チーム・バチスタ4螺鈿迷宮 第8話 あらすじ・ネタバレ
2014.02.25 (Tue)
簡単に説明すると…
1) すみれ(栗山千明)と天馬(上遠野太洸)のいたコテージから持ち帰ったカップから、葵の指紋が検出される。それは、8年前、小百合を襲った犯人・三田村の死亡現場から発見された指紋と一致した。
2) 葵は、三田村に復讐を果たしに行ったのだった。三田村を殺害後、その帰り道で崖から落ちた。すべてを悟った巌雄は、三田村を病死として処理し、葵を死亡したことにして、碧翠院に閉じ込めたのだった。葵は、巌雄の指示で町から出された。
3) 田口は、碧翠院ではあまりにも"理想的な死"である患者の最期ばかりであることに疑問を抱く。そして、積極的安楽死が行われているのではないか、と考える。
すみれ(栗山千明)と天馬(上遠野太洸)が何者かと密会していたコテージから、こっそりティーカップを持ち帰った白鳥(仲村トオル)は、刑事の小幡(池内万作)に指紋を調べてほしいと依頼。すると、8年前に起きた、小百合(水野美紀)も含む3人の女性が襲われた婦女暴行事件の容疑者・三田村洋一(28)の、死亡現場に残されていた指紋と一致したのだった。
小幡によると、容疑者の遺体発見当初、警察は現場の状況から殺人事件と見立てたが、検死を担当した巌雄(柳葉敏郎)が急性心不全による"病死"と判断したため、それ以上の捜査は行われず、ドアに残された指紋の持ち主も分からないままだったという。それを聞いた白鳥は、「巌雄が、小百合の復讐で三田村を殺害した何者かをかばい、殺人を隠蔽したのでは」と推理する。
田口(伊藤淳史)は、事故から8年経った今も、息子・葵(山﨑賢人)の死を受け入れられずにいる華緒(相築あきこ)の様子が気になっていた。
田口から、華緒が葵のことを話すとき、まるで今も生きているかのように話すと聞いた白鳥は、「葵くんは、本当に生きているのかもしれない」と考える。
白鳥と田口は、桜宮家を訪れる。そして、白鳥は葵の椅子を貸して欲しい、と願い出る。白鳥は、「コテージにあったカップの指紋と、椅子の指紋が一致すれば、葵くんは生存しているのではないか、と考えられる…葵くんは、重大な罪を犯し、コテージに閉じ込められることになった」と話す。だが、巌雄はそれを拒否する。
小百合は、「母が寂しがるから。それに、いつも椅子を磨くんです。だから指紋は出ませんよ」とその理由を語った。
巌雄は、白鳥らが帰った後に、「葵を町から出そう」と家族に向かって言うのだった。
白鳥は、三田村の住んでいたアパートを訪れる。そのアパートと葵が落ちた崖の間には、近道となる獣道があった。葵は犯行現場から帰る道すがら、犯行後の動揺もあり、ただでさえ危険な道を走っており、崖から落ちてしまったのではないか、と白鳥は推察した。
葵が落ちた崖を訪れた白鳥と田口は、船に乗った葵らしき青年を見かける。「助けて。碧翠院は一度入ったら二度と出られない病院です」という言葉を口にする。白鳥に同じ文面の手紙を送り、「タチバナ」という名前でメールを送っていたのは、葵だったのだ。船には、華緒が一緒に同乗していた。
事実を問いただす白鳥に、巌雄は「すべて分かった上でこの道を選んだ。家族のためなら、全てを背負う」と言い切る。
すみれは、「葵は、頭部損傷の影響で記憶障害が起きた。発作が起きては暴れる。それを母が螺鈿の部屋で見守っていた。それにも限界があるから監視カメラを設置した。だから、葵を死んだことにして、この病院に閉じ込めた」と明かす。
小百合は、「私のせいであんなことになったのに…葵を警察に突き出す?閉鎖病棟に隔離する?…葵を失ったら、母は壊れてしまう。母はまだ、葵が元に戻ってくれる。…私たちは、家族を守りたいだけ」と告白する。
立花医師は、8年ぶりに訪れた碧翠院で、葵に会ってしまい、殺害された。そして、放射線技師・戸山(渡部豪太)も葵を目撃したことで殺害されたのだ。
白鳥は、仮説を小幡刑事に話す。小幡刑事に白鳥は、「犯人である葵を探して欲しい」と依頼する。
田口は、あまりにも急に亡くなる患者のタイミングに疑問を抱く。どの患者も、出来すぎのようなタイミングで螺鈿の部屋に呼ばれているのだ。碧翠院では、ベッドで寝たきりの患者もいない。あまりにも"理想的な死"なのだ。積極的安楽死が行われているのではないか、と田口と白鳥は考える。
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1) すみれ(栗山千明)と天馬(上遠野太洸)のいたコテージから持ち帰ったカップから、葵の指紋が検出される。それは、8年前、小百合を襲った犯人・三田村の死亡現場から発見された指紋と一致した。
2) 葵は、三田村に復讐を果たしに行ったのだった。三田村を殺害後、その帰り道で崖から落ちた。すべてを悟った巌雄は、三田村を病死として処理し、葵を死亡したことにして、碧翠院に閉じ込めたのだった。葵は、巌雄の指示で町から出された。
3) 田口は、碧翠院ではあまりにも"理想的な死"である患者の最期ばかりであることに疑問を抱く。そして、積極的安楽死が行われているのではないか、と考える。
起:8年前の事件
すみれ(栗山千明)と天馬(上遠野太洸)が何者かと密会していたコテージから、こっそりティーカップを持ち帰った白鳥(仲村トオル)は、刑事の小幡(池内万作)に指紋を調べてほしいと依頼。すると、8年前に起きた、小百合(水野美紀)も含む3人の女性が襲われた婦女暴行事件の容疑者・三田村洋一(28)の、死亡現場に残されていた指紋と一致したのだった。
小幡によると、容疑者の遺体発見当初、警察は現場の状況から殺人事件と見立てたが、検死を担当した巌雄(柳葉敏郎)が急性心不全による"病死"と判断したため、それ以上の捜査は行われず、ドアに残された指紋の持ち主も分からないままだったという。それを聞いた白鳥は、「巌雄が、小百合の復讐で三田村を殺害した何者かをかばい、殺人を隠蔽したのでは」と推理する。
承:葵の生存確認
田口(伊藤淳史)は、事故から8年経った今も、息子・葵(山﨑賢人)の死を受け入れられずにいる華緒(相築あきこ)の様子が気になっていた。
田口から、華緒が葵のことを話すとき、まるで今も生きているかのように話すと聞いた白鳥は、「葵くんは、本当に生きているのかもしれない」と考える。
白鳥と田口は、桜宮家を訪れる。そして、白鳥は葵の椅子を貸して欲しい、と願い出る。白鳥は、「コテージにあったカップの指紋と、椅子の指紋が一致すれば、葵くんは生存しているのではないか、と考えられる…葵くんは、重大な罪を犯し、コテージに閉じ込められることになった」と話す。だが、巌雄はそれを拒否する。
小百合は、「母が寂しがるから。それに、いつも椅子を磨くんです。だから指紋は出ませんよ」とその理由を語った。
巌雄は、白鳥らが帰った後に、「葵を町から出そう」と家族に向かって言うのだった。
転:葵との遭遇
白鳥は、三田村の住んでいたアパートを訪れる。そのアパートと葵が落ちた崖の間には、近道となる獣道があった。葵は犯行現場から帰る道すがら、犯行後の動揺もあり、ただでさえ危険な道を走っており、崖から落ちてしまったのではないか、と白鳥は推察した。
葵が落ちた崖を訪れた白鳥と田口は、船に乗った葵らしき青年を見かける。「助けて。碧翠院は一度入ったら二度と出られない病院です」という言葉を口にする。白鳥に同じ文面の手紙を送り、「タチバナ」という名前でメールを送っていたのは、葵だったのだ。船には、華緒が一緒に同乗していた。
事実を問いただす白鳥に、巌雄は「すべて分かった上でこの道を選んだ。家族のためなら、全てを背負う」と言い切る。
すみれは、「葵は、頭部損傷の影響で記憶障害が起きた。発作が起きては暴れる。それを母が螺鈿の部屋で見守っていた。それにも限界があるから監視カメラを設置した。だから、葵を死んだことにして、この病院に閉じ込めた」と明かす。
小百合は、「私のせいであんなことになったのに…葵を警察に突き出す?閉鎖病棟に隔離する?…葵を失ったら、母は壊れてしまう。母はまだ、葵が元に戻ってくれる。…私たちは、家族を守りたいだけ」と告白する。
結:白鳥の仮説
立花医師は、8年ぶりに訪れた碧翠院で、葵に会ってしまい、殺害された。そして、放射線技師・戸山(渡部豪太)も葵を目撃したことで殺害されたのだ。
白鳥は、仮説を小幡刑事に話す。小幡刑事に白鳥は、「犯人である葵を探して欲しい」と依頼する。
田口は、あまりにも急に亡くなる患者のタイミングに疑問を抱く。どの患者も、出来すぎのようなタイミングで螺鈿の部屋に呼ばれているのだ。碧翠院では、ベッドで寝たきりの患者もいない。あまりにも"理想的な死"なのだ。積極的安楽死が行われているのではないか、と田口と白鳥は考える。
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