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福家警部補の挨拶 第01話「失われた灯」あらすじ・ネタバレ

2014.01.14 (Tue)
フジテレビ系 毎週火曜日 21:00-21:54
・原作:大倉崇裕
・脚本:正岡謙一郎、朝倉圭司
・音楽:横山克

簡単に説明すると…
1) 人気脚本家・藤堂昌也(反町隆史)は、デビュー作が高校の同級生の作品の盗作であるという事実をつきつけられ、骨董商の辻伸彦(有薗芳記)に脅され、金銭を要求される。
2) 藤堂は売れない役者・三室勘司(小林且弥)を利用し、狂言誘拐を行い、アリバイを作る。そのアリバイを利用し、辻を殺害する。
3) 辻が酒を飲むのに使用していたものを"カップ"と表現したが、それは実は燭台の1部だった。破損した時間は、売り手に画像を送った後、そして死亡する間のわずかな時間であり、"カップ"と表現するのはその間に、辻に会った人物だけとなる。これが証拠となり、藤堂は犯行を認める。

起:藤堂昌也のシナリオ


人気脚本家・藤堂昌也(反町隆史)は、三室勘司(小林且弥)とともに、自分の別荘を訪れた。三室は、藤堂に頼まれた拳銃とロープを用意していた。藤堂は三室に誘拐犯の役を与えると役作りを始めた。

しかし、しばらくすると、藤堂は三室に睡眠薬を飲ませて眠らせてしまう。三室が眠っている間に、藤堂は自分の事務所に電話し、事務員の大城加奈子(水崎綾女)が出ると、三室に読ませて録音した脅迫文を再生した。

藤堂は骨董商の辻伸彦(有薗芳記)の家へ向かう。藤堂は辻から古い原稿の取引を持ちかけられていた。原稿は、藤堂の脚本家としてのキャリアを脅かすものだった。藤堂は応じるそぶりをして辻を撲殺し、原稿を焼くとともに家に灯油を撒いて火を放ち、別荘に戻る。

承:福家警部補の捜査開始


一方、藤堂の事務所には石松和夫警部(稲垣吾郎)ら警官たちが詰めていた。そこに、また脅迫電話が入る。事務員・大城は、声の主が三室だと気づき、「三室は藤堂さんのストーカーです」と告げる。
 
電話を終えた藤堂は三室を起こす。全ては辻殺害を完全犯罪にするための策略であり、用済みとなった三室を藤堂は消そうとしていたのだ。それを知った三室は逆上して藤堂に襲いかかった。もみ合いの中、藤堂の撃った銃弾が三室を貫く。直後、警官たちが突入するが、傷だらけの藤堂が誘拐されていたことを疑うものはいなかった。ただ1人、福家警部補(檀れい)を除いては。

福家は、大城に依頼され、ノートPCを藤堂に渡す。藤堂は「バッテリーが切れかかってる。ACアダプターを持ってない?毎日、充電してるんだけど」と福家に言う。そこで福家は、「拉致されていたのなら、バッテリーは充電された状態なのでは?」と疑問を口にする。さらに、辻の自宅金庫から藤堂のデビュー作のサイン原稿が出てきたことから、福家は藤堂を疑い始める。

転:矛盾の多い現場


福家は石松から辻の放火殺人事件の担当を命じられていたのだが、なぜか藤堂の誘拐事件を調べ始める。石松は捜査資料を福家に渡すな、と部下に支持する。二岡は、資料を確保し、福家に渡す。そして福家は、鑑識係の二岡友成(柄本時生)に車を出させて、藤堂の別荘へと向かった。

藤堂の車を福家は調べる。タイヤは、泥で汚れていた。事件当日、雨が降っており、出かけていたことを裏付ける証拠であった。

福家は藤堂の自宅を訪れ、証拠品を見せ、証言との矛盾点を指摘し続ける。「拳銃で脅されながら別荘に入ったのなら、三室さんの靴が藤堂さんの靴の前にあるのはおかしいです」「留守番電話の会話が消されていましたが、消去ボタンに三室さんの指紋が検出されませんでした」と、細かい点について質問を続ける福家に、藤堂は次第に苛つき、追い返す。

捜査は藤堂の正当防衛で終結だ、と宣告する石松に、福家は「三室のパーカーの袖は長いんです。それなのに、腕に血痕が付着していた。これは、射殺されたときに、手を上げて命乞いをしていたのではないか、と思うんです」と、正当防衛ではない、と指摘する。

結:藤堂逮捕


「藤堂さん、あなたが2人を殺したんですね?」と福家は単刀直入に切り出す。そして、「全ての始まりは、曽根誠さんというあなたの同級生の家の土蔵の物品を、骨董商の辻さんが鑑定したことです。そこには、あなたのデビュー作『青い龍』にそっくりの脚本があったのです。そのことで辻さんはあなたを脅した。だから、あなたは辻さんを殺害した」と動機を説明するのだった。

さらに福家は、藤堂が三室を犯人に仕立てあげた狂言誘拐を利用してアリバイを作り、辻を殺害したという当日の一連の行動を説明してみせる。だが、肝心の「盗作の証拠となる台本があるのなら出してみろ!」と言われ、福家は辻の家にあった"カップ"を出す。

それで酒を飲んでいた"カップ"は、実は燭台の一部だったのだ。メールで売り先に画像を送った直後、そして火災発生までのわずかな間の時間に、破損してしまったという事実があった。藤堂はその燭台の一部で辻が酒を飲んでいたため、「カップ」と認識したのだ。

カップと間違えることができた人物は、辻が死亡した現場にいた人間だけなのだ。この事実をつきつけられ、藤堂は観念し、犯行を認めるのだった。

次話:福家警部補の挨拶 第02話「禁断の筋書」あらすじ・ネタバレ


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