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「風の谷のナウシカ」あらすじ・ネタバレ

2013.12.25 (Wed)
・監督:宮崎駿
・脚本:宮崎駿
・原作:宮崎駿
・企画:山下辰巳、尾形英夫、奥本篤志、森江宏
・製作:徳間康快、近藤道生
・プロデューサー:高畑勲
・作画監督:小松原一男

起:輸送機の墜落、トルメキアの侵攻

かつて人類は自然を征服し繁栄をきわめたが、「火の7日間」と呼ばれる巨神兵による兵器により、産業文明は壊滅した。それからおよそ千年、わずかに生き残った人類は巨大な蟲類が棲み、有毒な瘴気を発する菌類の広大な森・腐海に征服されようとしていた。

腐海のほとりに、海からの風によって瘴気から守られているトルメキア王国の属国「風の谷」があった。「風の谷」の族長ジルの娘・ナウシカは、メーヴェに乗って鳥のように飛び、人々の嫌う巨大な蟲・王蟲と心をかよわせる自然との不思議な親和力を持っていた。

ある夜、風の谷に巨大な輸送機が墜落し、翌日巨大な血管のかたまりのようなものが発見された。それは、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたという兵器・巨神兵だった。ペジテ市の地下から掘り出され、それを奪い取った世界統一の野望を持つトルメキア王国が、輸送中墜落したのである。

墜落を知ったトルメキアの皇女クシャナは、大編隊を風の谷に送り込み、ナウシカの父・ジルを殺害。さらに、ナウシカを人質として連れ去るのだった。だが、その移送中、トルメキアの船は工房都市・ペジテのアスベルに襲われる。ペジテはトルメキアにより侵攻され、アスベルは復讐を決意したのだった。

承:ペジテの計画

ナウシカは腐海に落ちたアスベルを救出し、腐海の秘密を知る。腐海の樹々は汚染された世界を浄化するために大地の毒を自らに取り込み、きれいな結晶にかえて砂となっていた。つまりは、蟲や腐海は、自然を破壊するものから森を守り、浄化するために存在していたのだ。

ペジテに戻ったナウシカとアスベルは、市長から風の谷のトルメキア群を壊滅させるため、蟲を使って襲わせようとしている計画を知る。ナウシカはアスベルの母に助けられ、捕われた船からメーヴェに乗って脱出した。

一方、風の谷では村人が一斉に蜂起を始めていた。風の谷に向かうナウシカは怒りで目を真紅に輝かせて進行する王蟲の大群を見る。群れの向かっている方向には、瀕死の王蟲の子をぶら下げる飛行船があった。ペジテの計画とはこのことだったのだ。

転:巨神兵の崩壊

王蟲の暴走を知った風の谷の人々は大パニックに陥り、クシャナは巨神兵を使うことを決意する。だが、時期が早すぎたため少しの力をだした後、くずれ去ってしまった。

ナウシカは武器も持たずに攻撃されながら、王蟲の子をぶら下げる飛行船へ飛び込んで行く。その衝撃で落下し、ナウシカは酸の湖の中へ入ってしまおうとする王蟲の子を身を挺して止めるのだった。赤かった王蟲の子の目が青に変わり、傷ついたナウシカを癒やそうとするのだった。

結:王蟲の帰還

ナウシカは王蟲の子と共に、王蟲の大群の眼前に降り立つ。だが、王蟲の群れは止まらず、ナウシカを跳ね飛ばす。

だが、ナウシカの我が身を盾にした姿により、王蟲たちは止まるのだった。靄が晴れた後、青い目の王蟲の群れの真中に彼女は横たわっていた。王蟲の中の一体がナウシカの身体の下に触毛をまわす。あたりが光り輝き、奇跡が起こり、ナウシカは目を覚ますのだった。

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