パーフェクト・リポート 第09話のネタバレ・あらすじ
2010.12.17 (Fri)
第09話 「絡む二つの事件 太陽に隠された真実」
蒼山叶(松雪泰子)は、澤村光輝(木村了)の無罪を晴らした(パーフェクト・リポート 第08話のネタバレ・あらすじ )。感謝の気持ちを伝えていた澤村だったが、その場に倒れ込んでしまう。澤村は、11年前に自身の母親が殺害された事件についての記憶を思いだしていた。澤村は、「逃げていく犯人が『太陽のキーホルダー』をズボンに下げていた」と語った。
一方、CTNニュース編集部に『太陽のキーホルダー』を持っていた男が、2年前の殺人事件でも目撃されていたという情報が飛び込む。11年前と同じような女性殺害事件で、被害者の娘が逃走する犯人を目撃し"太陽のキーホルダー"を所持していたと証言していたというのだ。
早速、事件の取材にとりかかる蒼山。遊軍取材班の面々に仕事を割り振る中で、赤坂衆(小出恵介)のワシントン支局への異動が明らかになる。政治部の出世コースで自身が望んだことなのだが、なぜか浮かない顔の赤坂。一方、3ヶ月間の期限付きで異動になっていた奥澤緑(相武紗季)は、自分もアナウンス室に戻るのだが、そのことに気付かない遊軍の面々に拗ねてしまう。
2年前の女性殺人事件の取材に追われる中、赤坂と白石(小日向文世)は、代議士秘書の転落事故の際に、現場にいた女子中学生・麻生瑞貴(山谷花純)への接触に成功する。しかし、瑞貴は「何も知らない」と言う。
蒼山と黄田(要潤)は、2年前の女性殺人事件の遺族へのインタビューを行う。しかし、被害者の娘、伊崎素子(村川絵梨)からは新しい事実は聞けなかった。また、肝心の犯人を目撃した妹の早苗(小林涼子)とは、素子の許しを得ることが出来ず話すら出来なかった。蒼山と黄田は、事件現場の周辺で聞き込みを始める。すると、早苗が事件後に現場の近辺で目撃されていた。
一方、赤坂は桃井祐(遠藤雄弥)と団地に向う。病気の症状をこらえて赤坂が団地の屋上に行くと瑞貴が現れた。森山の事件を聞こうとする桃井を赤坂が止める。白石が蒼山に自分が記者を続けている理由を蒼山に話していると、赤坂がきた。傍らには瑞貴もいる。美代子(霧島れいか)にも来てもらい、瑞貴は森山の死の真相を話す。
「実は、森山は屋上で体勢を崩した瑞貴を助けようとして、誤って転落した」というのだ。全てを話した瑞貴は、その時に森山が落としたものだと美代子に鍵を返す。それは、森山が生前に借りていた貸し倉庫の鍵だった。
その頃、蒼山と黄田は早苗と会っていた。早苗は犯人に繋がる手がかりを思い出したいからだと、事件現場近くを訪ねる理由を蒼山に打ち明ける。そして、素子の付き添いで早苗の取材が始まった。事件の足取りを順番に思い出して行く早苗だが、犯人の顔を目撃する瞬間に震えだしてしまう。最後に早苗が思い出したのは、犯人が鼻歌を歌っていたことだった。
赤坂は、森山の貸し倉庫から見つけたディスクを検察に渡した。中身は丹波代議士の帳簿だった。遊軍取材班がそれぞれの取材を報告しあっていると、黒井彰(平山浩行)が早苗が襲われて意識不明の重体となったと駆け込んできた。蒼山たちが病院に行くと、素子が泣き崩れている。
次の日、CTN報道部には各マスコミからの問い合わせが殺到する。早苗が襲われた原因が、蒼山たちの取材のせいではないかというものだ。つまり、遊軍が調査に向かったため、犯人に口封じのために襲われたのではないか、とその関連性を疑われたのだ。
騒動の最中、黒井と蒼山は、報道局長に呼び出された。報道局長は、調査するように命じたと考えられていた黒井に「どうして調査を許可したのだ」と責め立てられる。だが、黒井は「蒼山の独断で調査が行われていました」と話す。蒼山はそれを認め、「許可されないと思ったから、独断で動いた」と話し、自身のせいでこうした事態を招いた、と語ったのだった。
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