「オールド・ボーイ」あらすじ・ネタバレ
2013.09.29 (Sun)
起:監禁されたデス
1988年のある日、平凡なサラリーマンのオ・デス(チェ・ミンシク)は、 酔って暴れて、警察の世話になったある雨の夜、 帰宅途中に何者かに拉致され、監禁部屋に閉じ込められる。
理由が全く分からないデスだったが、ある日テレビのニュースで、妻が惨殺されたことを知る。しかも容疑者は自分。半狂乱に陥りつつも、監禁部屋で肉体を鍛え、テレビで情報収集していた。
承:開放され、ミドに出会う
デスは、監禁されてから15年が経過し、15年前に拉致されたまさにその場所に解放された。 偶然に立ち寄った寿司屋で突然気を失ってしまったデスは、補助料理人ミド(カン・ヘジョン)の家へ連れて行かれる。そして、ミドはデスに対し、憐憫から始まった愛情を抱くようになる。
転:「死のゲーム」の始まり
デスは、監禁部屋で食べた揚げギョーザから出てきた「青龍」と名の入った伝票か ら、7.5階の監禁部屋の正体を捜し出す。ついに初めての対面をする日、復讐心で沸き立つデスに、監禁者イ・ウジン(ユ・ジテ)は 、冷静沈着に「死のゲーム」を提案する。
監禁の謎が解けたら自分が死ぬ、解けなければデスとミドを殺すという死のゲームを持ちかけた。期限は残り5日。そんな夜、デスとミドは初めて結ばれる。必死に回答を出そうとするデスは、やがて謎の男が、自分の高校の後輩イ・ウジンであることに気づく。
結:ミドの正体
ウジンは高校時代、実の姉であるイ・スア(ユン・スギョン)と愛し合い、肉体関係を持った。二人の逢瀬を目撃したデスによって悪い噂が広がり、ウジンの姉は橋の上から身を投げたのだった。
愛する姉を助けられなかったウジンは、それからずっとデスへの復讐に燃えていたのだった。そしてデスは、実はミドが自分の娘であることをウジンから知らされる。
実の娘と愛し合ったことにデスはショックを受け、自ら舌を切断してウジンに許しを乞う。デスへの復讐を終えたウジンは自殺した。『15年の監禁』の意味は、娘の成長の期間だったのだ。
すべてが終わったあと、デスはミドと再会を果たすのだった。
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