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「ミッション:8ミニッツ」あらすじ・ネタバレ

2013.10.05 (Sat)

起:列車爆破


コルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)は列車の座席で目覚める。目の前の女性・クリスティーナ(ミシェル・モナハン)が、親しげに話しかけてくる。だが、コルターは「自分がなぜここにいて、彼女が何者なのか」分からなかった。

陸軍大尉のコルターは、アフガニスタンで戦闘ヘリを操縦していたはずなのだ。鏡を覗きこんだ彼の眼に映ったのは、見知らぬ別人の顔。所持していた身分証明書には、“ショーン・フェントレス:教師”と記されていた。そのとき突然、車内で大爆発が発生。なす術もなく炎に飲み込まれていった。

承:繰り返される「列車爆破」


コルターが意識を取り戻したのは薄暗い密室。モニターに軍服姿の女性、グッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)が映し出される。列車の爆発事故について質問されるが、状況が飲み込めず、回答できない。

「包囲された城」と呼ばれるこの空間は、何かの研究室らしかった。朝7時48分に列車爆破事件が発生したことは事実で、コルターの任務は、乗客であるショーンとなって車内を捜査し、爆弾魔を特定することだという。なぜか再び列車に戻されたコルターは、次第に状況を理解してゆく。

目の前の女性の名はクリスティーナ。コルターが繰り返し列車に戻るのは、「ソースコード」というラトレッジ博士(ジェフリー・ライト)が開発中の極秘実験によるもの。これによってコルターの意識はショーンの身体とリンクし、死亡するまでの8分間を繰り返し体験できるのだという。

さまざまな疑問が浮かぶ一方で、コルターはクリスティーナに特別な思いを寄せるようになる。彼女を救うためにも、爆弾犯を探し出そうと8分間のミッションを繰り返す。

転:「ソースコード」の正体


「包囲された城」にある「ソースコード」という装置は、タイムマシンや仮想現実でもなく、「8分間だけ並行世界にアクセスできるゲート」だったのだ。

並行世界A:列車爆破テロが起き全滅した世界。
並行世界B:コルター、クリスティーナが間違った容疑者を追って下車。電車に撥ねられてショーンは死亡。
並行世界C:コルター、クリスティーナが容疑者を追って下車。容疑者に返り討ちにされて死亡してしまう。

この時間軸で過ごしたことで、コルターは「8分を過ぎているのに、ソースコードが終了しない」ことに気づく。死亡した時点で、"現実世界"に戻ることを知るのだった。そこで、「もしかしたら、8分を越えても並行世界で生存し続けることが可能なのではないか」と考えるのだった。

コルターは元の世界へ戻り、犯人の名前や車のナンバーなどを伝え、死傷者を出さずに犯人を確保できた。

その一方で、コルターは「まだやり残したことがある」といって、並行世界にもう一度転送してもらう。だが、事前にグッドウィン大尉へ「8分が経ったら、生命維持装置を切って欲しい(="現実世界"のコルターは死亡してしまう)」と依頼する。

すると、新たに時間軸Dが生じることになった。

結:並行世界に留まるコルター


並行世界D:爆弾を解体、犯人を確保する。

犯人から奪った携帯電話で父親に電話するコルター。彼は父親にできずにいた謝罪をするのだった。その後、コルター(肉体は教師のショーン)は、クリスティーナの元へ向かう。

その時、コルターの生命維持装置の稼働が終わった。コルターの意識はそのままショーンの肉体に上書きされ、コルターの意識は、並行世界Dに留まり続けたのだった。

列車はシカゴに到着。コルターとクリスティーナは、ミレニアム・パーク広場に向かった。そこで、そこでコルターが見たものは、アニッシュ・カプーアの野外彫刻作品「クラウド・ゲート」だった。

その作品を、コルターはいく何度も転送を繰り返す間にフラッシュバックのように見ていた。全てがうまくいった未来を、彼は見ていたようだ。


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