「24 Twenty Four season8」のネタバレ・あらすじ
2010.10.10 (Sun)
season7から1年6ヶ月後。午後4時。ジャックは孫のテリー(妻の名前と同一)と幸せなひとときを過ごしていた。キム夫婦と一緒に、ニューヨークからロスへ移り住む用意を彼は始めていた。
そんな中、時代に利用していた情報屋アルーズが左肩を撃たれ助けを求めて来た。イランのハッサン大統領の暗殺計の情報と交換に免責とCTUでの保護を求めてきた。ジャックはすでにCTUを引退しているので連絡しか出来ないと告げ、クロエに連絡をとった。
ジャックは戦術チームと落ち合うビルの屋上に情報屋のアルズと向かったが、テログループに見つかり銃撃戦になる。アルズを、屋上にヘリで到着した戦術チームに引き渡したが、ヘリをミサイルで爆破されてしまう。テログループのリーダーが、向かいのビルから射った。ジャックは間一髪伏せたが、ヘリが爆破されてしまう。情報屋のアルズが瀕死の状態で「殺し屋は内部にいる。ハッサンの近くに」と告げる。
ジャックは、ミサイルの攻撃された情報屋の最後の伝言を電話で、CTUのヘイスティング部長に伝えロスに向かおうとしたが、状況報告の為に仕方なくCTUに向かう。ヘイスティング部長は、メレディスというレポーターが、ハッサン大統領暗殺に関わっていると考えていた。
現に、彼女のPCから暗殺に関係している情報が発見された。だが、クロエはメレディスは事件に関係なく、交通カメラでメレディスのアパート前の交通カメラの映像から怪しい男が出てくるのを見つけ出す。ジャックは、その男を追うことにした。
ジャックは、クロエが見つけた映像に映った男が乗ったタクシーの行方を追っていた。そこは、ハッサン大統領警護の警官の家だった。すでに警官夫婦は射殺され、隣家からの通報でやってきた警官に、ジャックは殺人犯と疑われて電気銃で捕まってしまった。ジャックは、警官の誤解を解き、CTUに連絡を付けさせて犯人でないことを証明。暗殺の阻止に向かう。
一方、CTUではメレディスのPCから発見された持っていた情報から国連の和平会議場に爆薬が仕掛けられている事を突き止め大統領たちの避難を求めた。クロエは、偽物の情報で裏になにか理由があると主張するが、ヘイスティン部長は無視。大統領達は避難を始めた。
その情報をクロエから聞いたジャックは、国連の外で暗殺されると考えオルティズ捜査官に連絡を付け大統領の車の阻止を命じた。しかし車は外に出たところだった。オルティズ捜査官は猛スピードで大統領の車の前に飛び出し車を停止させた時、オルティズ捜査官の車の下のマンホールが大爆発を起こして、車が炎上して大破した。
オルティズ捜査官は、警官の服を着た暗殺者を見つけ後をつけたが、待伏せに会い捕まってしまった。暗殺者の命令に反して居場所を知らせたので、撃ち殺される寸前ジャックが暗殺者を射殺して無事難を逃れる事ができた。ジャックは、暗殺者の上着を破り入れ墨の画像をクロエに転送した。その入れ墨はロシアンマフィアのグループのものであり、それを調べる為にロシアンマフィアにFBIの潜入工作員として働いていた女性を呼ぶ。その女性は、レネ・ウオーカーであった。
ヘイスティン部長は、ハッサン大統領の話から高濃縮ウランがニューヨークにあり、ロシアンマフィアが持っいると確信し、レネに潜入工作を依頼する。だが、ジャックはそれに反対する。潜入捜査で心身ともに傷ついたレネは、以前に自殺を図っていた。その傷跡を見つけ、ジャックはこの潜入捜査はやめさせようと考える。だが、頑なに捜査協力をする、というレネに、ジャックは同行することを条件に協力を許可する。
ジャックとレネは、仮釈放されたロシアマフィアの子分・ジーヤの所へ向かう。そして、そこから高濃縮ウランの売買を行いロシアンマフィアに繋がる道筋を見つけようとしていた。レネに「自由と大金が手に入るチャンスだ」と言われ、ロシアンマフィアに辿り着くための標的・ウラジミールの所へ向かう。
その間、クロエからジャックは「レネが潜入捜査中、ウラジミールからひどい暴行を受けていた」と聞かされる。作戦中止を考えたジャックだが、レネは見事にウラジミールの信用を得る。ジャックもバイヤーとして取引に参加し、ウランの行方を探ることになる。
ジャックはメイヤーというドイツ人に成り済まし、ドイツ語でウラジミールの部下と交渉を始めた。ジャックが5 億円を振り込むと部下達が銃をかまえ背後から撃とうとした時、倉庫の屋根からCTU捜査官・オルティズがライフルで次々に1人だけ残し狙撃した。ジャックはウラジミールに電話をかけさせルネの無事を確かめた後、売買交渉を続行させることに成功する。
ウラジミールは核物質の手配をしたが、持っている相手は見つからない。ウラジミールはロシアンマフィアで核物質を持っているヴァザエフに尋ねたが、「持っていない」と言われる。レネはウラジミールをなだめすかし、持っていそうな所に電話をかけさせた。苛つきだすウラジミールは、「誰も核物質を持っていないので取引を終わらせる」と言い出し口論をしていた。レネは殴り倒され、起き上がり様に落ちていたナイフでウラジミールを刺した。悲鳴を聞いたジャックが部屋に入るとレネは、もうすでに死んでいるウラジミールを何度も何度も刺し続けていた。
一方、ヴァザエフは「どこからウランを持っていることが漏れたのか…ウラジミールに訊け」と刺客を送り込む。そのロシア人たちに「バイヤーとして取引がしたい」といい、自らを差し出してジャックはヴァザエフのもとに向かう。激しい尋問を受けるが、間一髪、脱出に成功する。そして、ヴァザエフを捕らえることに成功した。ヴァザエフは、免責を条件に核物質の所在を話す。だが、その場所に既に核物質はなかった。息子・ジョセフが自らの考えで運び出していたのだった。
ジョセフは、ハッサン大統領の実弟であり、今回のテロ組織に荷担していたファルハッドに売り渡そうとしていた。バエザフは弟を殺した事を責めるジョセフを生かして免責を受けさせるために必死で説得して核物質の提出を促した。やっと納得して核物質の掲出を了承したその様子を伺っていたファルハドは、核物質を手に入れるためにジョセフを狙撃した。
ファルハッドは、協力していたテログループが核爆弾を脅迫だけでなく使用する、と知ったため、CTUに密告。自らの救助を求める。だが、ジャックたちが到着する直前に、核を手に入れた工作員に追われ逃げた所を撃たれてしまう。ジャックは瀕死のファルハドに、ハッサン大統領から提供された工作員リストで仲間を照会しようとしたが間に合わず死んでしまう。ジャックはすぐに新たな作戦を開始し、ファルハッドを生きている事にして工作員をおびき寄せることとして、ヘイスティング局長にTVニュースに情報を提供するように告げる。
テログループのリーダーは、若い工作員マーカスを自爆テロ犯として、ファルハッド暗殺に病院へ行かせる。母親の説得などもあり、死の間際、マーカスは、核物質をどこへ運ぶか知っている男、タリンの名前を告げる。タリンは、ハッサン大統領の秘書官で、大統領の娘・カイラと恋人関係にあった。
ジャックは、タリンとカイラがいるホテルに向かう。ジャックが自分たちが到着してから救出作戦を遂行するように待機命令を出したが、ニューヨーク市警が自分たちで対処しようと救出作戦を始めてしまった。案の定ジャックが到着前に何人も殺され逃げられてしまった。カイラの命と引き替えに、テロリストはアメリカの防衛網の全てが判る米国国防総省の極秘資料を要求する。
カイラは、タリンの助けもあり、自ら脱出に成功する。だが、それはワナだった。EMP爆弾が搭載された自動車でカイルはCTUに到着し、その爆弾が爆発してしまう。CTUの機器は破壊されてしまった。察機のコントロールや放射能の感知や通信など、核を発見するための全ての機能が停止してしまう。
この騒動の最中、ダナ上級分析官がテロリスト一味に「クロエが早々にCTUを復旧させてしまい、早めに逃走する必要がある。その手助けをするわ」と伝える。ダナはCTUに潜入した、テロ実行犯グループの一因だった。衛星映像のジャミングなどを行い、実行犯たちは核を持って逃げおおせてしまう。
実行犯たちは、核によるテロを起こす、と脅し、テーラー大統領にハッサン大統領の身柄引き渡しを要求する。テーラー大統領はそれを拒否するが、ブラッカー国防将軍は水面下でハッサン大統領を引き渡すように動き出す。ブラッカー国防将軍の部下たちにより、ジャックたちは攻撃を受ける。その攻撃をジャックは回避することに成功する。
だが、その作戦に参加したブラッカー国防将軍の部下の1人をジャックは捕らえたところ、「ハッサンを引き渡さなければ、罪もない一般市民が大勢殺害される」と聞き、ハッサンは自分から進んでテロリストに投降する決意を固める。
ハッサン大統領の乗った車を追跡するが、ダナの妨害により再び行方を見失う。駐車場で別の車に移動させられたハッサン大統領は、テログループのもとに運ばれてしまう。作戦の失敗には、CTUに内通者がいる事は確実だと考えられた。ジャックは、運転席から手に入れたタリンの携帯の情報から相手を特定しようとする。そこから、ダナが内通者だと判明する。ダナは完全免責と犯歴消去そしてもらえるはずだった報酬を引き換えに、ハッサン大統領の居場所を教えると言い出す。
ハッサンのもとに向かい、テロリストを発見したジャックは突入して全員撃ち殺し制圧に成功したかに思えたが、ハッサン大統領は首を切られ死んでいた。まだ謝罪文が聞こえている。音が聞こえる方を見るとパソコンから録画放送されていて突入前にすでに殺されていたのだった。
テロリスト・サミルは、命に別状がないのでCTUで尋問される予定になっていた。だが、そこに捜査官に扮した男性がやってきて、サミルに毒物を投与する。遅効性でCTUに到着して間もなくサミルは死亡した。サミルを殺害した男は、レネに見覚えがあった。ロシアンマフィアに潜入捜査していた時に会った事があると思った。そのため、レネを殺害を決意する。
ジャックの部屋で、二人は愛しあう。だが、その後にレネは射撃され、亡くなってしまう。ジャックは、クロエから手掛りを聞き出した。その男はヴァザエフ、核をテログループに渡たした男である。彼は数時間前にジャックに捕らえられ、今まさにダウンタウンの連邦裁判所で審問中だった。ジャックは連邦裁判所の傍聴席に入廷すると審問の休憩を申し出た。ジャックはバザエフを脅し、レネ殺害犯を聞き出そうとしたが、ロシア政府関係としか判らなかった。しかしバザエフの家族の身の安全を守ることを条件にロシアがCTUに送り込んだ工作員の名前・ダナが明らかになる。
ダナは証拠を出し証言をするためには、ハッサン大統領救出失敗で消えた免責の復活を求めた。だが、テーラー大統領はそれを拒否する。ロシアのテロ関与を明らかにしてしまうと、ハッサン大統領の代理をつとめる妻・ダリアによる和平条約の調印は立ち消えになってしまう。そのため、ジャックを拘束することにした。
拘束・移送されるところで、ジャックはヘリコプターを乗っ取り、ビル街へ向かって飛んで行った。ダナの行方を訊くジャックに、クロエは偽の場所を教えて誘き出すことにした。だが、ジャックはそれを見破っていた。ジャックはそこにいる捜査官を欺く為にコールに人質の振りをさせてダナの拘束場所に向かった。
ローガン前大統領に唆され、テーラー大統領はダナを民間刑務所に移送させていた。ダナは監禁・拷問され、テロ犯の証拠(会話を録画したデータ)の在処を聞き出そうとしていた。貸金庫の中にあるデータを取りに銀行に向かったが、そこからダナはデータを持ちだし、逃走する。
ジャックは警官を蹴散らしダナを追いつめデータを渡すように迫る。データを渡し命乞いをしたダナだが、ジャックには生かしておく理由は、何もない。ジャックはダナに銃口を向け、2回銃の引き金を引いた。
ジャックは、射殺したダナ・ウォルシュから手に入れたメモリーカードに記憶されている映像を移動中のタクシーの中で見ていた。ダナとロシア大使の部下で殺し屋との会話だった。ハッサン大統領暗殺とCTUへのEMP爆弾攻撃、更にはコールと結婚するので今回を最後の任務にしたいと交渉している姿だった。
この映像の男の正体を暴く為、旧友・ジムに送信して顔認証の解析を頼んだ。男の名は、パベル・トカレフだった。ロシアの外交官待遇としてアメリカに滞在中であり、テロに荷担していた。トカレフはジャックを見つけ狙撃しようとしたが、逆にジムにより捕獲される。レネ狙撃犯であると判明し、ジャックはトカレフを拷問にかける。トカレフの死亡後、体内から携帯電話のSIMカードを手に入れ、リダイアルするとチャールズ・ローガンの留守電が応答した。ローガンが荷担していることにジャックは気づいた。
ローガン前大統領の車を止め、1人でセキュリティーを蹴散らし、一連の事を問いただした。隠蔽を認め、ついにはノヴァコビッチ・ロシア大使が黒幕だと明かす。すぐさまジャックはノヴァコビッチのもとへ向かい、殺害する。
焦ったローガン前大統領は、電話をかけノヴァコビッチがジャックに殺されたことをスバロフ・ロシア大統領に伝える。ハッサン暗殺や核攻撃など全てが彼の命令だった。ローガン前大統領は「ノヴァコビッチを犠牲にしてあなたを守った」と言い、ジャックはこのことを知らないと告げた。しかしジャックは気絶したローガン前大統領の首元に超小型マイクを付けていて、この会話の全てを聞き、録音していた。
ジャックは、スバロフ・ロシア大統領を狙撃しようと、国連に向かうローガン側近・ピラーの車の後部席に潜入していた。そして、付近のビルに身を潜め、狙撃の瞬間を待っていた。ライフルの標準機にはローガン前大統領が映し出されていた。ピラーの携帯を使いローガンに電話をして少しでも身動きすると一瞬で死ぬと脅した。ジャックはローガンとテイラーの会話の録音をながし、ジャックが全て知っていることを知らしめ、この暗殺の黒幕ザバロフを呼び出せとローガンに迫る。
クロエは、ジャックに「録音したファイルを全世界に公開してザバロフに罪を償わせることができる。だから、ザバロフを殺害して戦争に突入させないで」と説得する。ジャックのライフルの標準機にザバロフが映し出され、引き金を引けばルネの復讐が果たせるが、クロエの必死の説得に引き金は引けなかった。ジャックはローガンとザバロフの会話のビデオデータとキムに宛てた映像をクロエに渡す。
CTUの指揮室に着いたクロエは、すぐにデータのアップロードをはじめたが終了間際にデータカードを引き抜かれアップロードは失敗してしまう。そのデータはローガン、そしてテーラー大統領のもとに渡るが、それはローガンの音声データではなかった。
ジャックが、娘・キムにあてた、今日の事件についての自分の思いを切々と心から語りかけていたビデオ映像だった。ジャックのメッセージでテーラー大統領は改心する。調印を中止にさせ、自らの罪を明らかにする。そして、ローガン大統領によるジャック暗殺を阻止することにした。
今にも射殺されそうになっているジャック。それを、無人偵察機でクロエたちは発見し、中止させる。大統領は、自らの罪を認めたことをジャックに話しかける。そして、「ロシアからの追って、そしてアメリカからの捜索もあるでしょう。…だけど、あなたは自由になるチャンスがある」と、逃亡の黙認を示唆する。
ジャックは上空に無人偵察機がいることに気がついていた。クロエから、ジャックに電話がかかる。ジャックは、「家族の安全をクロエが守ってくれ。確実にだ」と、約束を求め、クロエはそれに応じる。最後にジャックは、無人偵察機を見上げ、ひとこと礼を言った。そこで映像は途切れる。
【関連記事】
「24TwentyFourseason1」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason2」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason3」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason4」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason5」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason6」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason7」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason8」のネタバレ・あらすじ
ネタバレ作品一覧
トップページへ「1分で分かるネタバレ」
そんな中、時代に利用していた情報屋アルーズが左肩を撃たれ助けを求めて来た。イランのハッサン大統領の暗殺計の情報と交換に免責とCTUでの保護を求めてきた。ジャックはすでにCTUを引退しているので連絡しか出来ないと告げ、クロエに連絡をとった。
ジャックは戦術チームと落ち合うビルの屋上に情報屋のアルズと向かったが、テログループに見つかり銃撃戦になる。アルズを、屋上にヘリで到着した戦術チームに引き渡したが、ヘリをミサイルで爆破されてしまう。テログループのリーダーが、向かいのビルから射った。ジャックは間一髪伏せたが、ヘリが爆破されてしまう。情報屋のアルズが瀕死の状態で「殺し屋は内部にいる。ハッサンの近くに」と告げる。
ジャックは、ミサイルの攻撃された情報屋の最後の伝言を電話で、CTUのヘイスティング部長に伝えロスに向かおうとしたが、状況報告の為に仕方なくCTUに向かう。ヘイスティング部長は、メレディスというレポーターが、ハッサン大統領暗殺に関わっていると考えていた。
現に、彼女のPCから暗殺に関係している情報が発見された。だが、クロエはメレディスは事件に関係なく、交通カメラでメレディスのアパート前の交通カメラの映像から怪しい男が出てくるのを見つけ出す。ジャックは、その男を追うことにした。
ジャックは、クロエが見つけた映像に映った男が乗ったタクシーの行方を追っていた。そこは、ハッサン大統領警護の警官の家だった。すでに警官夫婦は射殺され、隣家からの通報でやってきた警官に、ジャックは殺人犯と疑われて電気銃で捕まってしまった。ジャックは、警官の誤解を解き、CTUに連絡を付けさせて犯人でないことを証明。暗殺の阻止に向かう。
一方、CTUではメレディスのPCから発見された持っていた情報から国連の和平会議場に爆薬が仕掛けられている事を突き止め大統領たちの避難を求めた。クロエは、偽物の情報で裏になにか理由があると主張するが、ヘイスティン部長は無視。大統領達は避難を始めた。
その情報をクロエから聞いたジャックは、国連の外で暗殺されると考えオルティズ捜査官に連絡を付け大統領の車の阻止を命じた。しかし車は外に出たところだった。オルティズ捜査官は猛スピードで大統領の車の前に飛び出し車を停止させた時、オルティズ捜査官の車の下のマンホールが大爆発を起こして、車が炎上して大破した。
オルティズ捜査官は、警官の服を着た暗殺者を見つけ後をつけたが、待伏せに会い捕まってしまった。暗殺者の命令に反して居場所を知らせたので、撃ち殺される寸前ジャックが暗殺者を射殺して無事難を逃れる事ができた。ジャックは、暗殺者の上着を破り入れ墨の画像をクロエに転送した。その入れ墨はロシアンマフィアのグループのものであり、それを調べる為にロシアンマフィアにFBIの潜入工作員として働いていた女性を呼ぶ。その女性は、レネ・ウオーカーであった。
ヘイスティン部長は、ハッサン大統領の話から高濃縮ウランがニューヨークにあり、ロシアンマフィアが持っいると確信し、レネに潜入工作を依頼する。だが、ジャックはそれに反対する。潜入捜査で心身ともに傷ついたレネは、以前に自殺を図っていた。その傷跡を見つけ、ジャックはこの潜入捜査はやめさせようと考える。だが、頑なに捜査協力をする、というレネに、ジャックは同行することを条件に協力を許可する。
ジャックとレネは、仮釈放されたロシアマフィアの子分・ジーヤの所へ向かう。そして、そこから高濃縮ウランの売買を行いロシアンマフィアに繋がる道筋を見つけようとしていた。レネに「自由と大金が手に入るチャンスだ」と言われ、ロシアンマフィアに辿り着くための標的・ウラジミールの所へ向かう。
その間、クロエからジャックは「レネが潜入捜査中、ウラジミールからひどい暴行を受けていた」と聞かされる。作戦中止を考えたジャックだが、レネは見事にウラジミールの信用を得る。ジャックもバイヤーとして取引に参加し、ウランの行方を探ることになる。
ジャックはメイヤーというドイツ人に成り済まし、ドイツ語でウラジミールの部下と交渉を始めた。ジャックが5 億円を振り込むと部下達が銃をかまえ背後から撃とうとした時、倉庫の屋根からCTU捜査官・オルティズがライフルで次々に1人だけ残し狙撃した。ジャックはウラジミールに電話をかけさせルネの無事を確かめた後、売買交渉を続行させることに成功する。
ウラジミールは核物質の手配をしたが、持っている相手は見つからない。ウラジミールはロシアンマフィアで核物質を持っているヴァザエフに尋ねたが、「持っていない」と言われる。レネはウラジミールをなだめすかし、持っていそうな所に電話をかけさせた。苛つきだすウラジミールは、「誰も核物質を持っていないので取引を終わらせる」と言い出し口論をしていた。レネは殴り倒され、起き上がり様に落ちていたナイフでウラジミールを刺した。悲鳴を聞いたジャックが部屋に入るとレネは、もうすでに死んでいるウラジミールを何度も何度も刺し続けていた。
一方、ヴァザエフは「どこからウランを持っていることが漏れたのか…ウラジミールに訊け」と刺客を送り込む。そのロシア人たちに「バイヤーとして取引がしたい」といい、自らを差し出してジャックはヴァザエフのもとに向かう。激しい尋問を受けるが、間一髪、脱出に成功する。そして、ヴァザエフを捕らえることに成功した。ヴァザエフは、免責を条件に核物質の所在を話す。だが、その場所に既に核物質はなかった。息子・ジョセフが自らの考えで運び出していたのだった。
ジョセフは、ハッサン大統領の実弟であり、今回のテロ組織に荷担していたファルハッドに売り渡そうとしていた。バエザフは弟を殺した事を責めるジョセフを生かして免責を受けさせるために必死で説得して核物質の提出を促した。やっと納得して核物質の掲出を了承したその様子を伺っていたファルハドは、核物質を手に入れるためにジョセフを狙撃した。
ファルハッドは、協力していたテログループが核爆弾を脅迫だけでなく使用する、と知ったため、CTUに密告。自らの救助を求める。だが、ジャックたちが到着する直前に、核を手に入れた工作員に追われ逃げた所を撃たれてしまう。ジャックは瀕死のファルハドに、ハッサン大統領から提供された工作員リストで仲間を照会しようとしたが間に合わず死んでしまう。ジャックはすぐに新たな作戦を開始し、ファルハッドを生きている事にして工作員をおびき寄せることとして、ヘイスティング局長にTVニュースに情報を提供するように告げる。
テログループのリーダーは、若い工作員マーカスを自爆テロ犯として、ファルハッド暗殺に病院へ行かせる。母親の説得などもあり、死の間際、マーカスは、核物質をどこへ運ぶか知っている男、タリンの名前を告げる。タリンは、ハッサン大統領の秘書官で、大統領の娘・カイラと恋人関係にあった。
ジャックは、タリンとカイラがいるホテルに向かう。ジャックが自分たちが到着してから救出作戦を遂行するように待機命令を出したが、ニューヨーク市警が自分たちで対処しようと救出作戦を始めてしまった。案の定ジャックが到着前に何人も殺され逃げられてしまった。カイラの命と引き替えに、テロリストはアメリカの防衛網の全てが判る米国国防総省の極秘資料を要求する。
カイラは、タリンの助けもあり、自ら脱出に成功する。だが、それはワナだった。EMP爆弾が搭載された自動車でカイルはCTUに到着し、その爆弾が爆発してしまう。CTUの機器は破壊されてしまった。察機のコントロールや放射能の感知や通信など、核を発見するための全ての機能が停止してしまう。
この騒動の最中、ダナ上級分析官がテロリスト一味に「クロエが早々にCTUを復旧させてしまい、早めに逃走する必要がある。その手助けをするわ」と伝える。ダナはCTUに潜入した、テロ実行犯グループの一因だった。衛星映像のジャミングなどを行い、実行犯たちは核を持って逃げおおせてしまう。
実行犯たちは、核によるテロを起こす、と脅し、テーラー大統領にハッサン大統領の身柄引き渡しを要求する。テーラー大統領はそれを拒否するが、ブラッカー国防将軍は水面下でハッサン大統領を引き渡すように動き出す。ブラッカー国防将軍の部下たちにより、ジャックたちは攻撃を受ける。その攻撃をジャックは回避することに成功する。
だが、その作戦に参加したブラッカー国防将軍の部下の1人をジャックは捕らえたところ、「ハッサンを引き渡さなければ、罪もない一般市民が大勢殺害される」と聞き、ハッサンは自分から進んでテロリストに投降する決意を固める。
ハッサン大統領の乗った車を追跡するが、ダナの妨害により再び行方を見失う。駐車場で別の車に移動させられたハッサン大統領は、テログループのもとに運ばれてしまう。作戦の失敗には、CTUに内通者がいる事は確実だと考えられた。ジャックは、運転席から手に入れたタリンの携帯の情報から相手を特定しようとする。そこから、ダナが内通者だと判明する。ダナは完全免責と犯歴消去そしてもらえるはずだった報酬を引き換えに、ハッサン大統領の居場所を教えると言い出す。
ハッサンのもとに向かい、テロリストを発見したジャックは突入して全員撃ち殺し制圧に成功したかに思えたが、ハッサン大統領は首を切られ死んでいた。まだ謝罪文が聞こえている。音が聞こえる方を見るとパソコンから録画放送されていて突入前にすでに殺されていたのだった。
テロリスト・サミルは、命に別状がないのでCTUで尋問される予定になっていた。だが、そこに捜査官に扮した男性がやってきて、サミルに毒物を投与する。遅効性でCTUに到着して間もなくサミルは死亡した。サミルを殺害した男は、レネに見覚えがあった。ロシアンマフィアに潜入捜査していた時に会った事があると思った。そのため、レネを殺害を決意する。
ジャックの部屋で、二人は愛しあう。だが、その後にレネは射撃され、亡くなってしまう。ジャックは、クロエから手掛りを聞き出した。その男はヴァザエフ、核をテログループに渡たした男である。彼は数時間前にジャックに捕らえられ、今まさにダウンタウンの連邦裁判所で審問中だった。ジャックは連邦裁判所の傍聴席に入廷すると審問の休憩を申し出た。ジャックはバザエフを脅し、レネ殺害犯を聞き出そうとしたが、ロシア政府関係としか判らなかった。しかしバザエフの家族の身の安全を守ることを条件にロシアがCTUに送り込んだ工作員の名前・ダナが明らかになる。
ダナは証拠を出し証言をするためには、ハッサン大統領救出失敗で消えた免責の復活を求めた。だが、テーラー大統領はそれを拒否する。ロシアのテロ関与を明らかにしてしまうと、ハッサン大統領の代理をつとめる妻・ダリアによる和平条約の調印は立ち消えになってしまう。そのため、ジャックを拘束することにした。
拘束・移送されるところで、ジャックはヘリコプターを乗っ取り、ビル街へ向かって飛んで行った。ダナの行方を訊くジャックに、クロエは偽の場所を教えて誘き出すことにした。だが、ジャックはそれを見破っていた。ジャックはそこにいる捜査官を欺く為にコールに人質の振りをさせてダナの拘束場所に向かった。
ローガン前大統領に唆され、テーラー大統領はダナを民間刑務所に移送させていた。ダナは監禁・拷問され、テロ犯の証拠(会話を録画したデータ)の在処を聞き出そうとしていた。貸金庫の中にあるデータを取りに銀行に向かったが、そこからダナはデータを持ちだし、逃走する。
ジャックは警官を蹴散らしダナを追いつめデータを渡すように迫る。データを渡し命乞いをしたダナだが、ジャックには生かしておく理由は、何もない。ジャックはダナに銃口を向け、2回銃の引き金を引いた。
ジャックは、射殺したダナ・ウォルシュから手に入れたメモリーカードに記憶されている映像を移動中のタクシーの中で見ていた。ダナとロシア大使の部下で殺し屋との会話だった。ハッサン大統領暗殺とCTUへのEMP爆弾攻撃、更にはコールと結婚するので今回を最後の任務にしたいと交渉している姿だった。
この映像の男の正体を暴く為、旧友・ジムに送信して顔認証の解析を頼んだ。男の名は、パベル・トカレフだった。ロシアの外交官待遇としてアメリカに滞在中であり、テロに荷担していた。トカレフはジャックを見つけ狙撃しようとしたが、逆にジムにより捕獲される。レネ狙撃犯であると判明し、ジャックはトカレフを拷問にかける。トカレフの死亡後、体内から携帯電話のSIMカードを手に入れ、リダイアルするとチャールズ・ローガンの留守電が応答した。ローガンが荷担していることにジャックは気づいた。
ローガン前大統領の車を止め、1人でセキュリティーを蹴散らし、一連の事を問いただした。隠蔽を認め、ついにはノヴァコビッチ・ロシア大使が黒幕だと明かす。すぐさまジャックはノヴァコビッチのもとへ向かい、殺害する。
焦ったローガン前大統領は、電話をかけノヴァコビッチがジャックに殺されたことをスバロフ・ロシア大統領に伝える。ハッサン暗殺や核攻撃など全てが彼の命令だった。ローガン前大統領は「ノヴァコビッチを犠牲にしてあなたを守った」と言い、ジャックはこのことを知らないと告げた。しかしジャックは気絶したローガン前大統領の首元に超小型マイクを付けていて、この会話の全てを聞き、録音していた。
ジャックは、スバロフ・ロシア大統領を狙撃しようと、国連に向かうローガン側近・ピラーの車の後部席に潜入していた。そして、付近のビルに身を潜め、狙撃の瞬間を待っていた。ライフルの標準機にはローガン前大統領が映し出されていた。ピラーの携帯を使いローガンに電話をして少しでも身動きすると一瞬で死ぬと脅した。ジャックはローガンとテイラーの会話の録音をながし、ジャックが全て知っていることを知らしめ、この暗殺の黒幕ザバロフを呼び出せとローガンに迫る。
クロエは、ジャックに「録音したファイルを全世界に公開してザバロフに罪を償わせることができる。だから、ザバロフを殺害して戦争に突入させないで」と説得する。ジャックのライフルの標準機にザバロフが映し出され、引き金を引けばルネの復讐が果たせるが、クロエの必死の説得に引き金は引けなかった。ジャックはローガンとザバロフの会話のビデオデータとキムに宛てた映像をクロエに渡す。
CTUの指揮室に着いたクロエは、すぐにデータのアップロードをはじめたが終了間際にデータカードを引き抜かれアップロードは失敗してしまう。そのデータはローガン、そしてテーラー大統領のもとに渡るが、それはローガンの音声データではなかった。
ジャックが、娘・キムにあてた、今日の事件についての自分の思いを切々と心から語りかけていたビデオ映像だった。ジャックのメッセージでテーラー大統領は改心する。調印を中止にさせ、自らの罪を明らかにする。そして、ローガン大統領によるジャック暗殺を阻止することにした。
今にも射殺されそうになっているジャック。それを、無人偵察機でクロエたちは発見し、中止させる。大統領は、自らの罪を認めたことをジャックに話しかける。そして、「ロシアからの追って、そしてアメリカからの捜索もあるでしょう。…だけど、あなたは自由になるチャンスがある」と、逃亡の黙認を示唆する。
ジャックは上空に無人偵察機がいることに気がついていた。クロエから、ジャックに電話がかかる。ジャックは、「家族の安全をクロエが守ってくれ。確実にだ」と、約束を求め、クロエはそれに応じる。最後にジャックは、無人偵察機を見上げ、ひとこと礼を言った。そこで映像は途切れる。
【関連記事】
「24TwentyFourseason1」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason2」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason3」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason4」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason5」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason6」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason7」のネタバレ・あらすじ
「24TwentyFourseason8」のネタバレ・あらすじ
ネタバレ作品一覧
トップページへ「1分で分かるネタバレ」
| トップページへ |