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「英国王のスピーチ」のネタバレ・あらすじ

2011.02.27 (Sun)
ジョージ 6世(コリン・ファース)は、乳母からの虐待を受け、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱えていた。そんな彼は、英国王ジョージ 5世(マイケル・ガンボン)の次男という華々しい生い立ちでありながら、人前に出ることを嫌う内気な性格となり、いつも自分に自信が持てないでいた。

厳格な父はそんな息子を許さず、様々な式典のスピーチを容赦なく命じる。ジョージは妻のエリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)に付き添われて、何人もの言語聴覚士を訪ねるが一向に改善しない。ある日、エリザベスは、オーストラリア生まれのスピーチ矯正の専門家・ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていく。ライオネルは医師免許ももたず、役者としての成功を夢見る変わった人物だった。

ライオネルは、診察室では私たちは平等だと宣言する。王太子を愛称で呼び、ヘビースモーカーのジョージに禁煙させる。さらに、大音量の音楽が流れるヘッドホンをつけ、シェイクスピアを朗読するという奇妙な治療を行うが、ジョージはこの治療は自分には合わないと告げ、足早に立ち去ってしまう。

だが、クリスマス放送のスピーチがまたしても失敗に終わったジョージは、ライオネルに渡された朗読の録音レコードを聞いて驚く。音楽で聞こえなかった自分の声が一度もつまることなく滑らかなのだ。再びライオネルを訪ねたジョージは、その日から彼の指導のもとユニークなレッスンに励むのだった。

1936 年、ジョージ5世が亡くなり長男のエドワード8 世(ガイ・ピアース)が即位する。そんな中、かねてからアメリカ人で離婚暦のあるウォリス・シンプソンと交際していたエドワードが王位か恋かの選択を迫られる。彼は一度は即位するが、恋を選び、ジョージに王の座を譲る。

ジョージは望まぬ座に就くが、大切な王位継承評議会のスピーチで失敗してしまう。だが、ジョージはライオネルの助けを借り、戴冠式のスピーチは成功に終わる。しかし、本当の王になるための真の試練はこれからだった。

ヒトラーの率いるナチスドイツとの開戦直前、不安に揺れる国民は王の言葉を待ち望んでいた。王は国民の心をひとつにするため、世紀のスピーチに挑む。わずか9分半というスピーチも、ジョージにとっては難関であった。いつ吃音が生じてくるのか、気が気でなくスピーチの日を迎える。

「目の前にいる、私に語りかけているように。友人の私に、語りかけているのだと思ってリラックスしてください」とアドバイスするライオネル。ジョージはゆっくりと国民たちに語りかけた。時折つまづきながら、それでも何とかジョージは国民たちを鼓舞するスピーチを成し遂げた。

それから、幾度となくスピーチをする機会が訪れたが、傍らには常にライオネルがいた。2人は生涯、友人であり続けた。

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