クロコーチ 第8話 あらすじ・ネタバレ
2013.11.29 (Fri)
起:黒河内、高宮に接触
黒河内 (長瀬智也) は、桜吹雪会の創立者の1人である遠藤 (山本學) の死で(クロコーチ 第7話)、三億円事件に関する情報入手先をなくしたため、元赤刃組の組員・高宮 (須田邦裕) に再び接触する。
先代の赤刃組組長が、桜吹雪会と通じる赤刃組の人間に殺されたことを伝え、「死んだ先代の組長のためにも力を貸して欲しい」と話す。そして、黒河内と高宮が一緒に訪れたのは 「首都綜合警備保障」 という警備会社であった。
承:清家への電話、杉の死
自宅に銃弾が撃ち込まれた 清家 (剛力彩芽) の元に、また同じ声の不穏な電話がかかってくる。「動くと撃ちます」と言われ、さらに「本当に遠藤は自殺だったのか?」と訊かれる。
杉は「首都綜合警備保障」を訪れ、社長に「遠藤さんは自殺したのか?あなたが消したのではないか?」と尋ねようとする。だが、会おうとしない社長に杉は受付嬢に刃物を向け、盾にとり社長室に向かうが、取り押さえられる。その様子を見て、厳重な警備態勢にある社長室に、3億円があるのではないか、と黒河内は睨む。
一方、清家は、撃ち込まれた銃弾が SAT (特殊急襲部隊) で使われている狙撃用ライフルの弾だと知った矢先、同じ管内の猟奇殺人事件の知らせを受け、その犠牲者が元警察官でSATの杉隆太郎 (阿部亮平) だと知る。杉は、遠藤の死が自殺ではないのではないか、と疑っており、清家に電話を掛けた人物であった。杉は、テトロドトキシンを投与され、体が動かなくされた上で、耐え難い拷問の末に殺害された。
転:首都綜合警備保障の正体
黒河内は、「桜吹雪会は、自殺や事故などに見せかけられて殺害している。一方、杉の件は、明らかなその様子とは異なる。この件は、異例だ」と指摘する。そして、清家に杉の自宅を調べるように指示する。そして、杉のクリーニングに出していた「首都綜合警備保障」の制服から、杉と「首都綜合警備保障」の繋がりを明らかにする。
高宮は黒河内とともに赤刃組の組長を脅し、情報を引き出す。「首都綜合警備保障」が窓口となり、赤刃組からのマネーロンダリングされた資金も流れているという。3億円は現在、300億円にもなっているという。
結:沢渡の釈放
清家は「首都綜合警備保障」の捜査を上司に提案するが、「首都綜合警備保障」は桜吹雪会の創設者の1人、城尾が作ったものであり、警察の天下り先であることから、捜査に二の足を踏む。
黒河内は、「首都綜合警備保障」の加賀社長の上に沢渡がおり、沢渡が金庫の鍵を持っているのではないか、と考える。沢渡に面会した黒河内は、3億円事件のカネが、あさま山荘事件、ロッキード事件に絡んでおり、350億円にも膨れあがったことを聞かされる。
越後検事 (板尾創路) に前県知事・沢渡 (渡部篤郎)に関する圧力が掛かり、沢渡は釈放となる。
清家は「首都綜合警備保障」を訪れ、加賀社長に「杉さんは、『警察を辞めた後、前知事の沢渡さんに誘われた』という内縁の妻の証言がある」と告げる。黒河内はこうウソをつかせることで、加賀社長を動かし、3億円事件の鍵を移動させたのだ。
加賀社長を追跡しようとしたところ、受付嬢が黒河内を捕らえる。黒河内は失神させられた上で拘束され、目を覚ますと公安・高橋(森本レオ)が目の前にいた。高橋の手には、"3億円(現在は350億円)"の鍵があった。そして、「仲間に入るなら、真実を教える」と告げられた。一方、黒河内は、「仲間に入りますよ。3億円事件の時にも、仲間がいたんですもんね」と言うのだった。
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