突破したのだ。トニーは官制官になりすまし、まもなく空港に着陸しようとする旅客機を誘導する。民間航空機2機を騙して誘導し、JFK空港で衝突させようと画策する。だが、滑走路でぶつかる寸前、1機を急上昇させて衝突を回避する。
シェクターを撃ったスナイパーのタナーはトニーの指示により、FBI内のスパイの手引きでビルを脱出。ジャックは、ルネを説得して2人だけでタナーを尾行する。行き着いたのはドックで、停泊中の船内でトニーを見つけて捕らえる。
トニーを尋問していたところ、ジャックにトニーはある言葉をささやく。「ディープ・スカイ」。それはCTU時代に使っていた緊急電話コードだった。
尋問室から追い出されたジャックはそのコードが示す人物に電話をする。応えたのはブキャナンだ。ブキャナンは、政権内でジュマ政権を支援する人物を突き止めるため、トニーやクロエと独自に捜査を行っていると説明する。トニーは以前からテログループに潜入していて、事態を掌握するためにも今すぐ潜入捜査に戻さなければならない。
ジャックは、ルネやラリーを気絶させてトニーを尋問室から連れ出し、FBIのシステムにハッキングしたクロエの誘導で出口を目指す。ジャックは、迎えに来ていたブキャナンの車にトニーと乗り込む。
トニーはしばらくエマーソンの下で働いていたが、今回の陰謀を知って暴く側に回った。説明を聞いたジャックは、3人に協力することにする。ジャックもエマーソンの一味になるふりをすることになる。エマーソンの次の仕事はサンガラのマトボ大統領夫妻を拉致し、デュバクに引き渡すというものだった。一行はマトボのいる公邸へ向かう。
公邸では、ジャックがキッチンにあった薬剤を混ぜて有毒ガスを発生させ、それをセーフルーム上部の吸気ダクトから送り込み、閉じこもっていたマトボ夫妻を出てこさせる。公邸に到着したルネはマトボ夫妻がトラックに乗せられるのを目撃。直後、ルネはエマーソンの部下に見つかりマトボと共に拉致される。
エマーソンは元工事現場に立ち寄るとルネを殺すようジャックに指示する。ジャックはルネの首筋に弾丸をかすめさせて殺したように見せかけると、溝に突き落とす。ルネはブキャナンとクロエによって救出され、ジャックとトニーが潜入捜査をしていたことを知る。ルネはラリーに無事を報告しようとするが、FBIにもスパイがいるからとブキャナンに止められる。
取引現場で、エマーソンはトニーの裏切りを察してジャックを人質に取るが、トニーに射殺される。ジャックはマトボ夫妻に、デュバクを捕らえるために人質としてデュバクのもとへ行って欲しいと頼む。デュバク逮捕がサンガラを救うことになると考えたマトボは協力を約束する。
要求した期限を過ぎてもアメリカ軍が撤退しないことに業を煮やしたデュバクは、見せしめとしてホワイトハウスの近くで飛行機2機を追突させる。被害は甚大だった。
マトボ夫妻の取引現場に到着したニコルズは、マトボ夫妻を手に入れるとデュバクの言いつけどおりにトニーを殺そうとする。しかし後ろに控えていたジャックに手下を殺され、逃げ出す。ジャックたちは早速、追跡を開始する。
デュバクは航空機の追突でも動じない大統領に対し、予告通り次の攻撃を行うための準備を始める。標的はオハイオ州キデロン、予想される死者は1万8,000人。デュバクはその規模に満足し、攻撃開始を指示する。ジャック達はマトボ大統領に付けた発信器を追ってデュバクのアジトであるリッター・ビルに到着。
FBIは、ジャニスがデュバクの前の攻撃について調査していた。ファイアウォールへの侵入の跡と思われるコードの一部を発見した。パターンを分析していくうち、同じコードがオハイオ州キドロンで見つかる。デュバクはキドロンに近い化学プラントから猛毒の薬品を放出させようと企んでいた。ジャック達は、二手からのアジトを急襲し、マトボ夫妻を確保する。デュバクは、混乱に紛れて現場から逃走する。
テイラー米大統領はテレビ演説で、テロの脅威が去ったことと、サンガラへの攻撃命令を下す。だが、その一方で、テイラー米大統領の夫であるヘンリーはデュバクの部下により拉致されてしまっていた。デュバクの手下であるフォスラーから、ヘンリーの監禁場所を聞き出し、急行する。ジャックはヘンリーを発見するが、彼はデュバクの手下に撃たれたあとだった。
デュバクは国外逃亡するため、協力者バーネットに手配をさせる。バーネットは口封じのために、デュバクを殺す気でいた。だがその事に気づいていたデュバクは、自分を殺せば、協力者全員のデータファイルを表に出すと脅す。
ジャックはデュバクの恋人の協力を得て、デュバクを捕獲することに成功する。デュバクは、ジャックに家族を痛めつけると脅されてスパイリストを渡した。陰謀の全貌が明らかになる、と安堵するテイラー大統領だったが、夕暮れの公園で佇むジャックにトニーが近づく。デュバクは逮捕されたが、今度はジュマ将軍がワシントン・DCで攻撃を予定しているというのだ。
ホワイトハウスで、ジャックがバーネットを応接室に閉じ込めて標的を聞き出そうとした矢先、FBIから連絡を受けたテイラーが止めに入りジャックは逮捕される。一方、ジュマの部隊は、ホワイトハウス館内に侵入していた。
テイラー大統領は、ジャックとともに避難室へ入る。ジュマは、「避難室のドアを開けないとオリヴィアを殺す」とテイラーを脅迫する。娘を見殺しにはできず、ジャックにドアを開けるよう命令し、避難室の外に出て、ジュマに拘束される。
テイラー大統領はジュマに声明を読むよう強要される。内容はサンガラ侵攻をアメリカの罪と認めるもので、その声明はインターネットで全世界に配信される。ブキャナンの自らを犠牲にした行為により、テイラー大統領救出に成功する。
バーネットの病室で、ジャックが尋問を開始する。そこへホッジスらが差し向けた刺客のクインがモニター画面に映らないよう細工して侵入、ジャックに神経ガスをかがせて動けなくするとバーネットの首を切って逃走する。モニター画像が戻りバーネットの変わり果てた姿を目にしたラリーは、病室に駆け込むが、すでにジャックは身体の自由を取り戻し刺客の後を追って外に出ていた。ジャックはラリーに電話して真実を話すが、ラリーはジャックを指名手配する。
ジャックは病院から逃げる際持ち出した監視カメラの記録から、バーネットを殺した男の映像を発見。ルネの協力で彼がスタークウッドに所属する元兵士である事を突き止める。スタークウッドは民間軍事会社として国内外に兵士を派遣しているが、数々の違法行為に関与している疑いで、この半年メイヤー上院議員の調査を受けていた。
ジャックはメイヤー宅でスタークウッド関連の調査資料を調べるが、その中からメイヤーがタークウッドの内部情報を得ていた告発者が事故死した画像を見つける。そこにはクインの顔が写っており、告発者は彼に殺されたようだ。メイヤーは告発者から、スタークウッドが生物兵器を入手しようとしているとの情報を得ていた。ジュマにはかねてから、自国民を使って生物兵器を実験したとの噂があった。
メイヤー暗殺にやってきたクインは、ジャックとの格闘の末、「生物兵器はすでに到着している」との言葉を残して死亡する。彼の携帯には「アレクサンドラ港」という文字が残されていた。ジャックはトニーと港で落ち合うことにする。
ジャックは生物兵器を確保するためトニーとアレクサンドリア港に潜入。港では銃撃戦の混乱に乗じてジャックが兵器を載せたトラックを乗っ取る。トニーは傭兵たちに人質に取られる。ジャックはラリーに電話してハイウェイの計量所で落ち合うことを決める。が、直後に破損した生物兵器の容器から有毒物質が漏れていることに気づき、漏洩を止めるために物質にさらされてしまう。血液検査の結果は、陽性であり感染していた。だが、伝染性はない。
トニーはスタークウッド本部に連行され、FBIがどこまで知っているか話せと拷問される。しかし頑として口を割らないためストークスに殺されようとした瞬間、シートンがストークスを射殺してトニーを救う。彼はホッジスの暴走を止めるため、免責を条件に生物兵器が隠されている場所を教えると言う。
シートンから生物兵器の隠し場所を聞き、大統領はFBIにスタークウッドへの奇襲、兵器捜索の許可を出す。しかし、シートンが明かした隠し場所に生物兵器はなかった。ホッジスが病原体を兵器化するための時間を稼ぐ陽動作戦だったのだ。
ジャックは、メイヤーのファイルからノウルズの存在を知り、彼の協力を取り付ける。そしてトニーだけを現場に残して、ノウルズと合流させ、兵器があると思われる場所に行く、という方法を考えつく。
スタークウッドに残っていたトニーは、生物兵器が隠されている地下要塞の隣にある燃料貯蔵庫にミサイル用燃料が注入されるところを目撃する。報告を受けたジャックは、テイラーが空爆を中止したのは、ミサイルを武器にホッジスから脅されたからではないかと推測。すぐにテイラーに電話して確認する。事実を認めたテイラーに、ジャックはトニーにミサイルを爆破させる作戦を提案する。トニーはジャックから連絡を受け、ミサイルが発射される直前に何とか爆破に成功する。
生物兵器に感染したジャックには、早くも記憶力の低下症状が現れていた。ルネはキムが面会に来ているとジャックに告げる。キムは自分の幹細胞を使ってジャックが治療を受けるよう主張するが、ジャックは見込みが低いからと頑として受け付けない。キムはFBIを後にする。
FBIはスタークウッドを封鎖して調査を始めたが、スタークウッドの傭兵がFBI車両を奪おうとして拘束される。何と彼はカバンの中に生物兵器の容器を隠し持っていた。結局、捜査官は射殺されて車両は奪われ、傭兵は兵器を持って逃走した。
報告を受けたラリーは早速ヘリで容疑者を追跡し、オフィスのルネ達と協力して車両を発見。ヘリを下りての銃撃戦が始まる。この銃撃戦でラリーは被弾して倒れる。そばにいたトニーは、彼を殺害する。FBIの捜索状況をチェックしていたトニーは、ガルヴェスを逃がすための陽動作戦を思いつく。だが、そのことによりジャックは捜索状況が漏れていたことから、トニーこそがガルヴェスの協力者だと気づく。
トニーはガルヴェスと落ち合うが、彼が欲に駆られ生物兵器の容器を隠したため殺してしまう。そこへカーラが到着。生物兵器は当初半年後に使う計画だったが、トニーはホッジスが起こしたテロで政府が混乱している今、1本の容器を使ってでも行動を起こすべきだと主張する。カーラは「組織」に相談する事にする。12 名のメンバーは、匿名と音声を変えたカンファレンスコールで今後の行動について議論する。最終的にウィルソンの「行動しろ」との意見が通り、全員一致で攻撃を決定する。
トニーにより、弟を人質に取られ、テロ実行犯に仕立て上げられたジブラーン。だが、その弟を拘束していた男を拷問し、ジャックはトニーに電話させる。クロエがその通話からトニーの居場所を割り出した。トニーを捕らえることに成功するが、トニーは何も語らない。
ジャック達はトニーを厳重に移送する手配をする。そこへカーラからジャックに電話が入る。送られてきたデータを開くとキムの映像が現れる。カーラはトニーを逃がさないとキムを殺すと脅迫する。ジャックはカーラの指示に従い、トニーを逃がすために護送車を乗っ取る。驚くルネに対し、キムの命が狙われている事を話し、救出を頼む。
自由の身になったトニーは、カーラと合流する際、ジャックを連行する。ジャックの体内から病原体を採取して、生物兵器を作り直す狙いだった。ジャックは隙をついて、アジトから逃走する。
キムは、監視していた男・ボブを尾行し、そばにいた警官に助けを求める。ボブは車で逃亡を図るが、警官に発砲されて横転。キムは炎上する車内から、ボブのパソコンを回収する。
工業団地内で、ジャックは再びトニーに捕まる。トニーは「ミッシェル殺しの犯人を調べる過程でウィルソンらの組織を知るに至り、彼らを倒すために一連の行動をとった」と話す。トニーはジャック(病原体)をエサにウィルソンを工業団地に呼び出していた。ジャックの腹に爆弾を巻きつけ、ウィルソンに近づいたところで爆発させるつもりなのだ。しかしウィルソンにジャックを渡した時、ルネ達FBIが到着。銃撃戦が始まる。ジャックはルネに救出され、逃げたウィルソン、トニー、カーラを追う。トニーはカーラを殺し、ウィルソンに復讐しようとするが、ルネとジャックに撃たれて身柄を拘束される。ウィルソンも逮捕され、FBIに移送される。
ジャックは病院のICUに搬送される。最後の時を迎え、ジャックはゴハールを呼んで過去の過ちを吐露する。キムがジャックの病院にやってくる。ジャックはモルヒネを投与され昏睡状態だったが、キムは医師からまだ幹細胞治療ができると聞き、自分がドナーになると申し出て治療を依頼することになった。
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