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「悪夢のエレベーター」あらすじ・ネタバレ

2013.10.05 (Sat)

起:マンションのエレベーターに4人の男女


とあるマンションでエレベーターに乗っていた小川順(斎藤工)。だが突然、エレベーターが急停止、そのまま動かなくなってしまう。一緒に乗り合わせたのは、見るからにワケありそうな男女3人。

・空き巣狙いでマンションを訪れた刑務所帰りの安井三郎(内野聖陽)
・アガサ・クリスティを愛読するゴスロリ少女の愛敬カオル(佐津川愛美)は自殺願望があり、屋上から飛び降りようとやってきた。
・3人の中で唯一のマンションの住人で、ジョギングに出掛けようとしていた牧原静夫(モト冬樹)は、実は他人の心が読める超能力者。

承:小川の秘密


小川は、愛人の陽子(芦名星)が住むこのマンションから、妻・麻奈美(本上まなみ)の出産立会いに向かう途中だった。狭いエレベーターに閉じ込められてしまう4人。非常ボタンは故障、携帯電話も電池切れ。助けを呼ぶ全ての手段が絶たれてしまう。

「遺書を残しておこう」ということで、ボイスレコーダーにそれぞれの秘密を暴露し合うハメになる。そこで、小川は「浮気をしている」と暴露するのだった。

ところが、その流れの中で、小川は他の同乗者に不信感を募らせる。安井三郎は空き巣に入るために7階へ、愛敬カオルは投身自殺をするために屋上へ向かおうとしていたという。だが、順は妻のもとへ向うために5階でエレベーターに乗り、1階へ「降りよう」としていたのだ。安井三郎、愛敬カオルの発言は矛盾している。

実は、安井三郎は探偵だったのだ。依頼者は、小川順の妻である麻奈美(本上まなみさん)。安井は、小川に自白させる方法を考え出す。それは、閉鎖空間であるエレベーター内で、小川の自白を誘導しようということだった。

転:小川の死


小川に矛盾を突かれたものの、安井は「自白を得る」という目的を達成した。最初に、睡眠薬で眠らせたのと同様に、睡眠薬入りの注射器を、小川の首筋に注射する。

ところが、この注射で小川は急死してしまう。安井は、愛敬カオルの提案で、「投身自殺に偽装して、屋上から投げ落とす」ことにする。屋上への階段の鍵を管理人(今回の計画でグルとなっている)に借りようとしたところ、監視カメラの様子がテレビに映し出されている。殺人が露見したと考えた安井は、管理人を揉み合いの末、殺害してしまう。

小川の遺体を屋上から落とす安井。だが、その場に小川の愛人(芦名星)もやってくる。「心中に見えるから、一緒に殺害しよう」とカオルは提案するが、安井は小川の愛人を説得して自殺を踏みとどまらせる。

管理人室に戻った安井は、観ていた映像が実は「エレベーターモノのAV」だったと気づく。管理人は、安井の殺人を知らなかったのだ。

結:カオルの正体


依頼結果を、小川の妻に報告する。小川を殺害したことは伏せて。
その後、安井は「注射器を一時的に、愛敬カオルに預けていた」ことを思い出す。そして、小川の妻には、カオルという妹がいることを知る。その妹は、精神病院に入院し、2週間前に退院していたのだという。

愛敬カオルこそが、小川の妻の妹だったのだ。唯一の味方である姉を悲しませる小川を許せず、安井に小川を殺害させたのだった。

全てに気づいた安井が気づくと、先程までいたカオルの姿が消えていた。そして、マンションから爆発音が聞こえた。安井は、マンションに向かって走り出した。そのマンションには、小川の愛人が住んでいた。

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