「アンノウン」あらすじ・ネタバレ
2013.10.06 (Sun)
起:記憶を失うマーティン博士
植物学者マーティン・ハリス博士(リーアム・ニーソン)は、学会に出席するために、妻エリザベス(ジャニュアリー・ジョーンズ)とベルリンを訪れた。
ホテルに着いたところで忘れ物に気付いたマーティンは、タクシーで空港へと引き返すが、途中で交通事故に遭遇。彼が目を覚ましたのは病院のベッドの上だった。
承:居場所を失うマーティン
急いでホテルへ向かい、妻の姿を認めて安心したのも束の間、彼女は自分を知らないと言う。そればかりか、自分の名を名乗る見ず知らずの男が彼女の傍らにいたのだった。
マーティンの所持品は、携帯電話と一冊の本だけ。一方のマーティンを名乗る男(エイダン・クイン)は、パスポートはもちろん、妻との新婚旅行の写真まで持っていた。当然、警察はマーティンの訴えに耳を貸そうとしない。
転:ジーナの協力
自らの正気を疑い始めるマーティン。だが、何者かに命を狙われたことで、陰謀の存在を確信する。マーティンはタクシー運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)と元秘密警察の男の協力を得て、謎に立ち向かうことになる。
ジーナは、ボスニアで家族を惨殺され不法入国しており、タクシー運転手として生計を立てていたのだった。事故に巻き込まれた際、ジーナに命を救ってもらったのだった。
結:マーティンの正体
パスポートを取り戻し、自分の存在を確認したマーティン。だが、暗殺集団に拉致されて、そこで真実を知ることになる。
実はマーティンは暗殺集団の一味であったのだ。妻だと思っていた女性もダミーであったのだ。そもそも「マーティン・ハリス」なる人物は存在しないと告げられる。一年かけて作り上げたダミーの人物像を、事故のショックにより、自分自身だと思い込んでしまっていたのだ。危うい状態にあったマーティンを、組織は排除しようと暗殺を試みていたのだった。
さらに、王子暗殺計画はオトリであり、真のターゲットは学会に参加していた学者の方であった。巨万の富をもたらす情報を発表・無償提供しようとしていていた学者を爆破で殺害しようとしていたのだった。
無事、爆破計画を阻止したマーティンは、ジーナに偽造バスポートを与え、2人は結ばれるのだった。
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