「ワイルドシングス2」あらすじ・ネタバレ
2013.10.07 (Mon)
起:ナイルズ・ダンラップの事故死
ブルーベイ高校きっての大金持ちの娘ブリトニー(スーザン・ウォード)。彼女は幼い頃貧乏だったが、母親がナイルズ・ダンラップ(トニー・デニソン)という大金持ちと結婚し、裕福な生活を送れるようになった。しかしその母は夫の女性問題に悩み、1年ほど前に自殺してしまう。
承:遺産・保険金の行方
そんな中、ダンラップが操縦する飛行機が墜落、ダンラップが死んでしまう。当然、全財産を相続できると思っていたブリトニーだったが、遺言状には、ブリトニーに渡されるのは年2万5000ドルのみで、他はカントリークラブに寄付するという非情な内容だった。ただ、もしダンラップの血を引く人物が現れた場合、財産はその者に譲られることになっていた。
ダンラップには子供がいなかったので、相続人はいないと思われていた。ところが突然、マヤ(レイラ・アルシーリ)というブリトニーのクラスメイトが、自分こそダンラップの娘だと名乗り出る。
事実関係を調べるためDNA鑑定が行われた結果、マヤとダンラップが親子だと証明される。だが、実はこれは仕組まれたことだったのだ。ブリトニーは飛行機の運転が可能であり、亡くなっていたマヤの父親の遺体を飛行機に乗せ、墜落させていたのだった。つまり、ブリトニーとマヤは共犯関係にあったのだった。
さらに、義父・ナイルズは生きていたのだった。ナイルズは、ギャンブルによる巨額な負債を抱えており、それから逃れるために、今回の偽装事故を企てたのだった。
保険調査員のブリッジは、事の真相に気づき、ブリトニーらに金銭を要求する。その場で、ブリトニーはマヤを射殺。その死体を処理すれば分前を渡す、とブリッジに告げる。車のトランクにマヤの死体を入れ、ブリッジが車を走らせたところで警察に通報。ブリッジは、逮捕されている。
転:ブリトニーの策略
保険金をせしめたブリトニーとナイルズらは、飛行機で海外逃亡を図ろうとしていたのだった。だが、途中でブリトニーは飛行機を墜落させる。その際、ナイルズのパラシュートの中味は、切り刻まれた新聞紙にすり替えられていた。ナイルズは地面に叩きつけられ、死亡する。
結:母親との祝杯
ブリトニーは、母親に会う。実は、母親も死亡していなかったのだった。彼女たちの計画で、事件は動いていたのだった。祝杯を上げる2人。母親が「このお酒、強いわね」と言うと、ブリトニーは意味ありげに笑うのだった。その酒には、"何か"が混入されていたようだ。
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