安堂ロイド 第5話「今夜衝撃の第5話!愛を知ったロイドが涙を流す…。怒濤の展開への序章」
2013.11.12 (Tue)
起:星の疑惑
親友だった暗殺者・ナビエ(藤本隆宏)との攻防を終えたロイド(木村拓哉)と麻陽(柴咲コウ)。二人の心の変化は奇妙な共同生活にも徐々に変化をもたらし、麻陽は親しみを込めて「ロイド」と呼び始める。
いつも通り出社した麻陽は、既に出勤していた部下の星(桐谷健太)から重傷を負って搬送されていた左京子(山口紗弥加)の父で刑事の葦母(遠藤憲一)が一命を取り留めたとの報告を受ける。
だが、その報告と同時に麻陽は星から黎士の事故後の行動に関する矛盾点を指摘され、星が麻陽と黎士(木村拓哉/二役)を装うロイドの秘密に迫っていることも匂わされる。麻陽は星の身を案じ、これ以上自分の身辺を嗅ぎ回らないよう強く忠告する。
承:ロイドの不調
ロイドは黎士として大学の教壇に立ち講義を行う。ピエール=シモン・ラプラスの提唱する未来に関する概念への反論として人の思いが時間を超えるというクライアントの伝言を説く。七瀬はその言葉を黎士のメッセージではないかと考えるが、謎の美少女が再び現れ、七瀬に全知全能に近い自分たちの未来の技術を伝えようと誘惑する。
講義後、自分の体が徐々に異常をきたし始めていることを悟る。ロイドはサプライヤーのサプリ(本田翼)を呼び出し、修理を促す。だが、原因は、感情がアプリ化したため、そのプログラムと戦闘機能のプログラムとの干渉をきたしてしまっているためだという。修復する為には初期化して記憶を全て消すしかないと言われる。
転:冨野の姿をした敵
星は伍代(葦母からの依頼を請け負い、正規ルートでは調査不可能な案件を扱う調査員)の残したデータを手に葦母に接触する。葦母は2113年の警察が現代で殺人を行っていることに気付いており、星と話し合う矢先、葦母の部下・冨野好雪が突然暗殺者に乗り移られ二人に銃を向ける。葦母と星は助かるが冨野はその場から消え、次いで麻陽に接触して命を狙う。
記憶を消されることを拒むロイドは不調のまま麻陽を守るため戦闘に向かい、アスラシステムを2度に渡り起動するも冨野の姿をした敵に追い込まれる。そこにサプリがあらわれ、感情のプログラムをデバッグし、機能不全を解消する。
結:サプリの死
冨野の姿をした敵は、サプリに取り憑く。サプリの姿をしているため、ロイドは彼女を撃てない。感情が邪魔をしていたのだった。
「敵を閉じ込めたまま、私を処理して」というサプリの言葉を受け、ロイドはサプリを原子還元処理し、彼への愛の言葉を最後に口にし、サプリは敵もろとも消滅する。
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前回:安堂ロイド 第4話 「アンドロイドは愛を知った」
次回:安堂ロイド 第6話「優しい嘘、悲しい真実」
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