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リーガルハイ season2 第5話「権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!」

2013.11.06 (Wed)

起:"おやじいぬ"は誰のもの?


今回、古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)が扱うのは、著作権侵害問題。16年前、零細文具メーカーの『あじさい文具』は、倒産の危機に瀕していた。

しかし当時、30歳の田向学(野村将希)が、何気なく落書きで書いた犬のキャラクター“おやじいぬ”が空前の大ヒットとなり、現在では社名も『AJISAIカンパニー』に変え、巨大なビルにオフィスを構えるほどに急成長を遂げた。

一方、古美門法律事務所にある依頼人が現れる。彼は、長年勤めた会社を定年退職したが、現役のころは職場環境の改善に取り組み、人権を無視した職場を看過できないと古美門に訴える。てっきり、ブラック企業を訴えたいという依頼かと思った古美門は、帰ってきた黛をいつものように罵倒する。しかし、その男は黛の父親の素夫(國村隼)だった。

承:和解拒否


会社が大きくなった現在でも、“おやじいぬ”の生みの親で、会社を復興させた功労者の田向は、社内の部署をたらい回しにされるなど、冷遇されていた。田向自身も、その温厚な性格から、会社からの処遇に反発したり、“おやじいぬ”開発の対価を求めるなどせず、淡々と職務を全うしていた。

そんな田向に金になりそうと目をつけた古美門は、黛には内緒で加賀蘭丸(田口淳之介)を田向に接触させる。蘭丸は、あらゆる手法で田向をたきつけ、会社を訴える決意をさせ、古美門法律事務所へ弁護依頼に来た。そして、会社側の弁護士は羽生晴樹(岡田将生)だった。

裁判は始まり、田向は25億円もの特許料を会社側へ要求。会社側は、「和解金として1億円、取締役のポストを用意する」と提案する。だが、古美門は「25億円以外はありえない」と突っぱねる。

黛の父は、古美門や黛の仕事ぶりを監視していた。そして、黛に羽生の事務所で働くことを勧めるのだった。

転:和解に応じない田向


裁判が始まり、田向の仕事ぶりが明らかになる。その他のキャラクターを開発することはできず、さらに、ミスが多く会社に1000万円程度の損害を与えたことも明らかになる。だが、古美門は、キャラクターの著作権は守られるべきであり、損害を差し引いても24億9000万円は支払われるべきだ、と応じる。

古美門は、その他のキャラクターを創出した社員を焚き付け、「田向の権利が認められれば、自分たちもその恩恵を受けられる」とそそのかす。彼らは、田向の権利は正当であると証言したのだった。

その他の社員も裁判を起こし、会社社長は「これでは会社の存続が危うい」と、3億円まで和解金を上げるが、それでも古美門は応じない。

黛の父親は、裁判を傍聴していた。そして、古美門の姑息な手口に憤慨し、羽生と付き合うように勧める。

結:田向たちの再出発


一方、パートの女性の勤務記録が抜かれていることから、羽生は「おやじいぬ」に似たイヌの油絵を描いていた女性を見つけ出す。だが、古美門は、その油絵に描かれた外灯から、おやじいぬが創出された時期よりも、その油絵が描かれた時期が後であると指摘する。羽生は古美門のトラップに引っかかってしまったのだ。

古美門は、最終弁論で「古き良き時代を愛する父親の前で、その前時代的な会社社長の考えをねじ伏せてこい」と、黛に任せる。黛は、「家族経営を引きずる社風では、今の過当競争の社会を生き抜けない。時代は変わった。戦って勝ち取るということも重要だ」と指摘するのだった。

その一方で、「自分を捨て、がむしゃらに会社、家族のために働いてきた人々には、感謝を伝えたい」と添えるのだった。黛の父親は、その姿に安心して、古美門に真知子を預けるのだった。

裁判には勝ったが、田向の家族は金にのみ執着し、田向自身の誕生日すら忘れる始末だった。一方、社長は辞任せざるを得なかった。社長辞任の知らせを聞いて、田向は工場の跡地を訪れる。そこで社長や仲間たちと再会。「良い消しゴムを作りたい」という社長の思いに応え、田向は「資金ならあります」と言うのだった。

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前回:リーガルハイ season2 第4話「お隣り付き合いは蜜の味!?嫉妬渦巻く隣人裁判!!」
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