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「テッド」あらすじ・ネタバレ

2013.01.28 (Mon)

簡単なあらすじ


1) 友達のいない孤独な少年・ジョンは、クリスマスプレゼントでもらった唯一の話し相手であるテディベアのテッドと、「本当の友達になれますように」と天に祈りを捧げ、テッドは魂を持つようになる。
2) テッドとジョンはダメ中年となり、怠惰な日々を過ごしていたが、ジョンの彼女ローリーに「私とテッドのどっちをとるの?」と言われ、ジョンとテッドは互いに自立を目指す。
3) 一人暮らしをするものの、なかなか離れがたい2人。そんな中、テッドが誘拐される事件が起こる。テッドは犯人から逃げ出すが、その中で真っ二つに割かれ、動かなくなってしまう。
4) ローリーは、ジョンがかつてしたように、テッドに再び元通りになることを願い、流れ星に祈る。願いは通じ、テッドは元に戻った。そして、ジョンとローリーは結婚するのだった。

起:ジョンの願い


1985年、ボストン郊外。友達のいない孤独な少年・ジョンは、クリスマスプレゼントでもらった唯一の話し相手であるテディベアと、「本当の友達になれますように」と天に祈りを捧げる。

翌朝、ジョンの祈りは通じ、魂が宿ったテディベア・テッドは、意思を持ち、喋って歩き回れるようになる。そして、「テッド」と名付けられたテディベアは、ジョンに「一生親友だよ」と約束する。

承:ダメオヤジとダメテディベア


しかし、やがて奇跡は日常となり、少年は大人へと成長する。テッドも一躍スターとなるが、ブームは去り、いくつものスキャンダルが発覚すると、人気は急落。忘れ去られる存在となっていった。

奇跡の夜から27年、ジョン(マーク・ウォールバーグ)はいつまでも青春時代から脱却できないダメ男に成長し、テッドも見た目は可愛いテディベアのままだが、中身だけが成長し、いまや下品なジョークと女のことで頭がいっぱいの、アル中・ドラッグ依存症の中年テディベアに成り下がっていた。

少年時代の約束通り、親友として今日も自宅ソファーで自堕落で、『フラッシュ・ゴードン』のビデオを観ては、低モラルな毎日を送るジョンとテッド。ジョンは、レンタカー屋の従業員になり、支店長昇進の話が出るも仕事に身が入ることはなかった。

ジョンと彼女のローリー(ミラ・クニス)が、交際4年目の記念日の晩、2人が食事を終えて帰ると、テッドが何人ものコールガールを呼んで乱痴気騒ぎをしていた。そのことでついに、ローリーの怒りが爆発。「自分かテッドの、どちらかを選んで」と迫られ、テッドから自立することを決意する。

転:誘拐されたテッド


テッドもまた、自らの部屋を借り、スーパーで働いて生計を立てていた。だが、寂しさからジョンを繰り返し呼び出し、そのたびにローリーに「ちゃんと自立する」と弁明する。

ところが、ローリーの会社の上司が主催するパーティーで、上司がローリーにアタックし続けていることを知りながら、ジョンはテッドのパーティーに参加してしまったことから、ローリーは激怒。別れを告げられてしまう。

テッドが、「ジョンに最後に会って話をして欲しい」と懇願したことで、ローリーはジョンと会うことにした。だが、そこでテッドが誘拐されたという電話を受けるのだった。

結:星に願いを


ローリーの運転する車でテッドを誘拐した犯人・ドニー(ジョヴァンニ・リビシ)の元へと向かう。ドニーは、子供の頃からテッドの大ファンで、息子のものにするためジョンからテッドを買いたがっていたのだった。

ドニーのもとから逃げ出し、必死に逃げ回る途中、テッドの胴体は真っ二つに割かれてしまい、テッドは単なる人形になってしまった。ジョンとローリーは必死につなぎ合わせるが、テッドの意識は戻らなかった。

一晩明け、ローリーが流れ星に願い事をすることによって、テッドは再び意識を取り戻す。3人は再びよりを戻し、ジョンとローリーは結婚することになったのだった。

ドニーは、現行犯逮捕はされたが、「ぬいぐるみ誘拐」では告訴できず、釈放されている。また、テッドはタミ・リン(ジェシカ・バース)と同棲することになった。なお、誘拐犯ドニーの息子、ロバートはダイエットに成功して映画『トワイライト』シリーズでブレイクした若手俳優、テイラー・ロートナーとなったという。

トリビア


・監督のセス・マクファーレン自身が、テッドの声優を行っている。彼にとって、本作は実写映画監督デビュー作である。

・映画『フラッシュ・ゴードン』のオマージュが随所に盛り込まれ、主演のサム・ジョーンズが大々的に出演している。

・セス・マクファーレン監督の代表作『ファミリー・ガイ』も番組名が何度が出てくる。

・ジョンとローリーの仲直りに一役買う役で、ノラ・ジョーンズがカメオ出演している。

・ジョンが「お前より、くまモンの方がいい!」と言うシーンがあるが、これは翻訳時に改変されたものであり、実際は「テディ・ラクスピンの方が良い」と言っている。80年代にアメリカで人気だったくまキャラである。

テッドが「ガチャピンより凄い?」と翻訳されているが、実際は「パトカーアダム30(刑事ドラマ)より凄い?」と言っている。

また、テッドのセリフが「誰かが星一徹にならなきゃ」となっているが、元々は「誰かがジョーン・クロフォードにならなきゃ」である。彼女は養女への虐待が暴露され、アメリカでは児童虐待のイメージが強い人物であるという。

なお、こうした映画評論家・町山智浩氏の翻訳時の改変は賛否両論を巻き起こした。

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