ドラマ「黄金の豚」第04話 ネタバレ・あらすじ
2010.11.13 (Sat)
黄金の豚 第04話「母泣かす村長に喝!」
会計検査庁の調査員・芯子(篠原涼子)の今回のターゲットは、とある地方の河川の護岸工事。国民の税金である地方交付金40億円を使った工事ながら、地元農家から「手抜き工事で、その浮いた金が私的流用されている」との陳情書が届いたのだ。
芯子らは現地に向かうことになるが、その場所を聞いて角松(大泉洋)は顔色を変える。そこは角松の実家のある村だったのだ。かつて芯子の結婚詐欺に引っかかった角松は、母親に芯子の写真を送っており、結婚詐欺にあったとは言っていなかった。
一向を待っていたのは村長・漆原(半海一晃)による熱烈な接待攻勢だった。スケジュールのほとんどは観光で、調査の時間はごくわずかしかない。「何かがあやしい」と感じる芯子だが、金田(桐谷健太)は「地方の調査ではよくあること」と言う。国の交付金に頼っている地方は、多少のことは目をつぶって欲しいと接待漬けにするのが慣習なのだという。
正義感に燃える優(岡田将生)は、威厳を持ちつつ礼を欠かない態度で漆原に「観光はやめてすぐに調査を」と申し出る。そんな優の成長ぶりを金田は頼もしく見つめる。
ようやく調査がスタートするが問題は何も見つからない。だが芯子の鼻は確かに不正の臭いをかぎとっていた。そのとき、とうとう角松の母親ふな子(大川栄子)が角松に気づいた。芯子を息子の婚約者だと思い込んでいるふな子は、芯子たちを家に呼んで歓迎する。一方、角松は母・ふな子と芯子をできるだけ遠ざけようとしていた。
その夜、芯子は村の飲み屋で組合長と飲みながら、手抜き工事のせいで川が氾濫し畑が荒れ果ててしまったとの証言を聞きだす。しかし村長・漆原の力は絶大で、村民は誰も声をあげられない。しかも危険を承知で国に陳情書を送ったふな子が、村八分にされているという。怒った芯子と角松はなんとか手抜き工事の証拠を挙げようとするが、なかなか出てこない。
翌日、調査終了の期限が迫るなか、優が村長の目を引きつけ、その間に角松と金田らが上流での調査を行っていた。一方、芯子は角松の母親がネギの行商を行っている姿を目撃する。その耐え忍ぶ姿を見た芯子は、村長の不正を暴こうと決意する。
角松と金田らの調査に合流した芯子は、上流の河川に飛び込む。そこは水深6 mと申告されていたが、実際は80 cm程度だった。その虚偽申請により、村長は地方交付金をかすめ盗っていたのだった。
その不正を暴き、村長はリコールされることとなった。成果を上げた芯子たちだったが、その動向を危ぶむ検査官・茶々万史郎(近藤芳正)は、明珍郁夫(生瀬勝久)に芯子の身辺調査を命じる。
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