起：「カイジュウ(怪獣)」による人類存亡の危機

2013年8月11日午前7時。太平洋の深海から突如現れた謎の巨大生命体「カイジュウ(怪獣)」により、打つ手のないまま3つの都市がわずか6日間で壊滅、人類は絶滅の危機に晒される。

承：イェーガーによる「カイジュウ(怪獣)」討伐

そんな中、環太平洋沿岸(パシフィック・リム)諸国は、PPDC(パン・パシフィック・ディフェンス・コープ)を設立、専門家たちの英知を結集してパイロットと神経を接続して動く2人乗りの巨大ロボット「イェーガー」を開発する。巨大生命体の侵攻を食い止めるため、そして人類存続のため、兄も巨大生物に殺害されたローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)、モリ・マコ(菊地凛子)ら選ばれたパイロットたちはイェーガーに乗り込み、闘う。

転：「カイジュウ(怪獣)」との決別

ハーマン・ゴットリープ博士(バーン・ゴーマン)は、巨大生物たちは別次元の穴を通過してくるため、「その穴に爆弾を投下・爆発させることで閉じることが可能なのではないか」と推察。イェーガーのパイロットたちは、その作戦に出ることになる。

巨大生物たちとの死闘を繰り返している中、ローリーは別次元へとつながる穴の中で、イェーガーの動力源である原子炉をオーバーロードさせることで爆発させようと試みる。爆発直前でマコを脱出ポッドにて救出させ、自らも間一髪脱出する。

結：人類の勝利

ラリーたちの奮闘の結果、巨大生物の世界との繋がりが完全に断ち切られたのだった。

【補足】
スタッフロール後に「この映画をモンスターマスター、レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ」というギレルモ・デル・トロ監督からのメッセージが流れる。

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