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「相棒 劇場版II 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」あらすじ・ネタバレ

2013.10.08 (Tue)

起:籠城事件発生


警視庁本部内で、前代未聞の人質籠城事件が発生した。人質は、田丸警視総監(品川徹)、長谷川副総監(國村隼)を始めとした幹部12名。現場となった会議室は機動隊と特殊捜査班SITによって完全に包囲されるが、犯人の動機は不明だった。

承:事件の解決と始まり


要求もないまま、いたずらに時間が過ぎていく。いち早く事件に気づいたのは、特命係の神戸尊(及川光博)と杉下右京(水谷豊)。右京は会議室内の様子を把握することが肝心と、鑑識の米沢守(六角精児)や元特命係の陣川公平(原田龍二)の協力を得て、上の階からロープを降ろし、犯人の写真撮影を行う。

籠城犯が元警視庁刑事の八重樫哲也(小澤征悦)だと判明。籠城前に尊が八重樫から助け出した女性が総務部装備課の朝比奈圭子(小西真奈美)であることを突き止める。

緊迫する会議室内から2発の銃声が聞こえる。右京の強硬な反対にも関わらず、SITと機動隊員たちが会議室内に突入し、事態は終結。八重樫哲也は射殺され、人質は無事に保護される。だが、籠城した八重樫の目的は何だったのか?大河内監察官(神保悟志)の事情聴取に対しても、12名は言葉を曖昧にしたままで、何の証言も得られない。

全員が一様に口を閉ざすことに疑問を抱いた右京と尊は、角田課長(山西惇)らの協力を得て、独自に幹部たちへの聞き込みを開始する。

一方、事件の報告を受けた警察庁幹部の小野田官房室長(岸部一徳)は、金子警察庁長官(宇津井健)とともに、不穏な動きを見せ始める。

転:八重樫が籠城事件を引き起こした理由


八重樫哲也は、警察辞職後に探偵をしており、ある男を追っていた。八重樫は7年前、中国系反米テロリスト組織事件が原因で左遷、この事件で朝比奈圭子の婚約者・磯村栄吾が爆弾の犠牲になり死亡していたのだった。

八重樫が追っていた男は、曹良明(ソウ・リョウメイ)であり、マフィアを裏切って公安に協力していた人物だと判明。だが、曹良明はすでに死亡していた。

八重樫は意識不明の曹良明を、警察病院から介護施設へ、偽造書類を利用して引き取り、彼の面倒を見ていた。曹良明から証言を引き出せることを期待して。だが、曹良明は篭城事件以前に死亡してしまったのだった。

一方、朝比奈は、中国系反米テロリスト事件の糸を引いていた「影の管理官」をつきとめ、殺害しようとしていた。その管理官とは、長谷川副総監だったのだ。

発砲する前に朝比奈を捕らえた右京たちは、中国系反米テロリスト事件の裏に、管理官が絡んでおり、曹良明は管理官が送り込んだ協力者であったことが判明する。そして、「影の管理官」は捜査員・協力者を見殺しにしていたのだった。その罪を朝比奈、八重樫らは糾弾しようとしたのだった。

篭城事件の最中、会議室の盗聴した音声データにより、朝比奈は管理官が長谷川副総監だったことを知った。特命係に届けられた盗聴の音声データから、長谷川副総監が松下警視監と鈴木警視長にモールス信号で「八重樫を始末する」という内容が伝えられていたことを右京は指摘する。

結:警察組織の闇


長谷川副総監、松下警視監、鈴木警視長を殺人の容疑で逮捕するが、小野田(岸部一徳)の腹心の部下・丸山警部が盗聴をしていたと自首し、「盗聴で得た証拠は証拠にならない」と主張。長谷川らは不起訴になる。

今回の件を、右京は小野田に問いただす。だが、右京の目の前で小野田は、盗聴の音声データを利用し懲戒解雇にした三宅貞夫警視長(石倉三郎)に刺殺されてしまうのだった。

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