安堂ロイド 第8話「想いは奇跡をうむ、誕生の夜」
2013.12.01 (Sun)
起:記憶を失ったロイド
動かなくなってしまったロイド(木村拓哉)を自宅に匿っていた麻陽(柴咲コウ)は、暗殺者のケプラ(伊達暁)とメンデル(谷田歩)に操られた公安部の差し金でSIT(特殊犯捜査係)に自宅を強行突入されそうになったが、間一髪のところで意識を取り戻したロイドに救われた。
麻陽はロイドが内蔵システムを回復し、意識を取り戻したことに喜ぶが、その喜びも束の間、ロイドは麻陽と過ごしたこれまでの記憶を全て失い、自分がロイドという名で呼ばれていたことも忘れてしまっていた。
出会った当初のように麻陽を護る任務だけを遂行しようとするロイド。それでも麻陽は、今までの記憶がロイドの内部のどこかに眠っているだけだと信じ、刑事の葦母(遠藤憲一)や麻陽の部下の星(桐谷健太)と共に、ロイドの記憶が戻る方法を探す。
承:七瀬の多重人格
早速、葦母と星は麻陽のマンションにある黎士(木村拓哉/二役)のパソコンにロイドの記憶を戻す手がかりがあるのでは、と調べ始める。
公安上層部の幹谷(鶴見辰吾)は、ロイドの抹殺を超法規的措置により画策する。
一方、麻陽は何か手助けをしてもらえないか相談しようと七瀬(大島優子)の元を訪れる。沫嶋研究室を訪れた麻陽はいつもと変わらぬ様子で七瀬に迎えられたのだが、二人で昔の黎士のスナップ写真を見ているうちに突然、七瀬の態度が豹変し、麻陽の首を絞める。その後、卒倒して病院に搬送される。そこで、医師に「七瀬は多重人格者である」と告げられる。
ARX IX(謎の美少女;桐谷美玲)はロイドの前に現れ、「2人で人間を滅ぼそう。…アンタには、私は倒せない」と告げる。ロイドは、ARX IXの力の前に、為す術がなかった。
転:サプリの出現
ロイドは、断片的に麻陽との記憶を取り戻す。そこに、5Dプリンターの再インストールで現れたSRX-ラッキー7R(サプリ;本田翼)が現れ、ロイドは記憶を完全に修復される。
ロイドは、サプリに感情のプログラムをインストールし、2人の記憶を共有し、サプリも感情、記憶を取り戻す。
結:黎士の思い
サプリは、敵であったアンドロイド(カドシロハジメ)を5Dプリンターでプリントする。カドシロハジメは、麻陽やサプリの思いに触れ、麻陽抹殺が誤りであったと考えたのだった。
彼は、「黎士が"思いの素粒子"を発見し、2113年と現代とでやり取りするためのゲートを開いた。だが、危険だと判断し、黎士はゲートを閉じた。黎士の思いがゲートを今も閉じてり、その思いの先にある麻陽を殺害すれば、ゲートは開くと考え、麻陽をつけ狙うアンドロイドがいるのだ」と明らかにする。
黎士は、脳データが保存されることも予測しており、5Dプリンターなどを利用して麻陽を守っているのだ、と告げられ、麻陽は涙するのだった。
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前回:安堂ロイド 第7話「ロイド!!あなたは私が護る」
次回:安藤ロイド 第9話「兄妹の絆、孤独が犯した過ち」
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