安堂ロイド 第4話 「アンドロイドは愛を知った」
2013.11.04 (Mon)
起:黎士へのメール
安堂麻陽(柴咲コウ)の元に、黎士(木村拓哉)のパソコンを解析していた七瀬(大島優子)から、黎士のメール履歴に100年先の誰かとやり取りしていたメールを見つけたとの連絡が入る。
七瀬は送信主も中身も暗号化されているのか、まだ解明出来ないが、黎士の唱えていた理論では100年先とのやり取りも可能だと麻陽に話す。
承:物理学者・桐生貴志の失踪
麻陽は黎士の親友で同じく次元物理学者の桐生貴志(藤本隆宏)がアメリカで行方不明になっているとのニュースを耳にする。もしや桐生も殺人スケジュールの標的なのではと麻陽が懸念した矢先、なんと行方不明のはずの桐生が突然麻陽とロイドの元に現れる。
麻陽は自分たちとの再会を喜ぶ桐生に黎士を装うロイドのことを気付かれはしないかと心配する。そんな矢先、桐生も何者かに襲われてしまう。
一方、麻陽と黎士を装うロイドの周辺を嗅ぎ回っていた刑事の葦母(遠藤憲一)は刑務所から出所した顔見知りのテロリスト・川島(津村知与支)に会う。改心したと思われた川島と一緒に食事に行ったところ、葦母は川島を橋から落とす。そして、爆弾で葦母を処刑しようとするのだった。実は、川島だと思われた人物は、彼に似せられたアンドロイドだったのだ。
転:小松左京子と葦母の確執
小松左京子(山口紗弥加)は、葦母刑事の重体であるという報告を受ける。左京子は、葦母の娘だったが、母親の弟が強盗の末、立てこもっていたところを、公務上で射殺し、家庭を崩壊させた父親として恨んでおり、面会を拒否する。
その後、謎の美少女(桐谷美玲)・コードネーム「THE LAST QUEEN」が、葦母刑事にとある注射薬を点滴する。その薬剤は、負傷し危篤状態にあった葦母刑事を回復させる作用があったのだ。
小松左京子は、迷った末、葦母刑事に面会する。葦母刑事は、奇跡的に命を取り留めたのだった。
結:ロイドという名前
黎士の親友・桐生貴志は、安堂麻陽のもとを再び訪れた。だが実は、彼もアンドロイドであり、桐生の姿を模したものだったのだ。麻陽の命を狙うが、ロイドが彼女を救う。だが、ロイドはその桐生の姿をしたアンドロイドに全力で対峙することはできなかった。
桐生の姿したアンドロイドは、ロイドと一緒にいくどとなく作戦に参加した仲間だったのだ。彼がロイドに「味覚を獲得するソフト」をインストールするなど、仲間意識を共有する状態であったのだ。だが、彼は記憶を消し、ロイドのことを忘れてしまっていた。記憶を取り戻すが、時すでに遅く、ロイドは彼を倒すのだった。
彼を倒したロイドは、感情があるように見えた。まったくの無機質なロボットではないと感じた麻陽は、ロイドと一緒に朝食をとるのだった。そして、彼に「安堂ロイド」という名前をつける。
「安堂ロイド=アンドロイドというダジャレか?」と問うロイドに、麻陽は「あなたのつけている黎士のメガネは、ロイドメガネというの。その意味もある」と告げるのだった。ロイドは、名前をつけてくれたことに、「ありがとう」と伝えるのだった。
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前回:安堂ロイド 第3話 「触れあう二人の孤独な気持ち」
次回:安堂ロイド 第5話「今夜衝撃の第5話!愛を知ったロイドが涙を流す…。怒濤の展開への序章」
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