「示談交渉人 ゴタ消し 第03話」ネタバレ・あらすじ
2011.01.23 (Sun)
示談交渉人 白井虎次郎(西野亮廣)・通称 白虎は、桜彩乃(忽那汐里)から鈴木浩司(松田洋昌)が巻き込まれたゴタを解決して欲しいと頼まれる。中小証券会社の営業として働く鈴木は上司の山崎美波(吉田羊)からパワハラを受けているという。
鈴木は残業中、美波にスープカレーを頭からかけられた事を明かす。美波の社内イジメが始まったのは3ヶ月前。鈴木はDMを何千枚も手書きさせられ、腱鞘炎に。営業にもなかなか出られず、給料の手取りも半分になったという。もうすぐ子供が生まれる鈴木は波風立てずに問題を解決し、元通りに働く事を望んでいた。
後日、彩乃は白虎に美波の事を調べて欲しいと頼まれ、派遣社員として潜り込む。想像とは違い、やさしい美波に驚く彩乃。美波は古い資料をシュレッダーにかけてと鈴木に指示を出す。鈴木は申請中の育児休暇の件を美波に確認。美波は頑張って上に根回ししていると伝える。
この後、彩乃は社員たちとランチを食べながら美波の情報を収集。美波の評判は良く、皆はパワハラや社内イジメなんてする訳がないと口を揃える。彩乃がランチから戻ると、シュレッダーの前に人垣ができていた。鈴木が顧客の契約書をシュレッダーにかけてしまったという。美波はミスした鈴木を庇い、資料を確認しなかった自分を責める。だが、皆が退社し、鈴木と2人きりになると美波は豹変。美波は鈴木を奴隷呼ばわりし、顧客の契約書を元通りにしろと命じる。
彩乃の話を聞いた信吾は、キャリアウーマンの美波が男の育休を応援する訳がないと考え、育休を申請した事がパワハラの原因と推理する。後日、白虎は鈴木と共に美波の上司である営業部長、森田喜一郎と面談を行う。
白虎が美波のパワハラを報告すると、森田は鈴木の勘違いだと主張。美波は新人の頃からずっと鈴木の面倒を見てきたという。鈴木が育休を申請したのは3ヶ月前。白虎が申請を保留にしている理由を訊くと、森田は鈴木に期待しているからだと説明する。森田によれば、鈴木を主任に推薦しようとする美波は育休を取れば昇進が遅れるため、鈴木の将来の事を考えて悩んでいるという。
だが、白虎は森田の仕草から森田がウソをついていると見破り、鈴木を主任にする気など全くない事に気付く。この後、彩乃は森田を尾行し、美波とラブホテルに入っていく場面を目撃する。美波は女の武器を使って森田を丸め込んでいたのだ。
後日、白虎が美波を尾行すると、美波は一軒の居酒屋へと入っていく。その店で白虎は、客がコメントや落書きを残すノートの束を見つける。
白虎は会社を訪ね、美波、鈴木と話し合いを行う。白虎は法的措置を取る可能性もあるので録音させてもらうと美波に断りを入れ、ICレコーダーをテーブルの上に置く。白虎はパワハラの事実を突き付けるが、美波はパワハラを認めようとしない。すると白虎は態度をガラッと変え、屁理屈ばかりだなと美波に言い放つ。
「可愛げのねぇ女だな」という、美波の逆鱗に触れる言葉を放つと、つい興奮してパワハラを認める発言をしてしまう。ICレコーダーにも美波の発言はしっかり録音されていた。だが、美波はICレコーダーをヒールで踏み潰してしまう
さらに、美波は「出来の悪い部下にパワハラをして何が悪い」と居直る。録音機器を破壊したたため、安心しきった美波は、さらに罵詈雑言を浴びせた。しかし、白虎はもう一つの録音機器を取り出す。「録音をしていいか、と同意を得たあと、複数の録音機で録音するのは、交渉人の基本テクニックだ」と白虎は話す。
そして、居酒屋におかれていたノートを取り出した。そこには、美波の「Sくん、好きだよ」の文字だった。美波はただの後輩ではなく、好意をもって鈴木のことを見ていたのだった。鈴木を忘れるために必死になって働いていたにもかかわらず、他の女と結婚し、育児休暇までとっている鈴木を、美波は許すことができなかったのだ。
この交渉の後、美波は自主退職した。そして、鈴木は育児休暇が認められたのだった。
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鈴木は残業中、美波にスープカレーを頭からかけられた事を明かす。美波の社内イジメが始まったのは3ヶ月前。鈴木はDMを何千枚も手書きさせられ、腱鞘炎に。営業にもなかなか出られず、給料の手取りも半分になったという。もうすぐ子供が生まれる鈴木は波風立てずに問題を解決し、元通りに働く事を望んでいた。
後日、彩乃は白虎に美波の事を調べて欲しいと頼まれ、派遣社員として潜り込む。想像とは違い、やさしい美波に驚く彩乃。美波は古い資料をシュレッダーにかけてと鈴木に指示を出す。鈴木は申請中の育児休暇の件を美波に確認。美波は頑張って上に根回ししていると伝える。
この後、彩乃は社員たちとランチを食べながら美波の情報を収集。美波の評判は良く、皆はパワハラや社内イジメなんてする訳がないと口を揃える。彩乃がランチから戻ると、シュレッダーの前に人垣ができていた。鈴木が顧客の契約書をシュレッダーにかけてしまったという。美波はミスした鈴木を庇い、資料を確認しなかった自分を責める。だが、皆が退社し、鈴木と2人きりになると美波は豹変。美波は鈴木を奴隷呼ばわりし、顧客の契約書を元通りにしろと命じる。
彩乃の話を聞いた信吾は、キャリアウーマンの美波が男の育休を応援する訳がないと考え、育休を申請した事がパワハラの原因と推理する。後日、白虎は鈴木と共に美波の上司である営業部長、森田喜一郎と面談を行う。
白虎が美波のパワハラを報告すると、森田は鈴木の勘違いだと主張。美波は新人の頃からずっと鈴木の面倒を見てきたという。鈴木が育休を申請したのは3ヶ月前。白虎が申請を保留にしている理由を訊くと、森田は鈴木に期待しているからだと説明する。森田によれば、鈴木を主任に推薦しようとする美波は育休を取れば昇進が遅れるため、鈴木の将来の事を考えて悩んでいるという。
だが、白虎は森田の仕草から森田がウソをついていると見破り、鈴木を主任にする気など全くない事に気付く。この後、彩乃は森田を尾行し、美波とラブホテルに入っていく場面を目撃する。美波は女の武器を使って森田を丸め込んでいたのだ。
後日、白虎が美波を尾行すると、美波は一軒の居酒屋へと入っていく。その店で白虎は、客がコメントや落書きを残すノートの束を見つける。
白虎は会社を訪ね、美波、鈴木と話し合いを行う。白虎は法的措置を取る可能性もあるので録音させてもらうと美波に断りを入れ、ICレコーダーをテーブルの上に置く。白虎はパワハラの事実を突き付けるが、美波はパワハラを認めようとしない。すると白虎は態度をガラッと変え、屁理屈ばかりだなと美波に言い放つ。
「可愛げのねぇ女だな」という、美波の逆鱗に触れる言葉を放つと、つい興奮してパワハラを認める発言をしてしまう。ICレコーダーにも美波の発言はしっかり録音されていた。だが、美波はICレコーダーをヒールで踏み潰してしまう
さらに、美波は「出来の悪い部下にパワハラをして何が悪い」と居直る。録音機器を破壊したたため、安心しきった美波は、さらに罵詈雑言を浴びせた。しかし、白虎はもう一つの録音機器を取り出す。「録音をしていいか、と同意を得たあと、複数の録音機で録音するのは、交渉人の基本テクニックだ」と白虎は話す。
そして、居酒屋におかれていたノートを取り出した。そこには、美波の「Sくん、好きだよ」の文字だった。美波はただの後輩ではなく、好意をもって鈴木のことを見ていたのだった。鈴木を忘れるために必死になって働いていたにもかかわらず、他の女と結婚し、育児休暇までとっている鈴木を、美波は許すことができなかったのだ。
この交渉の後、美波は自主退職した。そして、鈴木は育児休暇が認められたのだった。
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