SPEC 第07話 「庚の回」 ネタバレ・あらすじ
2010.11.27 (Sat)
第07話 「庚の回」-覚吾知真-
ある夜、瀬文(加瀬亮)は美鈴(福田沙紀)から、志村(伊藤毅)が、治療費が払えないことを理由に、ほぼ強制的に「尊厳死」させられることになったと聞かされる。瀬文の元部下である志村は、長い間植物状態が続いており、警察病院からついに人工呼吸器停止することを宣告されてしまったのだ。
瀬文は「病を治す能力を持つ人物」なら志村を救えると思い、居場所を見つけようと必死。当麻(戸田恵梨香)と共に、スペックホルダーのデータを調べ始める。そして、予知能力者・冷泉(田中哲司)ならば、予言で病を治す人間の居場所が分かるだろうと冷泉の居場所を探す。
その矢先、未詳に「新宿のシンデレラ(0時きっかりに店じまいをすることから)」ことサトリ(真野恵里菜)と名乗る少女がやって来た。サトリは人気の占い師で、人の心を読む能力があると言う。サトリは「冷泉の身柄を奪還する」と宣言。瀬文の心から、冷泉の居場所を読み取ったと言い、姿を消す。
サトリ(真野恵里菜)は、とある組織から、冷泉の身柄を抑えることで報酬を得ることになっていた。そして、津田助広(椎名桔平)から冷泉を奪還することに成功する。サトリの目的は、冷泉に「各国の首脳陣の寿命を占うこと」だった。だが、冷泉はその占いを拒否し、思念を浮かばないようにすることで対抗する。
一方、当麻はNシステムから奪われた車両にサトリがいることを特定し、GPSシステムからサトリの足取りを追うことに成功する。そして、「中年男が少女の家に立てこもっている」と通報し、SITを出動させる。
そんな中、冷泉が予言した「当麻が動き出した」という思念を読み取ったサトリは、冷泉を再び移動させる。だが、それも当麻が予期していたことだった。近辺の駐車場を一箇所を除いて満車表示にしておき、そこにおびき寄せたのだった。
だが、サトリの能力で逃亡されてしまうのではないか、と瀬文は思ったが、サトリは能力を発動させることができなかった。彼女は、0時以降には睡魔が襲い、能力が使えなかったのだった。店じまいを0時にしていたことや、深夜に駐禁取り締まりにあっていたことや、深夜バスで衝突事故に遭遇していたことなどから、当麻が推理したのだった。
瀬文は「病を治す能力を持つ人物」の情報と引き替えに、冷泉を見逃し、自由の身にした。また、同時に当麻は一十一の居場所を知らされる。彼らは、別々にターゲットの元へと向かった。
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