「ガリレオ XX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」あらすじ・ネタバレ
2013.06.24 (Mon)
貝塚北署に勤務する内海薫(柴咲コウ)は30歳を過ぎ、警察署という男社会の中で居場所を見つけられず、しまいには上司からは米・オクラホマで一年間研修を勧められるなど、人生の岐路に立たされていた。
そんな折、薫は長野県警から指名手配されていた上念研一(ユースケ・サンタマリア)の身柄を拘束する。上念は、すでに亡くなっている老婆を車椅子に乗せ、一緒にいたのだった。その老婆の介護をしていた上念は、「口論となった介護先の娘を殺害し、老婆が望んでいた東京観光をしていた」と供述する。
内海は、容疑者を自供させ警察官としての自信を取り戻そうとしていた。 しかし上念は、長野県警に移送された途端、今度は内海が取った調書とは全く異なることを言いだし、容疑を完全否定しだした。
誤認逮捕ではないかと疑われた内海は、長野で県警の当摩健斗(柳楽優弥)とともに再捜査を開始する。すると今度は、甲本という記者から長野県警に「不正警察官Y・Tは人殺しだ。無実の記者を自殺に追い込んだ」との怪文書が出回っていることを知らされる。しかもその自殺した記者は、上念が殺害したとされる老婆の娘の父親であったと判明する。
岩見隆治の追っていたのは、誤認逮捕後に獄中死した世田谷主婦殺害事件、通称・「猿渡(雄吉)事件」であった。当時の担当刑事が、警視庁で勤務していた、現・髙﨑依子署長であることが分かり、Y・Tとは髙﨑署長を示しているのではないか、と推測された。
この事実を元に、定年を間近にした長野県警・刑事の関岡郁夫(伊武雅刀)と当摩健斗(柳楽優弥)とともに、内海は捜査を開始する。その中で、上念と猿渡事件を追っていた記者が、練炭を使用した一酸化炭素中毒で死亡する。自殺と思われていたが、内海は自殺に見せかけられた他殺であると考える。
当摩(柳楽優弥)の助けを得て、怪文書をメールで送っていた人物が、全て介護施設で上念が行なっていた、パソコン修理を利用していることが判明。上念が介護先の老婆宅で猿渡事件を追っていた記者のノートを発見し、猿渡事件の真相を知った上で、警察に脅迫していたのではないか、と内海は推理した。そこで内海は、当摩(柳楽優弥)に怪文書を送ることを依頼し、署長に揺さぶりを掛けることとした。
メール送信元が特定された後、関岡(伊武雅刀)に「事件のことで話がある」と呼び出された当摩(柳楽優弥)は、関岡(伊武雅刀)に拉致されてしまう。
犯人は関岡(伊武雅刀)であった。内海に取り押さえられた関岡(伊武雅刀)は、自供を行ったのだった。
彼は、猿渡事件での誤認逮捕隠蔽が発覚することを恐れ、猿渡事件を追っていた事件記者宅に不法侵入し、ノートを奪おうとしていた。ところが、その時に鉢合わせした老婆の娘を殺害。さらに、落とした鍵を回収するために現場に戻ると、介護士の上念がいたため、上念に罪を着せるために気絶させた上で偽装工作を行った、ということだった。
上念は無罪であることが判明し、釈放。誤認逮捕されたことを綴った書籍を上梓したり、講演を行うまでに至った。だが、そのサイン会に内海と当摩(柳楽優弥)が現れた。
内海は、「上念が怪文書を送りつけたために、記者の娘が殺されることになった」と告げる。さらに、上念が介護施設へと3年後に届くようにしたDVDに(自身が犯人でないことを明らかにする証拠として送り届けられるようにしていた)、事件現場の様子がカメラで録画されてたことを指摘。そのカメラの映像をライブ映像で観ていた上念は、助けることもせずに傍観、あまつさえ誤認逮捕され、悲劇のヒーローを演じるために利用しようとした、という推理をぶつけた。
上念は、ゲームの盗作疑惑で業界を追い出されていた。カムバックするために、誤認逮捕を利用しようとしていたのだった。不安・焦燥を押し隠した上念であったが、「あなたのゲームは面白くない上に、海外ドラマなどの焼き直し」などと言われたため、激怒。内海に暴行を働いて、取り押さえられ、逮捕されることとなったのだった。
事件が終わり、内海はオクラホマ行きを決めた。これが彼女のアメリカへ渡る前の最後の事件となったのだった。
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そんな折、薫は長野県警から指名手配されていた上念研一(ユースケ・サンタマリア)の身柄を拘束する。上念は、すでに亡くなっている老婆を車椅子に乗せ、一緒にいたのだった。その老婆の介護をしていた上念は、「口論となった介護先の娘を殺害し、老婆が望んでいた東京観光をしていた」と供述する。
内海は、容疑者を自供させ警察官としての自信を取り戻そうとしていた。 しかし上念は、長野県警に移送された途端、今度は内海が取った調書とは全く異なることを言いだし、容疑を完全否定しだした。
誤認逮捕ではないかと疑われた内海は、長野で県警の当摩健斗(柳楽優弥)とともに再捜査を開始する。すると今度は、甲本という記者から長野県警に「不正警察官Y・Tは人殺しだ。無実の記者を自殺に追い込んだ」との怪文書が出回っていることを知らされる。しかもその自殺した記者は、上念が殺害したとされる老婆の娘の父親であったと判明する。
岩見隆治の追っていたのは、誤認逮捕後に獄中死した世田谷主婦殺害事件、通称・「猿渡(雄吉)事件」であった。当時の担当刑事が、警視庁で勤務していた、現・髙﨑依子署長であることが分かり、Y・Tとは髙﨑署長を示しているのではないか、と推測された。
この事実を元に、定年を間近にした長野県警・刑事の関岡郁夫(伊武雅刀)と当摩健斗(柳楽優弥)とともに、内海は捜査を開始する。その中で、上念と猿渡事件を追っていた記者が、練炭を使用した一酸化炭素中毒で死亡する。自殺と思われていたが、内海は自殺に見せかけられた他殺であると考える。
当摩(柳楽優弥)の助けを得て、怪文書をメールで送っていた人物が、全て介護施設で上念が行なっていた、パソコン修理を利用していることが判明。上念が介護先の老婆宅で猿渡事件を追っていた記者のノートを発見し、猿渡事件の真相を知った上で、警察に脅迫していたのではないか、と内海は推理した。そこで内海は、当摩(柳楽優弥)に怪文書を送ることを依頼し、署長に揺さぶりを掛けることとした。
メール送信元が特定された後、関岡(伊武雅刀)に「事件のことで話がある」と呼び出された当摩(柳楽優弥)は、関岡(伊武雅刀)に拉致されてしまう。
犯人は関岡(伊武雅刀)であった。内海に取り押さえられた関岡(伊武雅刀)は、自供を行ったのだった。
彼は、猿渡事件での誤認逮捕隠蔽が発覚することを恐れ、猿渡事件を追っていた事件記者宅に不法侵入し、ノートを奪おうとしていた。ところが、その時に鉢合わせした老婆の娘を殺害。さらに、落とした鍵を回収するために現場に戻ると、介護士の上念がいたため、上念に罪を着せるために気絶させた上で偽装工作を行った、ということだった。
上念は無罪であることが判明し、釈放。誤認逮捕されたことを綴った書籍を上梓したり、講演を行うまでに至った。だが、そのサイン会に内海と当摩(柳楽優弥)が現れた。
内海は、「上念が怪文書を送りつけたために、記者の娘が殺されることになった」と告げる。さらに、上念が介護施設へと3年後に届くようにしたDVDに(自身が犯人でないことを明らかにする証拠として送り届けられるようにしていた)、事件現場の様子がカメラで録画されてたことを指摘。そのカメラの映像をライブ映像で観ていた上念は、助けることもせずに傍観、あまつさえ誤認逮捕され、悲劇のヒーローを演じるために利用しようとした、という推理をぶつけた。
上念は、ゲームの盗作疑惑で業界を追い出されていた。カムバックするために、誤認逮捕を利用しようとしていたのだった。不安・焦燥を押し隠した上念であったが、「あなたのゲームは面白くない上に、海外ドラマなどの焼き直し」などと言われたため、激怒。内海に暴行を働いて、取り押さえられ、逮捕されることとなったのだった。
事件が終わり、内海はオクラホマ行きを決めた。これが彼女のアメリカへ渡る前の最後の事件となったのだった。
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