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ドラマ「黄金の豚」第08話 ネタバレ・あらすじ

2010.12.12 (Sun)

黄金の豚 第08話 「裏切りの最終決戦へ」


久留米(宇津井健)の推薦で優(岡田将生)が総理・樫永(伊武雅刀)の秘書官に抜擢された。ともに戦ってきた芯子(篠原涼子)たち会計検査庁のメンバーは複雑な思いで見守る。

そんな中、久留米から調査の指令がくる。対象は総理が力を入れて取り組んでいるタマリアへのODAだ。貧しいタマリアへ20年間にわたって毎年3億ドル(約252億)の援助がなされていた。調査に向かった芯子たちに応対するのは、いまやすっかり総理からの信頼も厚い優だった。

優はさすが元カイケンだけあり、芯子や角松(大泉洋)の用意した数々の疑問点をかわしてくる。「僕はいまも中立な立場です。カイケンの敵ではありません」という優に角松や金田(桐谷健太)は感心するが、芯子は明珍(生瀬勝久)の言葉を思い出していた。「人間は変わる、権力とはそういうものです」と、その明珍はいまだ行方不明のままだった。

調査を進める内、芯子はあることに気づいた。タマリアへの援助物資を買い付けた際の資金3億ドルは、その後の円高で18億円の円高差益を生み出している。その差額はどこに消えたのか?樫永総理は円高のタイミングを狙って、差額を不正に着服したのではないのかと。

芯子は再度、優に疑問をぶつけるが、優は帳簿上にも何も問題はないと突っぱねる。さらに上層部から芯子たちに調査を中止するよう圧力がかかった。やはり優は「あっち側」に行ってしまったのか。芯子は優を呼び出し、その真意をたずねる。優は「自分の信じる正しい側に立つ」ときっぱり言い切る。安心した芯子は、思わず優を抱きしめていた。

そんな最中、明珍の行方が分かった。重傷を負い、病院に入院していたのだった。茶々検査官から「君たちもこのような末路を辿ってしまう。総理の不正を暴くことなど、考えない方が良い」と脅される。だが、芯子たちは逆に、明珍の思いを引き継いで捜査を続けようと決意する。

一方、優は後戻りできない権力という渦に巻き込まれていた。そして優を信じる芯子たちに最大の危機が訪れる。豚の輸出のため、用いられていたフェリー。そこの一角に円高差益で生み出された18億円が置かれている、と睨んだ芯子たちはそこに向かい、案の定、金を発見する。

優もその金を発見し、呆然とする。総理の不正を暴くべきか…そう考えていた矢先、総理に「国のため、仕方のないことなのだ」と諭され、優は芯子たちを裏切る決意をする。フェリーから金を積んだとおぼしきトラックを奪い、中を確認したが、そこにはすでに金は消えていた。優が手を回し、トラックの荷を積み替えていたのだった。

優はカイケンを裏切り、芯子たちとの溝は決定的なものとなった。さらに、優は足の付く恐れのある裏金を処分するように総理から命じられる。すでに、優は後戻りできないところまで追い詰められていた。

どうしようもなくなった優は、芯子に連絡を取る。「仲間が助けを求めている」と芯子は、優を救いに行こうと動き出した。

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