「ムカデ人間2」あらすじ・ネタバレ
2013.09.30 (Mon)
簡単なあらすじ
1) 地下駐車場で警備員をしている、不気味な中年男マーティン(ローレンス・R・ハーヴィー)は、『ムカデ人間』に感化され、自分もムカデ人間を作り出したいと考えていた。
2) 次々に男女を攫った後、マーティンは実際にムカデ人間を作りはじめる。だが、医学知識も手術経験もないマーティンは、苦痛に満ちた粗い"手術"を被害者たちに施す。
3) 攫ってきた妊婦が、頭部を殴ったことで死亡したものと思っていたが、目を覚まし、彼女が叫びながら逃げ出す。そんな中、被害者の1人が顔を引き剥がし、ムカデ人間が分離してしまう。激怒したマーティンは、次々に被害者たちを殺害する。
4) ムカデ人間の1人から反撃を受けるが、マーティンは生き延びる。映画のラストでは、最初のシーンのように、『ムカデ人間』のDVDを観ているシーンで終わる。その背後では、赤ん坊の泣き声が響いていた。
起:マーティンの夢想
地下駐車場で警備員をしている、不気味な中年男マーティン(ローレンス・R・ハーヴィー)は、幼い頃から父親に性的虐待を受け、母親は、夫が息子への虐待で刑務所に入れられたことに対し、息子を逆恨みしており、不出来な息子を殺して自分も死にたいというのが口癖だった。
そんなマーティンは、勤務中に『ムカデ人間』のDVDに見入っては、劇中に登場する、人間同士の口と肛門を接合したムカデ人間の創造を夢想していた。
承:ムカデ人間作成
思いが抑え切れなくなった彼は、銃で撃ち、頭部を強打して意識を失わせては人々を次々に拉致。そして、倉庫に監禁していった。さらにオーディションを偽って、映画『ムカデ人間』に出演していた女優アシュリン・イェニー(アシュリン・イェニー)を誘い出して誘拐する。北村昭博とアシュリー・C・ウィリアムズは、呼び寄せることができなかった。
計画の進行中にムカデ人間についてまとめたファイルを母親に見られてしまう。母親は、マーティンを激しく罵り、彼のファイルと、ペットであるムカデを処分しようとするが、その行動に対し、マーティンは激昂し、母親を殺害してしまう。
ムカデ人間を作るべく、攫ってき男女の肉体を、無麻酔の上でハンマー、ペンチなどで切り刻み、ホチキスで乱暴に部位を留め、自分だけのムカデを作り出すマーティン。
転:失敗作
マーティンは、誘拐してきた妊娠中の女性が、頭部を殴られたことで死亡したと考え、放置していた。完成したムカデ人間に、悦に浸っていたマーティンだったが、死んだと思われていた妊婦が蘇生し、叫びながら外へ逃げ出した。
近くにあったクルマに妊婦は乗り込む。マーティンが追ってくる中、妊婦は陣痛が始まり、出産。その子供を踏み潰しながらも、彼女はクルマを走らせて逃げ出した。
一方、ムカデ人間の1人が顔を引き剥がし、ムカデ人間は半分に分離してしまう。そのことに激怒したマーティンは、ムカデ人間の人々を次々に射殺する。銃弾がなくなったところで、マーティンはナイフで殺害した。
結:妄想か現実か
ムカデ人間の先頭であるアシュリン・イェニーを殺害しようとした際、マーティンは股間を殴られ、悶絶。さらには、肛門に漏斗を挿され、ペットのムカデを入れられてしまう。マーティンは、アシュリンの首を刺し、よろめきつつ倉庫の外へと向かう。。
阿鼻叫喚の倉庫から一変、マーティンが勤務している様子に映像は移り変わる。全ては、マーティンの妄想だったのかもしれない。だが、妊婦は産み落とした以外にももう1人の赤ん坊がおり、その赤ん坊が乗っていたクルマからは、泣き声が聞こえていた。
トリビア
・その内容から、映倫はオリジナルのままでは日本国内での上映禁止と判断したが、修正後、R18+で上映が行われた。
・全英映像等級審査機構(BBFC)および、オーストラリアでは、審査拒否されている。2011年10月、BBFCは、複数のシーンをカットした上で、R18+と審査した。
・2011年9月22日、ファンタスティック映画祭のプレミア試写では、嘔吐袋が用意され、ギミックとして救急車が外に用意された。だが、実際に1人の観客が気分を悪くし、救急隊は対応することとなった。
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