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「ウォール街」のネタバレ・あらすじ

2011.02.06 (Sun)
若き証券セールスマン、バド・フォックス(チャーリー・シーン)は、巨万の富を築いた成功者ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)とのアポイントメントをとろうと必死になっていた。彼を顧客にするために、電話をかけ続けていた。

ゲッコーと5分間の面会時間をとるのに数ヶ月もかかった。成長が期待される企業名を勧めるも、ゲッコーは興味を持たなかった。そこで、バドはブルースター航空に技師として働く労働者階級の父(マーティン・シーン)から、「機器のメンテナンストラブルが疑われたが、調査の結果、ブルースター航空には非がなかった。そのことが近々発表される」という、会社の経営状況に関する情報を密かに話す。

株価が上昇すると思われるその情報を利用し、ゲッコーは富を得た。そこから、ゲッコーはバドを配下に入れようとする。そこから、バドの証券会社を通して取り引きするようになった。

バドはゲッコーのやり口を徹底的に研究し、実績をあげていき期待に応えた。バドが流したインサイダー情報を利用した取引は違法行為だが、莫大な報酬を手に入れたバドは成功の甘い香りに酔っていた。ゲッコーの家で行なわれたパーティーで、バドはインテリア・デザイナーのダリアン(ダリル・ハンナ)と知り合い恋におちた。実はゲッコーが彼女のパトロンだったが、彼は2人を結びつけ同棲させた。

バドは豪華なマンションに2人の愛の巣を築いた。ゲッコーはブルースター航空を乗っ取るべく組合員を懐柔しようとしたが、バドの父は拒否、父子で激しく喧嘩した。ゲッコーの狙いは、バドを傀儡社長として送り込み、会社を解体し、合併会社に買いとらせようというもので、会社を再建するつもりなど毛頭なかったのだった。

バドはやっと自分がゲッコーに利用されていることに気がついた時、父が心臓発作で倒れた。労働の喜びとともに誠実に生きた父を見たバドは、自分のあさましさに気づき、ブルースター航空会社を組合つきでゲッコーのライヴァル、ワイルドマン(テレンス・スタンプ)に買い取ってもらう交渉をした。

バドの裏切りを知らないゲッコーとワイルドマンの激しい攻防戦の末、ワイルドマンの勝利となり、ブルースター航空は生き残ることになった。ゲッコーの恐ろしさを知っているダリアンはバドのもとを去った。

証券取引委員会はブルースター航空の株取引を調査、インサイダー取引の罪でバドを逮捕した。仮出所したバドを呼びだしたゲッコーは彼を殴りつけた。だが、その時に怒りにまかせて話した言葉をバドはテープに録音していた。それはゲッコーがインサイダー取引で逮捕されるに充分な証拠だった。

元気になった父とバドは和解した。父親の運転する車の中で、バドは「罪を償う」と話す。父親は、「正しいことだ」と語りかけ、検事局の階段を昇る息子の姿を見送っていた。


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