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「手紙(東野圭吾 原作)」あらすじ・ネタバレ

2013.10.24 (Thu)
・監督:生野慈朗
・脚本:安倍照雄、清水友佳子

起:剛志の罪


武島直貴(山田孝之)は、川崎の工場で働いていた。直貴は、周りの人々と距離を置いて生活していた。直貴には、兄の剛志(玉山鉄ニ)がおり、その兄が、強盗で服役中だったからだ。剛志は、直貴を大学にやるための学費欲しさに盗みに入った家で誤って家主を殺害してしまったのだった。兄と弟は手紙によって連絡を取り合っていた。

一方、直貴は子供時代からの親友・祐輔とお笑いコンビ「テラタケ」を組み、プロを目指している。

承:直貴に対する世間の反応


直貴に惹かれた食堂の配膳係・由美子(沢尻エリカ)は何かと彼の世話を焼く。やがて「テラタケ」はブレイクし、直貴は大企業の専務令嬢・朝美と恋愛関係にあった。

しかし、インターネットの書き込みから直貴が殺人者の弟だという噂が広まってしまう。兄のことで散々差別を受けてきた直貴は「テラタケ」を一方的にコンビ解消し、朝美と結婚しようとした。しかし朝美の親にも事実が発覚し、別れざるを得なくなる。更には勤め始めた電気店でもそれが理由で左遷されてしまう。

転:兄弟の関係断裂


直貴は兄を恨み、手紙の返事も出さなくなった。そんな直貴を現実に向き合わせ、勇気づけたのが、由美子だった。由美子は、剛志を名乗ってワープロで手紙を書き、送り続けていたのだ。

数年が経ち、結婚した直貴と由美子の間には一人娘が生まれていた。平穏な生活。しかしここにも差別の波が押し寄せてくる。親たちの指図によって娘から友達が離れていったことを知った直貴はついに剛志に「兄弟の縁を切りたい」と手紙を書いた。そして全てを清算するために被害者の遺族に挨拶に出かける直貴。そこには剛志が送り続けたという謝罪の手紙の束があった。

結:慰問に訪れる直貴


直貴は祐輔の呼びかけにより、刑務所慰問のため「テラタケ」を一度だけ再結成する決心をした。兄・剛志の服役する千葉の刑務所。服役者の前で「テラタケ」は漫才を行った。爆笑に包まれる観客の中には、泣きながら舞台上の直貴の姿を見つめる剛志の姿があった。

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