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パーフェクト・リポート 第08話のネタバレ・あらすじ

2010.12.05 (Sun)

第08話 「仕組まれた罠・・・遊軍決死の逆転劇!」


蒼山(松雪泰子)は、社会部の黒井(平山浩行)から衝撃的なニュースを聞く。20代前半の男性が、同年代の男性をナイフで刺し現行犯逮捕されたという。

その容疑者は、蒼山が追い続けている12年前の「世田谷区主婦殺人事件」で母親を亡くし、さらに図らずも蒼山に裏切られた形で、容疑者扱いされた父親も不慮の事故で亡くしている澤村光輝(木村了)だった。  

並々ならぬ因縁に、澤村光輝に会うため、蒼山自ら警察署に張り付くが、彼に見向きもされず大きなショックを受ける。「報道は時に人を傷つけるが、希望もある」と信じてきた蒼山だが、今回の事件にその信念を打ち砕かれた思いで、他の遊軍メンバーが心配するほど落ち込んでしまう。  

そんな蒼山に、すっかり調子が狂ってしまう遊軍取材班の面々。奥澤(相武紗季)、桃井(遠藤雄弥)、紫村(小柳友)の3人は、蒼山に追い立てられることなく、以前の暇な生活に戻ったことに違和感を覚え、蒼山が来てから夢中で仕事に没頭し充実していたことに気付く。そして、蒼山に代わって、澤村光輝の事件をしらみ潰しに調べ始めることにした。  
以前から蒼山が調べ続けていた澤村光輝に関する膨大な資料を、徹夜で読み直した3人は、それぞれに今回の事件に関する疑問点を蒼山に話す。

「店の金を横領した、という噂を流された場合、アルバイトなのだから店を代えれば済むだけの話ではないか。ナイフで刺す必要があったのか」「犯行前にかなりの量の食事を摂取している。その犯行を決意していたのなら、そんな食事をするだろうか」「服役した経験があるのに、そんなに安易に、しかも見つかりやすい場所で犯行を行うだろうか」といった疑問が浮かび上がった。

「すべて憶測の域を出ない」と遮る蒼山だったが、父親が倒れた、という一件から、自身の原点を思い返し、事件を洗い直すことを決意する。「物事には、色んな側面がある。自分の決めつけだけで物事を見るのは良くない」と父親に子供の頃に諭されていたことを蒼山は思いだす。

そこから、再び澤村の事件を洗い直すことになる。まずは被害者の周辺に聞き込みに行くことにした。そこで、被害者は澤村のバイト先にわざわざ同時期にやってきたということや、ナイフが被害者自身のものだったことが判明する。

また、病院での聞き込みで、同室の患者が、被害者が病室にやってきた時に、彼女に「予定通りだから大丈夫」ということを耳にしていたことを聞き出す。さらに、被害者は澤村が殴打した際に頭部を強打して亡くなった人物と親しかった事実を見つけ出した。

被害者が、事件前に医療保険の掛け金を増額していたことも判明し、この事件は被害者による澤村を罠に嵌めるためのものだったのではないか、という仮説を立てた。こうした裏付けの下、蒼山は検事に取材結果を渡した。

起訴前、澤村に検事は問い直す。「キャピタルテレビの蒼山という記者が、君は被害者を刺していない、というが本当か」と。澤村は、容疑を否認した。そして事件の被害者が、ナイフを持つ澤村の手で、自らを刺したと供述した。

澤村は不起訴となり、事件の被害者とされた男は逮捕されることとなった。釈放された澤村に、蒼山は12年前の別れの場面のことを訊いた。「どうして別れ際で笑ったの?」と。だが、澤村は「笑った覚えはないです。ただ…泣く蒼山さんを見て、もう父親のことは良い、赦そうと思った」と語った。

ようやくその真意を確かめられた蒼山は、晴れ晴れしい思いとなった。再び別れようとしたとき、澤村が倒れた。そして、「世田谷区主婦殺人事件」のことを思いだした、と語った。澤村は、「事件現場に、1人の男がいて、首を絞められた。その男は、太陽のキーホルダーを持っていた」と話す。

充実感に浸る遊軍取材班の一方、赤坂は黒井から「約束通り、来月からアメリカ支局で働いてくれ」と言われる。

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