チーム・バチスタ4螺鈿迷宮 第10話 あらすじ・ネタバレ
2014.03.11 (Tue)
簡単に説明すると…
1) 巌雄(柳葉敏郎)の恩師でもあり、末期肺癌となった加賀医師(山本圭)が「螺鈿の部屋」に入り死亡する。安楽死を行っていると疑う白鳥(仲村トオル)だったが、疑わしい点は無かった。
2) 葵(山﨑賢人)は、母・華緒(相築あきこ)に重傷を負わせてしまい、華緒は碧翠院で処置を受ける。
3) 白鳥は、立花と戸山を死亡させたのは、華緒であるという真相に行き着く。そして、華緒は自供した。一方、加賀の死亡CTから、安楽死を行っていたカラクリに思い至る。
巌雄(柳葉敏郎)の恩師でもあり、末期肺癌となった加賀医師(山本圭)が「螺鈿の部屋」に入り、田口(伊藤淳史)は安楽死を疑う白鳥(仲村トオル)の指示で看取りに立ち会うことになった。
「人工呼吸器などの延命処置はしないでくれ」と懇願する加賀。息子に見守られながら、加賀は息を引き取った。加賀が息を引き取るその瞬間まで、巌雄(柳葉敏郎)や小百合(水野美紀)に不審な点は一切見当たらない。
痛み止めの点滴と酸素マスクのみが加賀の体についていただけだったのだ。筋弛緩薬を使用された様子も無かった。疑惑を拭えず、さらに加賀の遺体を調べようと東城医大から島津(安田顕)を呼ぶ白鳥。しかし、安らかな最期を看取った田口は、そんな白鳥について行けず2人は衝突する。
加賀の病理解剖を行おうとする巌雄の携帯電話に、華緒(相築あきこ)からの着信があった。電話をかけてきたのは葵(山﨑賢人)で、発作を起こした葵が華緒に重傷を負わせたという。
巌雄は慌ててタクシーで碧翠院を出て行った。その様子を田口と白鳥が目撃する。巌雄は、頭部外傷で出血が酷く、輸血をオーダする。巌雄、小百合、すみれ(栗山千明)は、密かに碧翠院に戻った華緒を懸命に処置する。
病理解剖までに時間稼ぎができた白鳥は、島津にmobile CTを運ばせ、加賀のAI(オートプシー・イメージング;死後CT)を撮影する。
居なくなった葵を田口は探す。葵は、螺鈿の部屋のモニタールームにいた。華緒に何があったのかを訊く田口に、「分からない。でも、僕のせい」と話す。
「何か力になれるかもしれない。…話を聞かせて欲しい」という田口に、「死なせて欲しい。お父さんにも言ったのに…」と、事故直後のことを話す。救急搬送され意識を亡くす直前、「僕、人を殺した」と告白していたのだった。
「死ねばよかったなどと言わないで。発作も外科的治療で治るかもしれない。専門家に診てもらおう」と言う。そこにアルバイトの医学生・天馬が現れる。急にいなくなった葵を咎める天馬に、葵は発作を起こしてしまい、暴れる。田口は腕を負傷する。
華緒は意識を取り戻した。白鳥は、華緒にも話を聞きたい、と言う。田口と白鳥は、華緒と葵に会いに行く。葵に「助けて。碧翠院は一度入ったら二度と出られない病院です」という手紙を送った意図を訊く。さらに、立花の死後CTを撮った理由についても訊く。
すみれたちの「CTを見ることだけは許可していた」という発言に、白鳥は「新しいCTを見たいがために、搬送されてきた遺体のCTを撮影したり、立花を殺害してCTを撮っていたんだ。また、姿を見られ、まずいと思ったため、放射線技師・戸山を殺害したんだ」と語る。
葵を警察に引き渡す、という白鳥に、華緒は「違うの私が殺したの」と自白する。白鳥は「やっぱりそうですか」と納得する。「葵に怯えていた戸山が、葵と一緒にお茶を飲むなんてことはあり得ない。…警察に言うという戸山を睡眠薬で眠らせ、車いすに乗せて入江に向かった。そこで彼を海に流した」と真相を明かす。
立花も、葵の姿を見て近寄った。発作を起こして揉み合いとなり、止めるために花瓶で頭部を殴打したのだった。
AIを推奨するニュースで、白鳥のことを知った葵は、助けを求めて手紙を送ったのだ。立花医師の遺体をバラバラにして送りつけたのも、この状況を終わらせるために行ったのだった。
田口は、「巌雄先生が葵を死亡したことにするという決断は、すべきではなかった」と指摘する。そのことが招いてしまった悲劇だったのだ。葵は、「僕のせいで…ごめんなさい」と華緒と巌雄に謝る。
状況が変わり、"螺鈿の部屋での処置"が行えないということをすみれは患者に伝える。「今晩であればできるのですが」と伝え、安楽死を行うかどうか、と希望を訊く。患者は、螺鈿の部屋に行くことを希望した。
島津の死亡CTを診て、白鳥は"螺鈿の部屋での処置"の正体に気がつく。そして、新たな患者が螺鈿の部屋に運ばれたことを知り、急行した。
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1) 巌雄(柳葉敏郎)の恩師でもあり、末期肺癌となった加賀医師(山本圭)が「螺鈿の部屋」に入り死亡する。安楽死を行っていると疑う白鳥(仲村トオル)だったが、疑わしい点は無かった。
2) 葵(山﨑賢人)は、母・華緒(相築あきこ)に重傷を負わせてしまい、華緒は碧翠院で処置を受ける。
3) 白鳥は、立花と戸山を死亡させたのは、華緒であるという真相に行き着く。そして、華緒は自供した。一方、加賀の死亡CTから、安楽死を行っていたカラクリに思い至る。
起:加賀医師の死
巌雄(柳葉敏郎)の恩師でもあり、末期肺癌となった加賀医師(山本圭)が「螺鈿の部屋」に入り、田口(伊藤淳史)は安楽死を疑う白鳥(仲村トオル)の指示で看取りに立ち会うことになった。
「人工呼吸器などの延命処置はしないでくれ」と懇願する加賀。息子に見守られながら、加賀は息を引き取った。加賀が息を引き取るその瞬間まで、巌雄(柳葉敏郎)や小百合(水野美紀)に不審な点は一切見当たらない。
痛み止めの点滴と酸素マスクのみが加賀の体についていただけだったのだ。筋弛緩薬を使用された様子も無かった。疑惑を拭えず、さらに加賀の遺体を調べようと東城医大から島津(安田顕)を呼ぶ白鳥。しかし、安らかな最期を看取った田口は、そんな白鳥について行けず2人は衝突する。
承:葵からの知らせ
加賀の病理解剖を行おうとする巌雄の携帯電話に、華緒(相築あきこ)からの着信があった。電話をかけてきたのは葵(山﨑賢人)で、発作を起こした葵が華緒に重傷を負わせたという。
巌雄は慌ててタクシーで碧翠院を出て行った。その様子を田口と白鳥が目撃する。巌雄は、頭部外傷で出血が酷く、輸血をオーダする。巌雄、小百合、すみれ(栗山千明)は、密かに碧翠院に戻った華緒を懸命に処置する。
病理解剖までに時間稼ぎができた白鳥は、島津にmobile CTを運ばせ、加賀のAI(オートプシー・イメージング;死後CT)を撮影する。
転:葵の告白
居なくなった葵を田口は探す。葵は、螺鈿の部屋のモニタールームにいた。華緒に何があったのかを訊く田口に、「分からない。でも、僕のせい」と話す。
「何か力になれるかもしれない。…話を聞かせて欲しい」という田口に、「死なせて欲しい。お父さんにも言ったのに…」と、事故直後のことを話す。救急搬送され意識を亡くす直前、「僕、人を殺した」と告白していたのだった。
「死ねばよかったなどと言わないで。発作も外科的治療で治るかもしれない。専門家に診てもらおう」と言う。そこにアルバイトの医学生・天馬が現れる。急にいなくなった葵を咎める天馬に、葵は発作を起こしてしまい、暴れる。田口は腕を負傷する。
結:事件の真相
華緒は意識を取り戻した。白鳥は、華緒にも話を聞きたい、と言う。田口と白鳥は、華緒と葵に会いに行く。葵に「助けて。碧翠院は一度入ったら二度と出られない病院です」という手紙を送った意図を訊く。さらに、立花の死後CTを撮った理由についても訊く。
すみれたちの「CTを見ることだけは許可していた」という発言に、白鳥は「新しいCTを見たいがために、搬送されてきた遺体のCTを撮影したり、立花を殺害してCTを撮っていたんだ。また、姿を見られ、まずいと思ったため、放射線技師・戸山を殺害したんだ」と語る。
葵を警察に引き渡す、という白鳥に、華緒は「違うの私が殺したの」と自白する。白鳥は「やっぱりそうですか」と納得する。「葵に怯えていた戸山が、葵と一緒にお茶を飲むなんてことはあり得ない。…警察に言うという戸山を睡眠薬で眠らせ、車いすに乗せて入江に向かった。そこで彼を海に流した」と真相を明かす。
立花も、葵の姿を見て近寄った。発作を起こして揉み合いとなり、止めるために花瓶で頭部を殴打したのだった。
AIを推奨するニュースで、白鳥のことを知った葵は、助けを求めて手紙を送ったのだ。立花医師の遺体をバラバラにして送りつけたのも、この状況を終わらせるために行ったのだった。
田口は、「巌雄先生が葵を死亡したことにするという決断は、すべきではなかった」と指摘する。そのことが招いてしまった悲劇だったのだ。葵は、「僕のせいで…ごめんなさい」と華緒と巌雄に謝る。
状況が変わり、"螺鈿の部屋での処置"が行えないということをすみれは患者に伝える。「今晩であればできるのですが」と伝え、安楽死を行うかどうか、と希望を訊く。患者は、螺鈿の部屋に行くことを希望した。
島津の死亡CTを診て、白鳥は"螺鈿の部屋での処置"の正体に気がつく。そして、新たな患者が螺鈿の部屋に運ばれたことを知り、急行した。
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