医龍4 KARTE #10 あらすじ・ネタバレ
2014.03.13 (Thu)
簡単に説明すると…
1) 野口賢雄(岸部一徳)は、朝田龍太郎(坂口憲二)を桜井修三(平幹二朗)の手術をさせる代わりに、L & P病院へ移動させる。そして、反発する岡村征(高橋克典)を辞任させる。
2) 野口は、チームドラゴンをインドに派遣し、世界最高水準の医療を提供させる病院を作ることをマスコミに発表する。反発する朝田たちだったが、桜井の手術のため、同意するしかなかった。
3) 桜井は急変患者の蘇生を行った後、胸部大動脈瘤と脳底動脈瘤の破裂を起こしてしまう。
朝田龍太郎(坂口憲二)をL & P病院へ呼ぶのは桜井修三(平幹二朗)の復帰後にするという岡村征(高橋克典)の判断に不満を募らせた野口賢雄(岸部一徳)は、自ら桜井総合病院へ出向き、「朝田が病院を移らなければオペはやらせない」と告げる。アメリカの脳外科医マイク・ボールドウィン(Don J)は、医療特区であるL & P病院でなければ執刀ができない。朝田は、L & P病院へ移らねばならなかった。
桜井総合病院へ、30年前に桜井が心臓に人工弁を埋め込むオペをした佐久間邦夫がやってきた。僧帽弁の人工弁の機能不全で、心不全状態にあり、呼吸苦が出現していた。高齢を理由に人工弁交換のオペを断ろうとした佐久間に、桜井は自分も心臓と脳のオペを受けることを話す。
自分を待つ患者のため、そして助けようとしてくれる医師たちのためにオペを受けるという桜井の言葉に、佐久間はオペを決断する。それを聞いていた朝田も、L & P病院へ移ることを決め、桜井に佐久間はL & P病院で受け入れると話す。桜井病院へも医師の派遣を行ってもらい、存続させることを朝田は考えていた。
岡村が野口のもとへやってきた。強引な朝田の引き抜き方法を非難する岡村に、野口は「理事長から通達が行くだろう。追放だ」と告げる。
朝田がL & P病院へ出勤してきた。顧問室を訪れた朝田は桜井総合病院との協力関係を続ける約束を確認すると、野口からL & P病院のバッジのついた白衣を受け取る。
後日、桜井が佐久間を連れてL & P病院へやってきた。桜井は佐久間を伊集院登(小池徹平)に託すと、顧問室へ向かう。46年ぶりの対面を果たす野口と桜井。桜井は野口に「L & P病院を学生時代に思い描いていた理想の病院にして欲しい」と言葉をかける。野口は、「理想の病院は、時代によって変わる。私は、この時代にあった理想の病院を作る」と語るのだった。
野口は鬼頭笙子(夏木マリ)に、桜井のオペ1週間前のタイミングで、チームドラゴンのインド派遣を大々的に発表する予定だと告げる。「岡村ならそうはしない」と言う鬼頭に、野口は「僕は岡村じゃないからね」と、あくまで発表することを主張した。そして、鬼頭にチームドラゴンを率いることを約束するのだった。
佐久間の人工僧帽弁の置換を検討する朝田たちは、癒着が強いことを予想していた。剥離に時間が掛かり、その分、手術時間が長引くと高齢者の体に負担が掛かってしまう。剥離の時間を最小限にすることが必要とされた。
僧帽弁再置換術が開始される。朝田は、伊集院に左大腿動脈にシースを入れることを指示する一方、自ら開胸を淡々と進めていく。胸骨を切開・離解させたところ、癒着がほとんどないことを発見した。桜井の手術が完璧であったことを示していた。人工弁の摘出、再縫着が行われ、手術は無事に終了した。
脳外科医マイク・ボールドウィンは、手術を行うことを確約した。模擬患者人形を使用し、リハーサルを繰り返すチームドラゴン。桜井の手術予定日が近づいていた。
3月20日、佐久間は退院した。桜井も1週間後、手術予定となっていた。20日当日、多くのマスコミ関係者がL & P病院に集まっていた。そこで野口は、インドに「デリー・シャンティ・ホスピタル」なる病院を作り、それを足がかりとした国際医療チェーン、医療の産業化を目指していくことを発表した。そして、統括者に鬼頭を指名し、チームドラゴンが実際の医療を担っていく、と明かすのだった。
朝田たちは「知らされていない」と野口に反発する。野口は、「日本の医療は素晴らしい。だれでも平等に医療を受けられる。しかし、医療費はもうパンク寸前だ。外貨を稼いで、還元するしかない」と主張する。世界にL & P病院のような病院が数多くあれば、桜井医師のような患者を救える、と朝田を説得する。そして、朝田に「力を貸して欲しい」と依頼するのだった。
佐久間が桜井を訪ねた。その道中、佐久間は自転車に乗った小学生を避けようとして転び、胸部を強打した。桜井と話をしていた最中、転倒の衝撃で心タンポナーデ、心肺停止状態となってしまった。心臓マッサージを行い、桜井は佐久間を蘇生した。その無理が祟ったためか、桜井医師は急変してしまう。胸部大動脈瘤、脳底動脈瘤が破裂してしまうのだった。
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1) 野口賢雄(岸部一徳)は、朝田龍太郎(坂口憲二)を桜井修三(平幹二朗)の手術をさせる代わりに、L & P病院へ移動させる。そして、反発する岡村征(高橋克典)を辞任させる。
2) 野口は、チームドラゴンをインドに派遣し、世界最高水準の医療を提供させる病院を作ることをマスコミに発表する。反発する朝田たちだったが、桜井の手術のため、同意するしかなかった。
3) 桜井は急変患者の蘇生を行った後、胸部大動脈瘤と脳底動脈瘤の破裂を起こしてしまう。
起:朝田の決意
朝田龍太郎(坂口憲二)をL & P病院へ呼ぶのは桜井修三(平幹二朗)の復帰後にするという岡村征(高橋克典)の判断に不満を募らせた野口賢雄(岸部一徳)は、自ら桜井総合病院へ出向き、「朝田が病院を移らなければオペはやらせない」と告げる。アメリカの脳外科医マイク・ボールドウィン(Don J)は、医療特区であるL & P病院でなければ執刀ができない。朝田は、L & P病院へ移らねばならなかった。
桜井総合病院へ、30年前に桜井が心臓に人工弁を埋め込むオペをした佐久間邦夫がやってきた。僧帽弁の人工弁の機能不全で、心不全状態にあり、呼吸苦が出現していた。高齢を理由に人工弁交換のオペを断ろうとした佐久間に、桜井は自分も心臓と脳のオペを受けることを話す。
自分を待つ患者のため、そして助けようとしてくれる医師たちのためにオペを受けるという桜井の言葉に、佐久間はオペを決断する。それを聞いていた朝田も、L & P病院へ移ることを決め、桜井に佐久間はL & P病院で受け入れると話す。桜井病院へも医師の派遣を行ってもらい、存続させることを朝田は考えていた。
承:理想の病院作り
岡村が野口のもとへやってきた。強引な朝田の引き抜き方法を非難する岡村に、野口は「理事長から通達が行くだろう。追放だ」と告げる。
朝田がL & P病院へ出勤してきた。顧問室を訪れた朝田は桜井総合病院との協力関係を続ける約束を確認すると、野口からL & P病院のバッジのついた白衣を受け取る。
後日、桜井が佐久間を連れてL & P病院へやってきた。桜井は佐久間を伊集院登(小池徹平)に託すと、顧問室へ向かう。46年ぶりの対面を果たす野口と桜井。桜井は野口に「L & P病院を学生時代に思い描いていた理想の病院にして欲しい」と言葉をかける。野口は、「理想の病院は、時代によって変わる。私は、この時代にあった理想の病院を作る」と語るのだった。
野口は鬼頭笙子(夏木マリ)に、桜井のオペ1週間前のタイミングで、チームドラゴンのインド派遣を大々的に発表する予定だと告げる。「岡村ならそうはしない」と言う鬼頭に、野口は「僕は岡村じゃないからね」と、あくまで発表することを主張した。そして、鬼頭にチームドラゴンを率いることを約束するのだった。
転:僧帽弁再置換術
佐久間の人工僧帽弁の置換を検討する朝田たちは、癒着が強いことを予想していた。剥離に時間が掛かり、その分、手術時間が長引くと高齢者の体に負担が掛かってしまう。剥離の時間を最小限にすることが必要とされた。
僧帽弁再置換術が開始される。朝田は、伊集院に左大腿動脈にシースを入れることを指示する一方、自ら開胸を淡々と進めていく。胸骨を切開・離解させたところ、癒着がほとんどないことを発見した。桜井の手術が完璧であったことを示していた。人工弁の摘出、再縫着が行われ、手術は無事に終了した。
結:桜井の急変
脳外科医マイク・ボールドウィンは、手術を行うことを確約した。模擬患者人形を使用し、リハーサルを繰り返すチームドラゴン。桜井の手術予定日が近づいていた。
3月20日、佐久間は退院した。桜井も1週間後、手術予定となっていた。20日当日、多くのマスコミ関係者がL & P病院に集まっていた。そこで野口は、インドに「デリー・シャンティ・ホスピタル」なる病院を作り、それを足がかりとした国際医療チェーン、医療の産業化を目指していくことを発表した。そして、統括者に鬼頭を指名し、チームドラゴンが実際の医療を担っていく、と明かすのだった。
朝田たちは「知らされていない」と野口に反発する。野口は、「日本の医療は素晴らしい。だれでも平等に医療を受けられる。しかし、医療費はもうパンク寸前だ。外貨を稼いで、還元するしかない」と主張する。世界にL & P病院のような病院が数多くあれば、桜井医師のような患者を救える、と朝田を説得する。そして、朝田に「力を貸して欲しい」と依頼するのだった。
佐久間が桜井を訪ねた。その道中、佐久間は自転車に乗った小学生を避けようとして転び、胸部を強打した。桜井と話をしていた最中、転倒の衝撃で心タンポナーデ、心肺停止状態となってしまった。心臓マッサージを行い、桜井は佐久間を蘇生した。その無理が祟ったためか、桜井医師は急変してしまう。胸部大動脈瘤、脳底動脈瘤が破裂してしまうのだった。
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