ドラマ「黄金の豚」第02話 ネタバレ・あらすじ
2010.10.30 (Sat)
黄金の豚 第02話「警察ヤミ宴会に喝!」
元詐欺師の芯子(篠原涼子)は久留米(宇津井健)にスカウトされ、国民の血税=“黄金の豚”を守る会計検査庁の調査官になる。芯子たちは、東京警察署の警察署内に機密費の流用疑惑があるとのことで、その調査を命じられる。
仮釈放中の身の芯子はパスしようとするが、事情を知らない明珍(生瀬勝久)に無理矢理同行させられ、角松(大泉洋)、金田(桐谷健太)らとともに警察に赴く。
署長らが睨みをきかせるなか、一同は形どおりの調査をして済まそうとする。が、そのとき優(岡田将生)が怪しい領収書を見つける。数枚の領収書の筆跡と紙質が、すべて同じなのだ。持ち帰って調べたところ、やはり領収書は偽造。
日付は4年前で総額12万円。その日は宴会が行われたらしく、東京署が機密費から12万円を宴会代に使った疑いが浮上した。優は「これを突破口に、機密費流用の全貌を暴きましょう!」と熱くなるが、前回正義の大活躍をした芯子もさすがに立場が危うく「そのくらい見逃してやったら?」と言い出す。だが、優は見逃すべきでない、と主張する。
芯子は久留米に呼び出され「警察を知る君だからこそ、警察の悪事を暴けるはず。刑務所に逆戻りするか?」とさらりと脅される。しかたなく調査を進める芯子は、妹のみぞれ(山口紗弥加)が務めるキャバクラの客である警察官から話を聞き出す。
警察官によると機密費は表向き「捜査協力者への謝礼」だが、実際は幹部のゴルフ代や海外旅行代に消えており、タクシー代だけで5百万を使った幹部もいるという。憤慨したみぞれに「そんな奴ら、叩きのめして」と言われる芯子だったが、やはり警察が相手では難しい
帰宅したその翌日、芯子の母親が古い新聞を見ていた。「警察官が犯人を追っている際、ベビーカーに接触。そのベビーカーが歩道橋から落ち、子供が左腕を切断する重傷を負った」との記事だった。その新聞の日付が、領収書の日付とほぼ同日だった。
このことから、何らしらかの関連があるのではないかと考えた芯子は、その事故の被害者に会った。そこで、その娘の母親は「警察官たちは犯人を追ってはいなかった。酒に酔っていました。そこでぶつかってこられたのです」と証言する。
機密費で飲食し、なおかつ子供の腕を失う大事故を起こした警察の不正を見逃すわけにいかない、と芯子も奮起する。だが、検査官の圧力で明珍は「調査終了」を宣言する。これに反発した角松は警察署に再び赴くが、領収書は破棄されていた。会計検査庁の内部、検査官による情報リークだった。
手立てが無くなった、と思われたが、芯子が子供の頃から補導されることを繰り返した警察官が、機密費の流用先のデータを記した手帳を芯子に預ける。だが、そのことで見せしめのため、その警察官は軽犯罪(立ち小便)で定年間際に逮捕されてしまう。そのやり口に憤りを感じた芯子や角松たちは、交通安全集会に殴り込みをかける。
そこで機密費流用の記録を警視総監の前で滔々と語り、芯子はその事実を明らかにした。さらに、そこに腕を失った少女が現れた。結果、子供が腕を失うきっかけとなった流用12万円のことが報道されるに至った。芯子たちの活躍により、来年度から機密費が半分にカットされることになったのだった。
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