医龍4 KARTE #9 あらすじ・ネタバレ
2014.03.06 (Thu)
簡単に説明すると…
1) L & P病院の野口(岸部一徳)に呼び出された加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)は、野口賢雄(岸部一徳)に1週間後に5歳の男児・脇坂将のオペを依頼される。
2) 桜井修三(平幹二朗)の手術のため、マイク・ボールドウィン(Don J)が依頼することになった。岡村が交渉を行い、来日することとなったのだ。その代償として、朝田にL & P病院へくることを求める。
3) L & P病院に周産期心筋症の患者が救急搬送されてきた。母子ともに助けるため、岡村は朝田に助けを求める。朝田は手術を施行し、母子ともに助けるのだった。
朝田龍太郎(坂口憲二)と同時進行で桜井修三(平幹二朗)のオペを行える脳外科医がみつかった。アメリカの医師のマイク・ボールドウィン(Don J)で、オペは可能だが2年先でしかも莫大な金額がかかるとの返事に、朝田たちは別の医師を探すことにする。
L & P病院の顧問室に呼び出された加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)は、野口賢雄(岸部一徳)に1週間後に5歳の男児・脇坂将のオペを依頼される。
心房中隔欠損症(Atrial Septal Defect:ASD)であるが、欠損孔 径 20 mmを超え、かつ下縁欠損であるため、カテーテルではなく手術を要した。親会社の副社長の息子であるため万全を期して手術にあたれ、と指示される。
桜井総合病院の朝田を訪ねてきた岡村征(高橋克典)は、古い知り合いであるマイクに、1ヶ月後に桜井のオペを引き受けさせたことを告げる。朝田がL & P病院へ移るのが交換条件だという。「桜井先生を助けるには、L & P病院に来るしかないんです」と告げる。
L & P病院に急患で、呼吸困難で救急搬送依頼をしたという妊婦の桐山恵美が運ばれてきた。39歳女性、妊娠23 周で多胎であった。木原の診断結果、周産期心筋症の可能性があった。
難しい症例であることから、かつ訴訟リスクも高く、受け入れを断ろうとする木原毅彦(池田鉄洋)を制し、岡村は強引に「受け入れるように」と指示を出す。24周まで内科的治療でもたせ、その後に手術を検討することとなった。岡村には、妊娠中に婚約者を亡くすという辛い過去があったのだ。
野口が見守る中、加藤、伊集院、荒瀬による将のオペが始まった。その時、恵美の容態が急変した。大動脈弁輪拡張症(Annulo aortic ectasia:AAE)により、大動脈弁閉鎖不全(AR)が起きたのだった。肺水腫によりSpO2低下がみられていた。岡村はオペ室に運ぶよう指示を出すと、オペ室の伊集院に恵美のオペに回るように訴える。
しかし伊集院は手が離せない状態であるうえに、野口の猛抗議にあう。せめて母体だけでも助けようと木原がオペを申し出るが、岡村は母子共に助けると言い張り、朝田を呼ぶために桜井総合病院へ走る。朝田の前に跪き、朝田に手術を依頼する。
木原の執刀による手術が行われようとしたとき、朝田が手術室に現れる。そして、デービッド手術(自己弁を温存できる)を提案する。ベンタール手術による抗凝固療法を不要とするため、人工弁使用を回避するためだった。あくまで朝田は、母子ともに助けることを考えるのだった。
将の手術は、鬼頭が引き受け、麻酔も別の医師が代わった。荒瀬(阿部サダヲ)と伊集院も妊婦の手術に加わった。60分の体外循環時間という極めて厳しい手術が開始した。
大動脈内腔を見たところ、左冠動脈の開口部が低く、トリミングが困難であることに気づく。さらに難度の上がる手術に、朝田たちは全力を注ぐ。冠動脈再建を終えたところで、胎児心拍が低下した。
60分という時間の中、朝田は手術をやり切る。心拍再開するが、胎児の心音が1つしかみられない。朝田は、腹部触診により胎児の位置を探り、患者の体を右にローテーションさせる。すると、胎児心拍は元に戻った。手術は無事に終了し、あとは出産を待つだけだった。
岡村は朝田に感謝し、朝田は「らしくないな」と言う。岡村は、知人が同じく周産期心筋症で亡くなった婚約者のことを告げる。搬送された先の病院では、彼女の保険が使用できなかったのだ。結局、彼女は自宅で亡くなってしまった。そのアメリカの医療制度に絶望した岡村は、医療専門のコンサルタントとなり、改革しようとしたのだった。アメリカ式でも日本式でもない、新たな医療の形を作っていきたい、と語った。
大きな借りが出来た、という岡村に、朝田は「医者が患者を助けるのに、貸しも借りもない」と話すのだった。岡村は、朝田の獲得を桜井医師が快復するまで待つ、と決めるのだった。桜井の手術に向けて心を一つにするチームドラゴンだったが、その前に野口が立ちはだかり、「桜井は助けられないよ」と言うのだった。
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1) L & P病院の野口(岸部一徳)に呼び出された加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)は、野口賢雄(岸部一徳)に1週間後に5歳の男児・脇坂将のオペを依頼される。
2) 桜井修三(平幹二朗)の手術のため、マイク・ボールドウィン(Don J)が依頼することになった。岡村が交渉を行い、来日することとなったのだ。その代償として、朝田にL & P病院へくることを求める。
3) L & P病院に周産期心筋症の患者が救急搬送されてきた。母子ともに助けるため、岡村は朝田に助けを求める。朝田は手術を施行し、母子ともに助けるのだった。
起:野口の紹介患者
朝田龍太郎(坂口憲二)と同時進行で桜井修三(平幹二朗)のオペを行える脳外科医がみつかった。アメリカの医師のマイク・ボールドウィン(Don J)で、オペは可能だが2年先でしかも莫大な金額がかかるとの返事に、朝田たちは別の医師を探すことにする。
L & P病院の顧問室に呼び出された加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)は、野口賢雄(岸部一徳)に1週間後に5歳の男児・脇坂将のオペを依頼される。
心房中隔欠損症(Atrial Septal Defect:ASD)であるが、欠損孔 径 20 mmを超え、かつ下縁欠損であるため、カテーテルではなく手術を要した。親会社の副社長の息子であるため万全を期して手術にあたれ、と指示される。
承:周産期心筋症の妊婦
桜井総合病院の朝田を訪ねてきた岡村征(高橋克典)は、古い知り合いであるマイクに、1ヶ月後に桜井のオペを引き受けさせたことを告げる。朝田がL & P病院へ移るのが交換条件だという。「桜井先生を助けるには、L & P病院に来るしかないんです」と告げる。
L & P病院に急患で、呼吸困難で救急搬送依頼をしたという妊婦の桐山恵美が運ばれてきた。39歳女性、妊娠23 周で多胎であった。木原の診断結果、周産期心筋症の可能性があった。
難しい症例であることから、かつ訴訟リスクも高く、受け入れを断ろうとする木原毅彦(池田鉄洋)を制し、岡村は強引に「受け入れるように」と指示を出す。24周まで内科的治療でもたせ、その後に手術を検討することとなった。岡村には、妊娠中に婚約者を亡くすという辛い過去があったのだ。
転:岡村の申し出と依頼
野口が見守る中、加藤、伊集院、荒瀬による将のオペが始まった。その時、恵美の容態が急変した。大動脈弁輪拡張症(Annulo aortic ectasia:AAE)により、大動脈弁閉鎖不全(AR)が起きたのだった。肺水腫によりSpO2低下がみられていた。岡村はオペ室に運ぶよう指示を出すと、オペ室の伊集院に恵美のオペに回るように訴える。
しかし伊集院は手が離せない状態であるうえに、野口の猛抗議にあう。せめて母体だけでも助けようと木原がオペを申し出るが、岡村は母子共に助けると言い張り、朝田を呼ぶために桜井総合病院へ走る。朝田の前に跪き、朝田に手術を依頼する。
結:妊婦の手術開始
木原の執刀による手術が行われようとしたとき、朝田が手術室に現れる。そして、デービッド手術(自己弁を温存できる)を提案する。ベンタール手術による抗凝固療法を不要とするため、人工弁使用を回避するためだった。あくまで朝田は、母子ともに助けることを考えるのだった。
将の手術は、鬼頭が引き受け、麻酔も別の医師が代わった。荒瀬(阿部サダヲ)と伊集院も妊婦の手術に加わった。60分の体外循環時間という極めて厳しい手術が開始した。
大動脈内腔を見たところ、左冠動脈の開口部が低く、トリミングが困難であることに気づく。さらに難度の上がる手術に、朝田たちは全力を注ぐ。冠動脈再建を終えたところで、胎児心拍が低下した。
60分という時間の中、朝田は手術をやり切る。心拍再開するが、胎児の心音が1つしかみられない。朝田は、腹部触診により胎児の位置を探り、患者の体を右にローテーションさせる。すると、胎児心拍は元に戻った。手術は無事に終了し、あとは出産を待つだけだった。
岡村は朝田に感謝し、朝田は「らしくないな」と言う。岡村は、知人が同じく周産期心筋症で亡くなった婚約者のことを告げる。搬送された先の病院では、彼女の保険が使用できなかったのだ。結局、彼女は自宅で亡くなってしまった。そのアメリカの医療制度に絶望した岡村は、医療専門のコンサルタントとなり、改革しようとしたのだった。アメリカ式でも日本式でもない、新たな医療の形を作っていきたい、と語った。
大きな借りが出来た、という岡村に、朝田は「医者が患者を助けるのに、貸しも借りもない」と話すのだった。岡村は、朝田の獲得を桜井医師が快復するまで待つ、と決めるのだった。桜井の手術に向けて心を一つにするチームドラゴンだったが、その前に野口が立ちはだかり、「桜井は助けられないよ」と言うのだった。
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