簡単に説明すると…
1) 爽太(松本潤)の紗絵子(石原さとみ)と冷却期間を置く、という作戦は功を奏していた。紗絵子の夫婦生活が上手くいっていないことも相まって、紗絵子は爽太に気持ちを傾けていく。
2) オリヴィエは、まつりへの想いを自覚し、恋心を募らせていく。戸惑う まつりへオリヴィエは告白をするのだった。
3) 爽太は、紗絵子と買い物(デート)に誘われる。そして、嬉しさのあまり、気持ちを抑えられずにいた。

起：えれなの帰国

爽太(松本潤)は、紗絵子(石原さとみ)に会えなくなって1ヶ月半、満たされない気持ちをショコラ作りに没頭することで誤魔化していた。

その頃、「ショコラ・ヴィ」に海外ロケから戻った えれな(水原希子)がやってくる。爽太に会いたくて空港から直行したという えれなは、爽太に抱きつく。恋人同士のような仲睦まじい様子を、薫子(水川あさみ)が複雑な気持ちで見ていた。さらに、そこには2人を凝視する紗絵子がいた。

爽太は内心激しく動揺しながらも、えれなを帰らせる。すると、紗絵子がえれなのことを聞いてきた。「ただの友達」と平静を装う爽太は、えれなと自分の関係を気にしているのかと思い、主導権を握った気分になる。さらに、「元カレ」と認めてもらえたことに、爽太は舞い上がる。

承：紗絵子の誘い

えれながやってきたその夜、オリヴィエ(溝端淳平)が帰宅すると、まつり(有村架純)が出かけるところだった。「彼氏に会いに行くの？」と訊くオリヴィエに、「友達の彼氏と付き合っている自分は最低だが、それでも会いたい」と言い、まつりは出ていく。その様子に同情するとともに、オリヴィエはまつりに恋心を抱いていることを自覚するのだった。

爽太は、紗絵子に「パン・オ・ショコラを作って」と依頼される。だが、パンを焼くことも研究しなければならないため、人手不足の店で、手一杯の状態なため、薫子に止めるよう説得される。

転：オリヴィエのまつりへの恋心

まつりは、酔って帰ってきた。悲しそうな彼女に、オリヴィエは理由を訊く。「相手の男が、今の彼女と別れるつもりがない、と分かってしまった」と告げるのだった。そんなまつりの姿を、オリヴィエは愛おしそうに見つめ、キスするのだった。

驚いたまつりは、慌てて部屋に戻る。時を同じくして、爽太が帰ってくる。そして、爽太はそこで、オリヴィエの片思いの相手が、まつりだと分かる。困惑した爽太は、えれなの家を訪れるのだった。

結：紗絵子とのデートに舞い上がる爽太

相変わらず紗絵子のことばかり考えている爽太に薫子は、「男性受けを意識したり自己演出しているのが明らかな紗絵子を、いつまで好きでいるの？」と毒づく。すると爽太は、「見え見えだから可愛いんだよ。男って鈍いから。その頑張っているな、と思えるところが可愛いんだよ」と答え、薫子を閉口させる。

一方、紗絵子は薫子に直接的に名前を出さなかったが、爽太を結婚式前のテイスティングで、短いスカートを履いて気持ちを試した、と語るのだった。そして、紗絵子は夫婦生活が上手くいかず、夫との心のすれ違いを感じていた。

爽太は紗絵子から買い物に付き合ってほしい、と頼まれる。「付き合って」という言葉に妄想は膨らむが、爽太は多忙を理由に断ってしまう。だが後日、爽太は買い物に付き合う、と約束するのだった。デートの約束に、爽太は嬉しさのあまり、気持ちを抑えられずにいた。

オリヴィエは、まつりへの想いを忘れることができず、爽太と父親に、「気持ちを伝えようと思う」と話すのだった。そして、気持ちを伝えに、直接会いに行くのだった。

薫子のもとへは、六道の従業員・関谷(加藤シゲアキ)が訪ね、食事に誘う。

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