パーフェクト・リポート 第06話のネタバレ・あらすじ
2010.11.22 (Mon)
第06話「母親達が危ない産科医療ミス疑惑!」
赤坂(小出恵介)は、代議士の献金汚職事件に関する情報を匿名で連絡しようとした森山秘書の転落事故現場に居合わせた(パーフェクト・リポート 第05話のネタバレ・あらすじ )。その現場を、複雑な心境のまま再び訪れたところ、パニック発作を起こす。
救急搬送された病院で、赤坂は急性ストレス障害と診断される。「仕事は少し休んだ方が良いのではないですか」との医師の忠告に、赤坂は反発する。不安症状や発作が再び起こった時のため、頓服で抗不安薬を処方され、赤坂は帰宅する。
一方、蒼山(松雪泰子)は黒井(平山浩行)に呼び出され、2週間前に産婦人科で新生児が死亡した件の取材を依頼される。黄田(要潤)、紫村(小柳友)と共に取材先の産婦人科へ向かった蒼山は、赤ん坊を医療ミスで殺害されたと病院側に詰め寄る親子に出会う。
蒼山は詳しい事情を探るため、病院内で複数の妊婦や看護師から話を聞く。その取材中に、ある妊婦が倒れる。新型インフルエンザの可能性があり、感染を防ぐために蒼山がいるフロアは隔離された。蒼山は黄田に、死亡した赤ん坊の母親への取材を頼む。
そのころ、遊軍取材班では、桃井(遠藤雄弥)の軽率な発言から赤坂の病気のことが全員に知れ渡ってしまう。そのことを知らない赤坂は黒井から、蒼山が隔離された病院の院内感染、新生児死亡事件の指揮を任される。
奥澤緑(相武紗季)とカメラマンの黄田功(要潤)は、胎盤剥離で流産してしまった妊婦にインタビューを求めに行く。奥澤は「どうして定期検診を受けなかったのですか?受けていれば、救えたかもしれないのに」などと一方的に責めるような言葉を投げかけてしまう。そのことで、妊婦の父親が激怒し、会社を訴えるとまで言い出した。
その取材姿勢を批判し、赤坂は奥澤に「辞表を書け」とまで言い、叱責する。これに奥澤は反発する。新型インフルエンザの疑いが経過観察の後に解かれ、蒼山は解放される。そこで異動願いを提出するが、蒼山はそれをあっさりと了承する。だが、妊婦流産のレポートの件に関する原稿は書いてから異動しろと話す。
落ち込み、悩む奥澤に、黄田は「妻は必死に娘を育てていた。だけど、どこかでそんな自分のあり方に疑問を感じていたんだ。どうして働くことができずに、自分は子育てをしているのかって。だけど、それを口には出さなかった。それで俺は訊いたんだ。そうしたら『私は母親にはなれない』って言った」と語った。
「だから、俺は娘を自分で育てる決心をした。妻の代わりに。そんな思いをして、必死に生活している女性もいるんだ」と諭された奥澤は、再び妊婦だった女性に話を聞くことにする。
最初は取材を断られたが、その真摯な姿勢に女性は口を開く。「男に逃げられて…それで、意地になって自分で出産も子育てもやろうと思った…だけど、定期検診を受けるのもおざなりになって…自分のせいだって分かってる。だけど、父には言えなくて…」と本音を打ち明けた。
飛び込み出産の問題、定期検診の重要性を主題に、今回の一件を伝えることにした奥澤。その原稿を蒼山は了承した。
一方、いつもの取材班の部屋に赤坂の姿は無かった。人知れずPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、蒼山に「休んだ方が良い。休むことは決して逃げることじゃない」と諭され、赤坂は休暇をとることにしたのだった。
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