「神様のカルテ」あらすじ・ネタバレ
2014.02.19 (Wed)
2011年8月27日公開
・監督:深川栄洋
・脚本:後藤法子
・原作:夏川草介
簡単に説明すると…
1) 信州で地方病院に勤める青年内科医・栗原一止(櫻井翔)は、診療で多忙な日々を送っていた。
2) 彼の前に、末期の胆嚢癌患者・安曇雪乃(加賀まりこ)が現れる。大学病院で冷たくあしらわれ、一止を頼ってやってきたのだ。
3) 安曇の診療を行う中で、大学病院での診療を行うことを勧められる一止だったが、それを一止は断る。安曇を看取り、一止は地方病院での診療を続けていくことを決意する。
信州の一地方都市・松本。勤務5年目の青年内科医・栗原一止(櫻井翔)は、医師が不足しながらも“24時間、365日対応”で大勢の患者を抱える本庄病院に勤めている。
この小さな病院では専門外の診療をしたり、当直で睡眠が取れなかったりすることが日常茶飯事。それでも一止は、クールな先輩外科医・砂山次郎(要潤)、有能で美人の救急外来看護師長・外村静枝(吉瀬美智子)、同期の冷静沈着な病棟主任看護師・東西直美(池脇千鶴)、新人看護師・水無陽子(朝倉あき)、曲者上司・貫田誠太郎(柄本明)らと共に厳しい地方医療の現実と向き合っていた。
一方、同じアパート“御嶽荘”に住む大家兼絵の描けない画家・男爵(原田泰造)、博学な大学生・学士(岡田義徳)との語らい、そして何よりも最愛の妻・榛名(宮崎あおい)との心温まるひとときに日々の疲れを癒しながら激務を凌いでいた。
一止は母校の医局を通じ大学病院に勤めないかと誘われる。「良い医者」になるための最先端医療が学べる医局。しかし、一止の前には本庄病院にやってくる大勢の患者がいる。
悩む一止だったが、ある日、彼の前に大学病院から、末期の胆嚢癌患者・安曇雪乃(加賀まりこ)が現れる。もう現在の医学では手の施しようがない安曇であったが、一止を頼ってやってきたのだった。安曇を胆嚢癌と診断したのは、一止だった。紹介した大学病院で「手の施しようがない」と冷たくあしらわれ、再びやってきたのだった。
松本から2時間ほどの場所にある病院で診療中、安曇が下血したという連絡が入る。急変対応を行い、腹部CT検査を施行したところ、一止は絶句する。腫瘍が2ヶ月前と比べて倍に増大しており、大腸への浸潤をしていたのだった。おそらく1ヶ月と持たない状態だった。
状態が落ち着いた後、ベッドに戻った安曇は、「自分の余命を知っておかないと」と言い、余命について訊く。一止は病状を説明したが、「あと1ヶ月持たない」とは言えなかった。
後日、「もう一度、山を見たい」という安曇を屋上に連れ出す。安曇はその日、誕生日を迎えていたのだ。そこで、夫からの贈り物の赤茶けた毛糸の帽子をかぶっていた。「亡くなったら、この帽子をかぶせて欲しい」と 一止に告げる。
一止は、大学病院を見学に行く。最先端といわれる医療に触れ、さらには上級医・貫田誠太郎に話を聞く。貫田も、大学病院で勤めていた経験があったのだ。思案した結果、松本での診療を続けていくことにする。
安曇の状態が思わしくなかったため、一止は当直を変わって病院に泊まりこむことにした。多くの患者が訪れ、救急搬送されてくる患者も次々に受け入れていた。
忙しく動きまわる一止のもとへ、安曇が急変した知らせが届く。急いで向かう一止は、反射的に延命処置・急変処置を行おうとしてしまう。だが、しばらくして一止はその手を止めた。死亡確認・死亡診定を行った一止は、毛糸の帽子の中に手紙が入っていることを見つける。そこには、「先生は素晴らしい治療をしてくれた」と感謝の言葉が並ぶ手紙が入っていた。
帰宅した一止を、ハルが迎える。泣き出す一止を優しく慰め、外に出ようと誘う。見晴らしの良い場所で、ハルは妊娠したことを告げるのだった。
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・監督:深川栄洋
・脚本:後藤法子
・原作:夏川草介
簡単に説明すると…
1) 信州で地方病院に勤める青年内科医・栗原一止(櫻井翔)は、診療で多忙な日々を送っていた。
2) 彼の前に、末期の胆嚢癌患者・安曇雪乃(加賀まりこ)が現れる。大学病院で冷たくあしらわれ、一止を頼ってやってきたのだ。
3) 安曇の診療を行う中で、大学病院での診療を行うことを勧められる一止だったが、それを一止は断る。安曇を看取り、一止は地方病院での診療を続けていくことを決意する。
起:本庄病院の栗原一止医師
信州の一地方都市・松本。勤務5年目の青年内科医・栗原一止(櫻井翔)は、医師が不足しながらも“24時間、365日対応”で大勢の患者を抱える本庄病院に勤めている。
この小さな病院では専門外の診療をしたり、当直で睡眠が取れなかったりすることが日常茶飯事。それでも一止は、クールな先輩外科医・砂山次郎(要潤)、有能で美人の救急外来看護師長・外村静枝(吉瀬美智子)、同期の冷静沈着な病棟主任看護師・東西直美(池脇千鶴)、新人看護師・水無陽子(朝倉あき)、曲者上司・貫田誠太郎(柄本明)らと共に厳しい地方医療の現実と向き合っていた。
一方、同じアパート“御嶽荘”に住む大家兼絵の描けない画家・男爵(原田泰造)、博学な大学生・学士(岡田義徳)との語らい、そして何よりも最愛の妻・榛名(宮崎あおい)との心温まるひとときに日々の疲れを癒しながら激務を凌いでいた。
承:胆嚢癌患者・安曇
一止は母校の医局を通じ大学病院に勤めないかと誘われる。「良い医者」になるための最先端医療が学べる医局。しかし、一止の前には本庄病院にやってくる大勢の患者がいる。
悩む一止だったが、ある日、彼の前に大学病院から、末期の胆嚢癌患者・安曇雪乃(加賀まりこ)が現れる。もう現在の医学では手の施しようがない安曇であったが、一止を頼ってやってきたのだった。安曇を胆嚢癌と診断したのは、一止だった。紹介した大学病院で「手の施しようがない」と冷たくあしらわれ、再びやってきたのだった。
転:安曇の急変
松本から2時間ほどの場所にある病院で診療中、安曇が下血したという連絡が入る。急変対応を行い、腹部CT検査を施行したところ、一止は絶句する。腫瘍が2ヶ月前と比べて倍に増大しており、大腸への浸潤をしていたのだった。おそらく1ヶ月と持たない状態だった。
状態が落ち着いた後、ベッドに戻った安曇は、「自分の余命を知っておかないと」と言い、余命について訊く。一止は病状を説明したが、「あと1ヶ月持たない」とは言えなかった。
後日、「もう一度、山を見たい」という安曇を屋上に連れ出す。安曇はその日、誕生日を迎えていたのだ。そこで、夫からの贈り物の赤茶けた毛糸の帽子をかぶっていた。「亡くなったら、この帽子をかぶせて欲しい」と 一止に告げる。
一止は、大学病院を見学に行く。最先端といわれる医療に触れ、さらには上級医・貫田誠太郎に話を聞く。貫田も、大学病院で勤めていた経験があったのだ。思案した結果、松本での診療を続けていくことにする。
結:別離、誕生
安曇の状態が思わしくなかったため、一止は当直を変わって病院に泊まりこむことにした。多くの患者が訪れ、救急搬送されてくる患者も次々に受け入れていた。
忙しく動きまわる一止のもとへ、安曇が急変した知らせが届く。急いで向かう一止は、反射的に延命処置・急変処置を行おうとしてしまう。だが、しばらくして一止はその手を止めた。死亡確認・死亡診定を行った一止は、毛糸の帽子の中に手紙が入っていることを見つける。そこには、「先生は素晴らしい治療をしてくれた」と感謝の言葉が並ぶ手紙が入っていた。
帰宅した一止を、ハルが迎える。泣き出す一止を優しく慰め、外に出ようと誘う。見晴らしの良い場所で、ハルは妊娠したことを告げるのだった。
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