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「それでも夜は明ける」あらすじ・ネタバレ

2014.03.10 (Mon)
・監督:スティーブ・マックイーン
・脚本:ジョン・リドリー
・製作総指揮:テッサ・ロス、ジョン・リドリー

原題:12 years a slave

簡単に説明すると…
1) 音楽家のソロモン(キウェテル・イジョフォー)は自由黒人だった。だが、罠にかけられ、奴隷として売られてしまう。
2) そんな彼に待ち受けていたのは、守られるべき人権もない、過酷過ぎる日々だった。
3) カナダ人のサミュエル・バス(ブラッド・ピット)に出会い、ソロモンは救われる。12年もの過酷な日々を過ごし、彼はようやく家族の元へ帰ることができたのだった。

起:罠にかけられたソロモン

奴隷制度が広がっていた1841年、アメリカ。音楽家のソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、ニューヨークで、妻のアン・ノーサップ(ケルシー・スコット)、娘のマーガレット(クヮヴェンジャネ・ウォレス)、息子アロンゾ(キャメロン・ザイグラー)ら家族とともに暮らす自由黒人だった。

妻が料理人として半月ほど働くのに子供たちを同行させていた。その日の午後、友人が二人の旅人男性ブラウン(スクート・マクネイリー)とハミルトン(タラン・キラム)を紹介する。

ワシントンDCの周遊公演で2週間、バイオリンの演奏をしてくれることと引き換えに、大金を渡す、と約束され、ソロモンはその誘いに乗る。だが、それは罠だった。レストランで大量のワインを飲まされ、気づいたときには、暗い部屋で鎖に繋がれていた。

承:売られていくソロモン

ソロモンを「ジョージア州の逃亡奴隷だ」と称し、連行していく白人たち。ソロモンは、自分は自由黒人だと主張するが、書類を所持していないため、証明できない。

大農園主のウィリアム・フォード(ベネディクト・カンバーバッチ)がソロモンを購入した。翌朝、奴隷たちは大工で奴隷調教師であるジョン・ティビッツ(ポール・ダノ)と監督のチェイピン(J・D・エヴァーモア)に引き合わされた。

ソロモンに敵意を抱き復讐を企てているティビッツは、ソロモンと言い争いになり、手下と共にソロモンをリンチし、首に縄を掛けて木に吊るす。フォードが見つけ、屋内に保護した。そこで、自由黒人であることを必死で訴えるが、理解してもらえなかった。

転:奴隷としての惨状

フォードは、ソロモンを売ることにした。売られる先は、悪名高い大農園主エドウィン・エップス(マイケル・ファスベンダー)だった。奴隷のうち、パッツィー(ルピタ・ニョンゴ)という女性奴隷を、エップスは贔屓していた。彼女に好意を寄せていたのだったが、それを自身で決して認めようとはしなかった。

夫であるエップスに嫉妬する妻 メアリー・エップス夫人(サラ・ポールソン)は、パッツィーの顔にデカンターを投げつけて、ひどい傷を負わせる。浮気をするエップスに嫉妬に狂ったメアリーは、パッツィーを折檻した挙句、顔を切り裂いた。

買い物途中、ソロモンは少しずつ紙を持ち帰り、手紙を作れないか、と考える。脱走の誘惑にも駆られるが、捕まった時のことを考えると、怖くてできなかった。

エップスは、他の農場主と浮気していると疑い、パッツィーを鞭打ちにしようとする。だが、自らではできないため、ソロモンに鞭打つように命じる。血まみれになるまで打ち続けさせられた。

結:解放

ソロモンはしばらして、建築現場で働き始める。そこの雇われ大工・カナダ人のサミュエル・バス(ブラッド・ピット)に出会った。ソロモンは、彼に「ニューヨークから拉致されて奴隷にされた」という悲惨な身の上を打ち明ける。バスはその話を信じた。

一緒に働き続けたある日、ソロモンはバスに「手紙を書いてくれ」と依頼する。そして、ニューヨーク州の友人達に顛末を伝えてくれ、と頼む。

そしてついに解放される日がくるのだった。ヴィリエル保安官(ジェイ・ヒューグリー)が迎えにきたのだった。ようやくソロモンは愛する家族のもとへ戻れたのだった。凄まじい12年経ち、娘マーガレットはすでに結婚し、子も生まれていた。彼には、ソロモンという名が付けられていた。


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