ドラマ「秘密」 第03話 ネタバレ・あらすじ
2010.10.30 (Sat)
平介(佐々木蔵之介)と直子(石田ひかり)宛てに、大学のサークル同窓会の案内状が届いた。同窓生たちが、平介のことを気遣い、同窓会を開こうとしていたのだった。直子の魂は今も娘・藻奈美(志田未来)の体に宿っているが、世間的に直子は死んだことになっている。どう考えても、堂々と2人揃って同窓会に出席することは不可能だ。平介は同窓会のことを直子に伝えるべきかどうか悩む。
一方、直子は藻奈美の彼氏・相馬春樹(竜星涼)をきちんと別れることを決意する。春樹に「お父さん(=平介)に心配をかけるわけにはいかない。今はお父さんのそばにいて、身の回りのお世話や家事をしてあげたい」と告げ、別れを切り出す。
ところが、春樹は「お父さんとオレと、どっちが大事なんだよ!」と激昂。「それじゃまるでオフクロさんの身代わりじゃないか。お母さんみたいな生き方はイヤだって、言ってただろ!」とはき捨てる。初めて藻奈美が自分の専業主婦としての生き方を否定していたことを知り、激しいショックを受ける直子。そんな中、同窓会のことを知った直子は迷った挙句、“藻奈美”として出席することにした。
同窓会に参加した面々は、大学時代の思い出話に花を咲かせていた。ひたすら藻奈美として振る舞いながら、若かりしころの思い出話に耳を傾けていた直子の脳裏に、ふと藻奈美が失ってしまった未来のことがよぎる。「藻奈美はどんな人生を送りたかったのだろう…。どんな恋をして、どんな結婚をしたかったのだろう…」と。
直子はもしも藻奈美の魂が肉体に戻ってきたときに困らないよう、しっかり勉強することを心に決める。平介はそんな直子をただ見守るしかなかった。藻奈美とも直子ともいつも一緒にいるようで、どちらとも一緒でない――以前からつきまとっていた不思議な気持ちが、平介の中で膨らんでいた。
しばらくして、平介のもとに死亡したバス運転手・梶川幸広(吹越満)の妻・征子(堀内敬子)から連絡が入った。「梶川が事故を起こした原因がわかりました」。その言葉に誘われ、平介は征子に再び会ってしまう。平介に会うと早々に、征子は梶川の通帳を差し出した。そこには、梶川が札幌に住む"サワダミカコ"という女性に毎月10万以上の金を3年半にもわたり送金していたことを示す証拠が残されていた。
「調べてもらえませんか、この女のこと。私には勇気が無くて…。梶川は、私と結婚する前、札幌にいました。そこで結婚していたんですが、逃げ出して東京に出て来たんです。札幌で、何かあったと思うんです」と、涙ながらに訴える征子を前に、平介は彼女を助けてやりたいという衝動にかられながらも、承諾の言葉を飲み込んだ。
しかし、その手には征子から手渡された通帳と、梶川によって記されたサワダミカコの住所と電話番号のメモが残されていた。「地獄への切符を手にしてしまった」と平介は考えながらも、梶川の足跡を追わずにはいられない思いに駆られていた。
一方、"直子"は実力テストで好成績を修めていた。だが、気がかりなことが。相馬春樹が登校しなくなっていたのだった。それを心配する友人の百合恵の口ぶりから、好意を感じ取った直子は、「彼のこと、好きだったの?」と言ってしまう。どうやら、百合恵と藻奈美の間にはそのことがしこりになっていたようだった。百合恵は、泣き出してしまい、藻奈美の元を去る。
直子は、会って登校するように諭すが、春樹は反発する。一方、春樹の父親は、離婚後に再婚していた。そしてその新たな母親には、父親の子供が宿り、出産していた。そうした経緯があり、春樹には言いしれぬ孤独感や疎外感を感じていた。
そのことを春樹からのメールで知った直子は、彼にあって謝罪する。一方、春樹も怒鳴って当たってしまったことを謝った。そして、二人は「さよなら」の一言で"別れる"ことになった。
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一方、直子は藻奈美の彼氏・相馬春樹(竜星涼)をきちんと別れることを決意する。春樹に「お父さん(=平介)に心配をかけるわけにはいかない。今はお父さんのそばにいて、身の回りのお世話や家事をしてあげたい」と告げ、別れを切り出す。
ところが、春樹は「お父さんとオレと、どっちが大事なんだよ!」と激昂。「それじゃまるでオフクロさんの身代わりじゃないか。お母さんみたいな生き方はイヤだって、言ってただろ!」とはき捨てる。初めて藻奈美が自分の専業主婦としての生き方を否定していたことを知り、激しいショックを受ける直子。そんな中、同窓会のことを知った直子は迷った挙句、“藻奈美”として出席することにした。
同窓会に参加した面々は、大学時代の思い出話に花を咲かせていた。ひたすら藻奈美として振る舞いながら、若かりしころの思い出話に耳を傾けていた直子の脳裏に、ふと藻奈美が失ってしまった未来のことがよぎる。「藻奈美はどんな人生を送りたかったのだろう…。どんな恋をして、どんな結婚をしたかったのだろう…」と。
直子はもしも藻奈美の魂が肉体に戻ってきたときに困らないよう、しっかり勉強することを心に決める。平介はそんな直子をただ見守るしかなかった。藻奈美とも直子ともいつも一緒にいるようで、どちらとも一緒でない――以前からつきまとっていた不思議な気持ちが、平介の中で膨らんでいた。
しばらくして、平介のもとに死亡したバス運転手・梶川幸広(吹越満)の妻・征子(堀内敬子)から連絡が入った。「梶川が事故を起こした原因がわかりました」。その言葉に誘われ、平介は征子に再び会ってしまう。平介に会うと早々に、征子は梶川の通帳を差し出した。そこには、梶川が札幌に住む"サワダミカコ"という女性に毎月10万以上の金を3年半にもわたり送金していたことを示す証拠が残されていた。
「調べてもらえませんか、この女のこと。私には勇気が無くて…。梶川は、私と結婚する前、札幌にいました。そこで結婚していたんですが、逃げ出して東京に出て来たんです。札幌で、何かあったと思うんです」と、涙ながらに訴える征子を前に、平介は彼女を助けてやりたいという衝動にかられながらも、承諾の言葉を飲み込んだ。
しかし、その手には征子から手渡された通帳と、梶川によって記されたサワダミカコの住所と電話番号のメモが残されていた。「地獄への切符を手にしてしまった」と平介は考えながらも、梶川の足跡を追わずにはいられない思いに駆られていた。
一方、"直子"は実力テストで好成績を修めていた。だが、気がかりなことが。相馬春樹が登校しなくなっていたのだった。それを心配する友人の百合恵の口ぶりから、好意を感じ取った直子は、「彼のこと、好きだったの?」と言ってしまう。どうやら、百合恵と藻奈美の間にはそのことがしこりになっていたようだった。百合恵は、泣き出してしまい、藻奈美の元を去る。
直子は、会って登校するように諭すが、春樹は反発する。一方、春樹の父親は、離婚後に再婚していた。そしてその新たな母親には、父親の子供が宿り、出産していた。そうした経緯があり、春樹には言いしれぬ孤独感や疎外感を感じていた。
そのことを春樹からのメールで知った直子は、彼にあって謝罪する。一方、春樹も怒鳴って当たってしまったことを謝った。そして、二人は「さよなら」の一言で"別れる"ことになった。
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