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「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のネタバレ・あらすじ

2011.01.17 (Mon)
1963年。NY州ブロンクスヴィル。
地元名士の集まりで、スピーチをし、喝采を浴びる父(クリストファー・ウォーケン)を、16歳のフランク・アバグネイルJr.(レオナルド・ディカプリオ)は誇りに思った。父は兵士として駐留したフランスで、村一番の美女だった母ポーラ(ナタリー・バイ)の心を射止めた話を、フランクに聞かせるのが好きだった。

だが、そんな幸せな家庭があっという間に崩壊する。父が事業に失敗。家を売り、小さなアパートに移った頃から、母の様子も変化した。男ができたらしい。ある日、学校から帰ったフランクに、両親の離婚が告げられる。父と母、どちらと一緒に暮らすか、その選択を託される。

フランクは、失意のまま家を飛び出し、マンハッタン行きの列車に乗った。
父からもらった小切手も限度額まで使った。このままでは安宿も追い出されるだろう。小切手に手を加えるが、すぐに怪しまれてしまう。そんな時、フランクは、町で人々の視線を集めて歩くパイロットを見かける。彼は「高校生の新聞部記者」を名乗り、ベテラン・パイロットから航空会社の仕組みを聞きだすと、うまく制服を手に入れた。

パイロット姿のフランクに、道行く人が振り返る。銀行でもホテルでも、偽造した小切手を出しても、もう怪しまれることはない。金はいくらでも作れた。また、パイロットは提携する航空会社の飛行機にただで乗れる特権を知ったフランクは、自由に好きなところへ行くことができた。

偽造の手口にも長けてきた頃、FBlが動き出していた。ベテラン捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)は、躍起になって犯人を追った。指紋にも前科がない。偽名にも手がかりがない。巧妙な手口で時間を稼ぎ、不渡りを出した頃にはもう姿をくらましている犯人。しかし、カールは、ついにハリウッドで犯人を追いつめた。ホテルの部屋に乗り込んだカールは、そこでフランクと鉢合わせする。だが、フランクはとっさに「一足先に捜査に入った」シークレットサービスだと偽り、まんまとカールを撒いてしまう。

クリスマスの夜。FBlのオフィスで一人仕事を続けるカールに、偽名を使ったフランクから電話がかかった。「人恋しいのだろうか?」と察するカール自身も、離婚して娘とも離れ離れに暮らし、孤独なのは同じだった。それからも、フランクはクリスマスが来るたびに、カールに電話をかけてきた。数年が経過し、捜査が行き詰ったように思われたとき、カールは、「偽名がマンガの主人公」という点から、犯人が「子供ではないか」と気づく。

ある時、偶然に行った病院で、フランクはかわいい新米看護婦ブレンダ(エイミー・アダムス)に一目惚れする。その瞬間、彼は小児科医に変身。そのまま病院に就職してしまう。もちろん、ブレンダの心も手に入れ、二人は彼女の父親(マーチィン・シーン)に会いにルイジアナへ飛ぶ。そこでブレンダの父が検事だと知ると、フランクは今度は弁護士になりすまし、そのままブレンダの父が経営する法律事務所に転職する。フランクは、ブレンダと結婚し、幸せな家庭を築こうと思った。父と母の仲がよかった頃のような温かい家庭を。

一方、カールは家出少年の捜索リストから、フランク・アバグネイルJr.を割り出していた。ブレンダとの婚約パーティが華やかに開かれていた。そこヘカールらFB1捜査官が乗り込んだ。フランクはとっさに二階に駆け上がると、追ってきたブレンダにすべてを話し、フランクはスーツケースに札束を詰め込み、夜の闇に消えて行った。

二日後、マイアミ空港でブレンタと落ち合うことを約束して。そして、二日後、ブレンダとの約束を果たしにマイアミ空港に行ったフランクは、空港がすでに警察に完全包囲されていることを知る。ブレンダに裏切られたのだ。

空港は包囲網が敷かれていた。だが、そこでフランクはキャビンアテンダントの研修生を「研修でヨーロッパをまわる」と称し、連れ出す。その陰に隠れ、フランクは空港のFBIによる包囲網をいとも簡単に突破してしまう。

その後、フランクはヨーロッパやエジプト各地で小切手詐欺を繰り返す。その手口は巧妙で、ベテラン印刷工も唸るできばえだった。だが、母親の母国・フランスに目を着けたカールは、彼の逮捕に成功する。だが、地元・フランス警察にフランクの身柄は拘束されてしまう。

ようやくフランクの身柄引き渡しに成功したカールだったが、その道中でフランクに逃げられてしまう。母親の元を訪れたフランクは、再びカールに捕まる。未成年だとはいえ、その罪の重大さ故に、禁固12年の刑が確定し、フランクは服役することになる。

だが、その卓越した小切手詐欺の知識を駆使し、詐欺師たち逮捕に貢献したフランクは、FBI捜査官に抜擢される。釈放され、カールに身元引き受けをうけてもらえることになった。

その後、フランクは偽造防止小切手を考案し、莫大な額の報酬を得ることになる。そして、カールとは親友となったという。

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