医龍4 KARTE #2 あらすじ・ネタバレ
2014.01.16 (Thu)
簡単に説明すると…
1) 患者は6歳、拡張型心筋症であった。彼女を救うため、循環器内科医・藤吉は心筋シート開発を目指していたが、その前に心機能低下がみられ、待機的な手術をする必要があった。
2) 藤吉は、朝田に手術を依頼する。だが、患者は術前検査でHIT(ヘパリン起因性血小板減少症)であることが明らかとなり、手術できないことが判明する。
3) 心筋シートの認可を急ぐ藤吉だったが、その前に患者は急変し、朝田は決断を迫られる。
朝田龍太郎(坂口憲二)の呼びかけにより、桜井総合病院に加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)が集結した。朝田はもう一人のチームドラゴンのメンバーである藤吉圭介(佐々木蔵之介)を訪ねてある国立病院へ向かう。
しかし、藤吉は最先端医療である心筋シートの研究を行いながら拡張型心筋症を患っている6歳の富田加奈(玉野るな)の治療にあたっているため、桜井総合病院で働くのは困難な状態だった。
一方、L & P病院では、ER部長に鬼頭笙子(夏木マリ)が就任したことで患者の受け入れ率が30 % 上昇していた。それらの実績などにともない、L&P病院の顧問である野口賢雄(岸部一徳)と経営コンサルタントの岡村征(高橋克典)は、目論んでいる医療特区構想が着々と進行していることに満足する。
加奈の心機能がさらに低下(EF 27%)し、BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)は907 ng/ml と上昇。肝うっ血・肺うっ血がみられていた。藤吉は桜井総合病院を訪ね、心筋シートが使えるようになるまでの間、待機的な手術を朝田たちに依頼する。朝田たちは、左室形成術を行うことを考える。
藤吉は、困難な手術ではあるが、チームドラゴンでなら成し遂げられると考えるが、いざ手術を行うことになると、荒瀬は桜井総合病院では設備が不十分であることを指摘する。打ち合わせに参加していた桜井修三(平幹二朗)は、L & P病院へ協力を要請することを決める。チームドラゴンがL & P病院に来ると聞いて、ほくそ笑む野口と岡村。
加奈はL & P病院に転院し、朝田は手術のためにL & P病院を訪れる。岡村は朝田に廊下で出会い、「朝田先生の技術のために、当院の施設を存分にお使いください」と伝える。朝田は「目の前の患者にベストを尽くすだけです」と素っ気なく答えるのだった。
朝田は、3時間で手術を終わらせる、と宣言する。それが手術に耐えられる限界だった。前立ちの加藤、第二助手の伊集院たちと協力し、「なんとしても患者を救う」と朝田は決意する。
だが、術前検査の結果、HIT(Heparin-Induced Thrombocytopenia;ヘパリン起因性血小板減少症)が判明し、「ヘパリンが使えないため、人工心肺装置の使用ができず手術できない」と藤吉は愕然とする。肝うっ血がみられ、肝代謝であるためアルガトロバンも使用できない。しかしながら朝田、伊集院、加藤らは諦めず、文献検索や過去のカルテから、必死に手術できる道を探し続ける。
朝田は、加奈の母親に「今の状態では手術はできません。すみません」と謝罪する。藤吉は心筋シートの治験承認のため、厚労省の役人に直談判をしに行く。だが、にべもなく断られてしまう。
藤吉は渡米し、心筋シートの認可を得ることを考えるが、加奈が急変する。僧帽弁の腱索断裂を認め、僧帽弁逆流を起こしていたのだ。腱索断裂は手術でしか治療できない。朝田は決断を迫られていた。
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1) 患者は6歳、拡張型心筋症であった。彼女を救うため、循環器内科医・藤吉は心筋シート開発を目指していたが、その前に心機能低下がみられ、待機的な手術をする必要があった。
2) 藤吉は、朝田に手術を依頼する。だが、患者は術前検査でHIT(ヘパリン起因性血小板減少症)であることが明らかとなり、手術できないことが判明する。
3) 心筋シートの認可を急ぐ藤吉だったが、その前に患者は急変し、朝田は決断を迫られる。
起:拡張型心筋症の少女
朝田龍太郎(坂口憲二)の呼びかけにより、桜井総合病院に加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)が集結した。朝田はもう一人のチームドラゴンのメンバーである藤吉圭介(佐々木蔵之介)を訪ねてある国立病院へ向かう。
しかし、藤吉は最先端医療である心筋シートの研究を行いながら拡張型心筋症を患っている6歳の富田加奈(玉野るな)の治療にあたっているため、桜井総合病院で働くのは困難な状態だった。
一方、L & P病院では、ER部長に鬼頭笙子(夏木マリ)が就任したことで患者の受け入れ率が30 % 上昇していた。それらの実績などにともない、L&P病院の顧問である野口賢雄(岸部一徳)と経営コンサルタントの岡村征(高橋克典)は、目論んでいる医療特区構想が着々と進行していることに満足する。
承:藤吉の依頼
加奈の心機能がさらに低下(EF 27%)し、BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)は907 ng/ml と上昇。肝うっ血・肺うっ血がみられていた。藤吉は桜井総合病院を訪ね、心筋シートが使えるようになるまでの間、待機的な手術を朝田たちに依頼する。朝田たちは、左室形成術を行うことを考える。
藤吉は、困難な手術ではあるが、チームドラゴンでなら成し遂げられると考えるが、いざ手術を行うことになると、荒瀬は桜井総合病院では設備が不十分であることを指摘する。打ち合わせに参加していた桜井修三(平幹二朗)は、L & P病院へ協力を要請することを決める。チームドラゴンがL & P病院に来ると聞いて、ほくそ笑む野口と岡村。
転:手術不可能
加奈はL & P病院に転院し、朝田は手術のためにL & P病院を訪れる。岡村は朝田に廊下で出会い、「朝田先生の技術のために、当院の施設を存分にお使いください」と伝える。朝田は「目の前の患者にベストを尽くすだけです」と素っ気なく答えるのだった。
朝田は、3時間で手術を終わらせる、と宣言する。それが手術に耐えられる限界だった。前立ちの加藤、第二助手の伊集院たちと協力し、「なんとしても患者を救う」と朝田は決意する。
だが、術前検査の結果、HIT(Heparin-Induced Thrombocytopenia;ヘパリン起因性血小板減少症)が判明し、「ヘパリンが使えないため、人工心肺装置の使用ができず手術できない」と藤吉は愕然とする。肝うっ血がみられ、肝代謝であるためアルガトロバンも使用できない。しかしながら朝田、伊集院、加藤らは諦めず、文献検索や過去のカルテから、必死に手術できる道を探し続ける。
結:加奈の急変
朝田は、加奈の母親に「今の状態では手術はできません。すみません」と謝罪する。藤吉は心筋シートの治験承認のため、厚労省の役人に直談判をしに行く。だが、にべもなく断られてしまう。
藤吉は渡米し、心筋シートの認可を得ることを考えるが、加奈が急変する。僧帽弁の腱索断裂を認め、僧帽弁逆流を起こしていたのだ。腱索断裂は手術でしか治療できない。朝田は決断を迫られていた。
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