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「少年H」あらすじ・ネタバレ

2013.08.19 (Mon)

起:戦争直前の妹尾家


昭和初期の神戸。名前のイニシャルから「H(エッチ)」と呼ばれる少年・肇は、好奇心と正義感が強く、厳しい軍事統制下で誰もが口をつぐむ中でも、おかしなことには疑問を呈していく。Hはリベラルな父(水谷豊)と博愛精神に溢れる母(伊藤蘭)に見守られ成長していく。

承:父親にスパイ容疑の嫌疑がかかる


戦争が始まり、外国人を顧客に多く抱えていた父親盛夫にスパイの嫌疑がかかる。戦争で外国人たちが帰国したこともあり、父親は志願をして消防士になる。

息子の肇も学校でスパイの息子といじめに遭う。また、好きな絵を描いていつも画集を持って歩く肇は、裸婦の西洋画を模写したことで「敵国の絵を真似るとはけしからん」と、教師に体罰を受ける。

転:終戦後の急激な民主化と肇の戸惑い


空襲の翌朝、自宅周辺の焼け野原で呆然と父親(水谷豊)はたたずんでいた。息子の肇を見つけた時、彼は喜びの表情さえ出すことができなかった。空襲で避難所暮らしを余儀なくされる妹尾家。

避難所生活を強いられる中、日本は終戦を迎えた。その中で、大人たちは手のひらを返すように、民主化されていく。肇はそれに反発を覚え、さらには些細な出来事で父親の態度に苛つき、家を飛び出す。果ては、線路の上で自殺を試みようとさえした。

結:終戦後、画家を目指す肇


家を出た肇は、画家になるべく奮闘していた。肇は、幼い頃から絵が大好きで、軍事訓練ばかりの中学でも絵を描くことを心の支えにしていたのだった。ラストシーンでは、肇はフェニックス(不死鳥)を描いていたのだった。

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