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「メリンダとメリンダ」あらすじ・ネタバレ

2013.11.27 (Wed)
・監督:ウディ・アレン
・脚本:ウディ・アレン

マンハッタンのビストロにたむろする劇作家たちは「人生は悲劇か?喜劇か?」という議論から、あるゲームを始める。そのゲームとは、同じ状況設定からまったく別の方向へ展開するふたつのストーリーを編み出すというものだった。

悲劇
晩秋のニューヨーク。俳優のリー(ジョニー・リー・ミラー)と音楽教師のローレル(クロエ・セヴィニー)夫妻主催のパーティ会場に、突然メリンダ(ラダ・ミッチェル)が現れた。メリンダはローレルの学生時代の親友で、裕福な医者と結婚し、二人の子供にも恵まれ、幸せな家庭生活を営んでいるはずだった。

だが、なんと彼女は写真家と浮気したあげく、自殺未遂を図って精神病院に収容されていたという。長距離バスに乗ってはるばるニューヨークまでやってきたのだ。メリンダがしばらく家に同居すると聞いて、リーは明らかに迷惑顔。ローレルは、メリンダが立ち直るのをそっと見守っていくつもりだった。

転機は意外と早く訪れる。ローレルは「メリンダを支える男性が必要だ」と、恋人を募集している子連れの歯科医を紹介することにする。だが、メリンダはピアニストのエリス(キウェテル・イジョフォー)に恋をする。

彼に自分自身の恐ろしい秘密、「他の女に心変わりした愛人を射殺したこと」を打ち明けるが、それでもエリスの優しく寛容な態度は崩れなかった。しかしローレルとエリスが急接近し、子供の親権争いにも敗れたメリンダは、精神的に不安定になり、「窓から飛び降りて自殺する」と騒ぎを起こす。

何の解決も迎えず、三人の関係にもきれいな決着が着くことはない。人間関係が整理されることはなく、誰もがしこりを残したまま生きてゆくのだった。

喜劇
失業中の俳優ホビー(ウィル・フェレル)と映画監督の妻スーザン(アマンダ・ピート)は、自宅アパートでパーティを開いていた。そこに、睡眠薬を飲みすぎたメリンダ(ラダ・ミッチェル)が転がり込んでいる。

落ち着きを取り戻したメリンダは、医者の夫と別れ、ニューヨークに出てくるまでの身の上話を披露して、その晩のパーティを大いに盛り上げる。スーザンはスポンサーの妻ジェニファーから、メリンダに紹介したい独身の歯科医がいると聞き、さっそくお膳立てをする。

歯科医グレッグ(ジョシュ・ブローリン)は、ベントレーのスポーツ・カーを乗り回すハンサムな大金持ちだった。しかしホビーはいつしかメリンダに恋心を抱くようになり、そんなときスーザンとジェニファーの夫の浮気が発覚。これで心の重荷が取れたと、ホビーはスーザンからの離婚の申し出をふたつ返事でOKする。

メリンダに愛の告白をするために、ムード満点のイタリアン・レストランに誘うが、そこで予想外の出来事が起こる。なんとメリンダは、街で偶然出会ったピアニストのビリーと、一目惚れの恋に落ちたというのだ。

メリンダたちは、独身に戻ったホビーを誘い、パーティーに出席する。ホビーはセクシーな共和党員といいムードになるが、彼女は、夫の裏切りを思い出し、「窓から飛び降りる」と騒ぎを起こす。騒ぎがやっと納まったところで、メリンダがやって来て、「あなたの気持ちにやっと気がついた」と恋心を打ち明けるのだった。


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