クロコーチ 第9話 あらすじ・ネタバレ
2013.12.06 (Fri)
起:高橋との取引
首都綜合警備保障の受付・井手 (白羽ゆり) に襲撃された 黒河内 (長瀬智也) は、公安の 高橋 (森本レオ) に監禁されていた。 そんな中で、黒河内は45年前の三億円事件の当時の話を教えてもらう代わりに、沢渡 (渡部篤郎) が知っている"ある情報"の取引を持ちかける。
一方、越後検事(板尾創路)の自殺を知らされた 清家 (剛力彩芽) は、実は彼が他殺されたのではと疑念を抱いていた。そんな清家を見て 牛井 (小市慢太郎) は、黒河内と内密に追っている事件は何なのかと問い詰める。清家は、「3億円事件や桜吹雪会を追っている」と明かす。
高橋は「3億円を元手に増えた桜吹雪会の資金、350円を引き出せるデバイスを盗み出したのは、沢渡の暴走を止めるためです。沢渡は、ある計画を目論んでいる」と明かす。そして、「デバイスからカネを引き出す暗証番号を沢渡から聞き出せたら、3億円事件の全容を明かしてもらえますか?」と取引を持ちかける。
承:桜吹雪会の資金の流れ
牛井に「確証がなければ、首都綜合警備保障には踏み込めない」と言われ、清家は桜吹雪会などの捜査をさらに続ける。そんな清家のもとに、黒河内から連絡が来る。久々に会った黒河内は清家に 「桜吹雪会に入った。闇を掘り起こすと、人が死ぬ。三億円事件の捜査は終了する」 と告げる。だが、清家は「私は捜査を続けます」と宣言する。
そんな清家に、黒河内は殺された元・SAT隊員の杉と首都綜合警備保障の繋がりを示す写真を送る。
IT会社社長・綾川眞之輔は、沢渡との関係を断ちたい、と沢渡に告げる。すると沢渡は、綾川に刺客を向ける。そこに元赤刃組の組員・高宮 (須田邦裕) が現れ、綾川を救出する。黒河内は、綾川に「どうせ沢渡からまた狙われる。俺達に協力しろ」と告げ、綾川に桜吹雪会のカネの動きを明かすように脅す。
一方、清家は捜査会議で首都綜合警備保障が杉の殺害に関与していることを示す。その会議中に綾川が失踪したと報告が入る。さらに、清家には黒河内から「会議室に来て」とメールが入る。黒河内は清家に「高橋が沢渡に反旗を翻した。それを利用して3億円事件と桜吹雪会について全容を明らかにする」と告げるのだった。
転:沢渡の企み
牛井と清家は、首都綜合警備保障の社長・加賀を逮捕する。その様子を見ていた高橋に黒河内は、「加賀が沢渡のクーデター計画を話せば、あなたの沢渡を止めるという狙いは成就されるんじゃないですか」と告げる。沢渡は、海外の傭兵を利用してテロを起こし、それを警察が検挙するという計画を立てていたのだ。綾川が明かした桜吹雪会のカネの動きから、黒河内は沢渡の計画を看破したのだった。
黒河内に真実を明かすように詰め寄られた高橋は、「私は警察官になりたかった。だけども、学生運動が起こって警察でも立ち行かない問題があった。警察は絶対的な存在であって欲しかった。…私は不良に絡まれていたとき、富田ジョージという立川組という不良グループに入っていた。彼らは発煙筒をダイナマイトと偽ってカネを強奪するということを行っていた。そこで3億円事件を計画したんです。警察に一席を投じるために」と明かしたのだった。
高橋は、「だが、3億円事件の立案から計画中まで、公安の白尾警部にみられていた。それに全く気づかなかった。カネも白尾警部に持って行かれた。私には断るすべはなかった。それからは公安のツテで、海外の赤十字や大使館で働いていたんです。自由は無かった」と語った。
結:3億円事件の全容
事実を知った黒河内は、「それでもコロシに手を染めてはダメでしょ」と指摘するが、「それはあの人(沢渡)がトップに立ってからです」と高橋は語った。「沢渡さんを止められますか?」と訊く高橋に、黒河内は「そこは警察ですから」と告げる。そして高橋に黒河内は桜吹雪会の資金を引き出せるデバイスを預けるのだった。その直後、牛井と清家によって高橋は逮捕される。
黒河内はデバイスを持って沢渡の元を訪れる。そして黒河内は「3億円事件の犯人が捕まりましたよ。俺ら二人だけになりました。…山分け、雲隠れ」と言うのだった。一方、高橋は牛井と清家を眠らせ、逃げ出すのだった。
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