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「リミット(Baried)」のネタバレ・あらすじ

2011.03.27 (Sun)
イラクで働くアメリカ人トラック運転手のポール・コンロイ(ライアン・レイノルズ)は、仕事仲間9人と一緒にいたところ、突然襲撃された。しばらく意識を失っていた彼が目を覚ましたのは、閉ざされた箱の中だった。

その箱は、土に埋められている棺のようなものだった。容易には脱出不可能な状況の下、箱の中に残された空気で生命を維持できるのは、長くないことに気付く。手元にあるものは、充電切れ間近の見慣れない携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒だった。死は毎秒ごとに忍び寄ってくる。

彼はまず、アメリカにいる家族に電話をかけた。だが、自宅の電話は留守番電話になるだけだった。そこに彼は自分の置かれている状況を伝え、政府に連絡、救助を求めるように吹き込んだ。そして彼は、友人、雇い主であるトラック会社に連絡をいれる。

しばらくして、彼に聞き覚えのない声で電話が掛かってくる。それは、ポールを誘拐し、棺の中に入れた実行犯からの電話だった。「100万ドルを用意しろ。用意できなければ、お前はそのまま死ぬ」と無情にもその電話は告げた。

彼は友人から聞いた電話番号から、大使館、そしてFBIに連絡をし、救助を求める。FBIは携帯電話の逆探知を行い、ポールの救助に出動することを約束した。一方で、犯人からの連絡が再び携帯電話にきた。「身代金を払わせるために、自分が誘拐されたことを動画で撮って送れ」と犯人は命じる。FBIに相談すると、政府の意向もあり、動画を撮ることは待ってくれ、と伝えられる。

ポールがしばらく待っていると、犯人が電話を掛けてきた。「動画を撮れ。さもないと、この女と同じ運命を辿ることになる」と、彼の元へ動画を送ってきた。それは、同僚の女性で、命乞いする彼女は、彼らに射殺されていた。

動画を見て、半狂乱になるポール。彼は、やむを得ず、FBIの静止を聞かずに動画を撮り、送った。だが、政府、会社は身代金支払いを行わない。FBIは逆探知から、彼のいるエリアをある程度割り出せている、と伝え、落ち着かせようとする。

FBI担当者との会話の中で、ポールは「今まで、一番救助に苦労したのは誰だ?その名前を教えてくれ」と訊く。FBIの担当者は「マークという医学生だ。彼はイラクに医療支援に行っていた。そこで拉致された」と伝える。「そのマークは、生きているのか?」と訊くと、FBI担当者は「…生きている。家に戻り、大学で勉強を続けている」と語った。

その電話の後、誘拐犯はさらに電話を掛けてきた。苛立った様子で、「身代金を払わせるんだ!…指をナイフで切ってその動画を撮って送れ。そもなければ、アメリカに住むお前の家族を殺す」と伝える。アメリカに住む家族に手を出すことは出来まい、と高をくくっていたポールだったが、次第に砂が棺の中に落ちてきて、生き埋めになる恐怖の中、彼は指を切断して動画を送る。

生き埋め寸前の彼の元へ、FBI担当者からの電話が掛かってきた。「誘拐犯たちのアジトを制圧した。奴らに君の埋めた場所を聞き出した。今、そこを掘り起こしている」と彼は伝えた。一縷の望みを抱くポール。だが、電話では棺が開けられるような音が聞こえるが、一向にポールが助け出される様子はなかった。

FBI担当者は伝える。「…すまない。マークだ。マークが埋められていた」と彼が電話で話す中、ポールは絶望的な表情で砂に埋もれていった。

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